イタリアの大衆食堂みつけた! [ごはん綴り EUROPE]

イタリアの大衆食堂みつけた! *さとうえり奈*
ベニスに滞在して3日目の朝。
相方と観光客がぜんぜんいない街へ行こうということに決めました。
電車で30分ほど、“Treviso”という小さな街。

静けさに満ちたTrevisoの街並み
ちょうどお昼ごはんの時間だねーと話していると、
スーツ姿のビジネスマンのおじさんが3人、ふらりと通り過ぎました。
このおじさんたちはきっとお昼ごはんを食べに行くに違いない。
きっと地元の人が行くふだんぎの食堂だ!
ついていっちゃえ~。
と相方と探偵のようについていくと、
おじさんたちは壁の中へ吸い込まれていきました。
えっ!?と思って行ってみると、壁に小さなドアがひとつ。

みた瞬間、一体なんだろう?と思いました。飲食店にはみえない入り口
中は地元の人たちでにぎわう食堂でした。
テーブルにつくと、エプロン姿のおばちゃんが登場。
「Menu please」と尋ねると、
ナイナイという感じで首を振りながら、イタリア語でぺらぺらと話します。
かろうじて「ラビオリ、ニョッキ・・・」と聞き取れました。
「じゃあラビオリとニョッキ」とオーダー。
すると「ボロネーゼ、ポモドーロ、フンギ・・・」という感じのことを言っているようです。
なんとかニョッキのボロネーゼとラビオリのフンギソースをオーダー。
しばらくして、
どんっ!とおばちゃんが料理を目の前に置きました。
その瞬間、ここは立ち食いそば屋だ!という錯覚を覚えました。
さっとゆでたニョッキとラビオリをどんぶりに盛り付け、
ソースをばばっとかける感じ・・・似てる!
これまでイタリアンというと洒落た料理というイメージでしたが、
その勝手な印象が見事にくつがえされました。
テーブルに置かれた七味・・ではなく、パルメザンチーズをふりかけて食べます。
手前がラビオリのフンギソース。奥がニョッキのボロネーゼ。どちらも山盛りのパンつき。フンギはキノコのことでラビオリの中にはチーズが入っています。
ニョッキの上にかかったボロネーゼソースの勢いから、台所風景が浮かびます。
地元の人は入れ代わり立ち代り、
さっさとかき揚げそば・・ではなくニョッキをほおばり、
お銚子のようなデキャンタのワインをくいっとあけて帰っていきます。
「どうだい?」という顔をしておばちゃんが来たので、
「モルトボーノ!」と笑顔であいさつ。
日本もイタリアも、安くて手軽に手に入るおいしい食材が、大衆のお昼ごはんになるんだ・・!
そんなあたりまえのことに気づき、イタリアンをより身近に感じたお昼ごはんでした。
「旅のごはん綴りノート」より
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イタリアのローカルワインはペットボトルで [ごはん綴り EUROPE]

イタリアのローカルワインはペットボトルで
*さとうえり奈*
水の都ベニス-そこは世界中から観光客が押し寄せる観光の街。
イタリア人の友人が彼女の父親に
「ベニスに行ったら、何でも物が高いから気をつけろ。
必ず値段を確かめてから買うんだぞ」と忠告されるほど、
街のあらゆるものが観光客価格に設定されています。
しかし!
どんな街にも地元の人は日常生活をしていて、
その人たちのためのお店が必ずあるのです。
今回は、そんなベニスで見つけたローカルワインのお店を紹介します。

まさに水の都。運河には“やおや船”や“お巡りさん船”などいろんな船が行き交っていて、ベニスの人々の日常を感じさせます。
そのお店は通りに面していますが、間口が狭くて、
看板も何もありませんでした。
しかしそこから地元っぽい人たちが出入りをしたり、
店の主人とおしゃべりしているところを見かけました。
さっそく中に入ってみると、
小さなお店に巨大なワイン樽がずらっと並んでいます。
真ん中にはご主人。
「ボンジョルノ。ヴィーノ(←たしかワインのこと)プリーズ。グラッチェ」
ととりあえず言ってみます。
ご主人はイタリア語で何か話しながら、
私の持っているミネラルウォーターのペットボトルを指さします。
「えっ!?これに入れるの??」
とジェスチャーすると、「そうだ」とうなずくご主人。
あわててごくごく~っと水を飲み干して
入れてもらいました。

ペットボトルになみなみとワインを注いでくれます。
白のシャルドネ、500mlのペットボトルで1ユーロ(130円ぐらい)。
宿屋に戻ってさっそくゴクリ。
はじけるブドウの香り、フレッシュでおいしい!!
ラベルも名前もないイタリアのローカルワインは、
イタリアの太陽の味がしました。
それから3日間、毎日通ったローカルワインのお店。いつも地元の人たちで繁盛していました。
イタリア人の毎日の暮らしにワインが根付いているんだな~としみじみ感じました。
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電車でサンドイッチランチ~ベルギーからオランダへの旅 [ごはん綴り EUROPE]

電車でサンドイッチランチ~ベルギーからオランダへの旅
*さとうえり奈
ベルギーからオランダへ電車に揺られて旅していたとき、
とても印象的だった親子連れの話。
となりの座席に座った、お母さんと女の子と男の子の3人の親子連れ。
ちょうどお昼ごろで、「お腹が空いたな~」とぼんやりしていると、
となりの親子連れは、なにやらカバンをがさごそ。
大きなハンカチを取り出して、広げていました。
「お弁当でも食べるのかな?」と思ってみてみると、
お母さんが抱えていたスーパーの袋から大きなパンを取り出し、
それをナイフで器用に薄くスライスして、チーズを削って挟んでサンドイッチを作っては、子どもたちにあげていました。
子どもたちは、お母さんがサンドイッチを渡すと、きゃっきゃと喜んでかじりついています。
二人の子どもに渡してから、お母さんもサンドイッチをほおばっていると、
先に食べ終えた男の子が手を出します。
お母さんはスーパーの袋から、またパンを取り出して切り分けて、チーズを削ってサンドイッチを作り、その子に渡します。

なんて楽しそうなランチ風景なんだろう。
スーパーで買ってきた、そのままの大きなパンの塊とチーズの塊も、
家から持ってきたナイフがあれば、
お母さんは、あっという間にそれをサンドイッチにしてしまえるのです。
家でお弁当作りをしなくても、その場で作れてしまうサンドイッチ。
目を輝かせてサンドイッチができあがるのを待つ子どもたちの姿も、とってもかわいらしかったです。
翌日、ロッテルダムの市場でパンとチーズの塊を見つけた私たちは、
きのうの親子を真似て、電車の中でチーズを削ってランチをしてみました。
思ったよりも、パンもチーズも量が多くてかなり満腹になってしまいました。。。
それからは旅の間、常にチーズとチーズ削りをカバンに忍ばせておいて、お腹が空いたら削って食べるようになりました。
イギリスでの最初の食事 [ごはん綴り EUROPE]

イギリスでの最初の食事 *さとうえり奈
イギリスでのはじめての食事は、とても思い出深いものでした。
ホストファミリーの家での最初の食事は、
「少しだけお腹が空いています」という私たちのために用意してくれた
イギリス流軽食料理でした。
ところが私たちは、その料理をどうやって食べるのかがまったくわからなかったのです!
テーブルに並んだのは、
ゆでたショートパスタ。
オリーブ漬け。
オレンジ色とクリーム色のチーズの塊とチーズ削り。
ちぎったレタスとキュウリのサラダがボールいっぱい。
クラッカー(クラコット、ライスクラッカーなど)。
豆。
大きなガラスのビンに、ちょっぴり入ったドレッシング。

それは日本でもよく見かける食材と料理でした。
例えばドリアンのように珍しい食材というわけでないのに、
でも私はどれをどうやって食べていいのか、戸惑ってしまったのです。
なぜ戸惑ったのかというと、
日本では同じ食材を違う方法で食べていたからでした。
日本ではたいてい、
ショートパスタは、クリームソースとかミートソースなんかがからめてあるし、
チーズはパンの上にのせて焼いてあったりするし、
オリーブは薄く切ってピザなんかにのってるものだと思い込んでいました。
思いきって「どうやって食べるのですか?」と聞いてみると、
ホストファーザーが、「こうやるんだよ」といって、
チーズ削りでチーズの削り方を教えてくれました。
いや、そうではなく・・
とりあえず、皿に少しずつそれぞれを盛り付けてみます。
味のしないショートパスタ。
すっぱいオリーブ漬け。
濃厚なチーズ。う~んん???
戸惑いながらも、食べてみたのです。
そしてイギリスで数ヶ月滞在してみてあることに気づいたのです。
イギリスでは、皿の上でみ~んな混ぜて食べるので、
日本のように、一品ずつ完成された料理でなくていいってこと。
サラダもパスタも、ドレッシングやオリーブの酸味とチーズのコクで味わうのです。
あとドレッシングも、オリーブオイルとレモンとビネガーで簡単に作れるので、
ガラスビンに少ししか入ってなくてもいいのです。
「イギリスは料理がまずい」とよくいわれていますが、
料理そのものだけに目を向けるのではなく、
その食べ方や感覚で食事を捉えてみると、
イギリスの料理はおいしいんだ!ってことに気づきました。
そして日本に帰ってきてからも、食のバリエーションがずいぶんと広がったのです。
魅惑のグレービーソース [ごはん綴り EUROPE]

魅惑のグレービーソース *さとうえり奈*
英国料理の代表格といえば“ロースト料理”です。
日曜のディナーに、クリスマスのごちそうに、お客さんが来たときに、
イギリスの家庭では、腕をふるってロースト料理を作ります。
イギリスのスーパーには、クリスマスではなくても、いつも丸ごとのチキンが売られています。
ある日、キッチンでローストチキンを焼いているホストマザーが、
私にこう尋ねました。
「グレービーソースは、thin(薄味)とthick(濃い味) のどっちがいい?」
私はしばし考えてから、
「thick(濃い味)がいいです。」と答えました。
グレービーソースとは、ロースト料理には欠かせないソースです。
焼きあがったチキンと香味野菜を取り出し、天板に残った肉汁に野菜のゆで汁を加えて、
スプーンで天板にこびりついた旨みをこそげ落として作ります。
通常はこれでできあがりなのですが、
thick(濃い味)の場合は、さらに市販のグレービーパウダーを少々加えるようです。
一瞬インスタントコーヒーのように見えますが、これがグレービーパウダーです。料理のコクだしに使われます。
さて、お楽しみのディナータイムです。
初めてのグレービーソースのお味はどうかとわくわくしてなめてみると、
なんともぼやけた感じでした。
ソースといっても、水のようにさらさらしていて、とろみがないし。
日本でソースといえば、ホワイトソースもトマトソースも、
もっとしっかりした味付けのものなのに、
これでthick(濃い味)なの~??
ホストファミリーの様子を見てみると、
まずはグレービーソースをスプーンで3回ぐらいすくって、
ローストチキンにかけています。
私も真似して、チキンにかけてほおばってみると、
・・・うまい!!!
オーブンでふっくら焼けたチキンのおいしさをじゃませずに、
ソースが適度なしっとり感を補ってくれています。
さらにホストファミリーは、
ナイフとフォークで細かくくずしたローストポテトに、
グレービーソースをかけ、それをよく混ぜて食べています。
私も真似してまぜまぜ・・
これまたなんだかおいしい!!!

焼きたてのローストチキンです。この天板においしさがこびりついているのです。
グレービーソースの味は、
チキンと香味野菜とハーブとバターが混ざっただけのもの。
でも、それこそがロースト料理のおいしさだということに気づいたのです。
私が思い込んでいた“おいしいソース”の概念が、
ばーっと広がった瞬間でした。
イギリスの人のソースとは、素材そのもののおいしさを引き出すためのものだったんですね。
とてもシンプルな食材の味わい方に感動した私は、
帰国してからも、ロースト料理&グレービーソースがしばしば食卓にのぼるようになりました。
現地での生活で体感できる食に対する感覚や姿勢の違い。
イギリスでの滞在生活のおかげで、ずいぶんと食に対する感性が広がりました。
クリスマスのローストターキー。付け合わせもかなり豪華です。
普段はローストポテトやニンジン、カリフラワーなどの温野菜を添えて食べていました。
しあわせチーズトースト~クロックムッシュとウェルシュラビット [ごはん綴り EUROPE]

しあわせチーズトースト~クロックムッシュとウェルシュラビット
*さとうえり奈*
私はチーズトーストが大好き。
こんがりトーストにとろけるチーズの組み合わせって最高ですよね。
今回は寒くなる季節にぴったりのチーズトーストのお話。
フランス、パリの街角で朝食をとろうとカフェバーに入りました。
メニューを見ると、“クロックムッシュ”とあります。
クロックムッシュは、日本のパン屋さんで食べたことがありました。薄切りハムをたっぷりはさんだチーズトーストのことです。
しかしムッシュのとなりに“クロックマダム”という文字が。
これは一体どんなものだろうと、私がムッシュ、相方がマダムと、それぞれ注文することにしました。 

(左)カフェのメニューを見てみると、クロックムッシュ、マダム以外にPaysan(農夫)、Italien(イタリア風)というのもあるようです。気になりますね~
(右)パリの街角のカフェ。“街角”という言葉がまさにぴったりで、パリの街には、建物の角の部分にカフェやバーがありました。
出てきたクロックムッシュは、ふつふつとチーズの焼き色がついた黄金色のチーズトースト。
ほんわりとただようチーズの甘い香りが食欲をそそります。
そして、相方の“クロックマダム”の方は、チーズトーストの上に目玉焼きがのっていました。
とろとろの半熟目玉焼きがとてもおいしそうです。
相方が目玉焼きを半分こしてくれたので、私の“ムッシュ”も“マダム”に早変わり!
手前がクロックマダム、奥がムッシュです。チーズが贅沢にたっぷりのっています。
イギリスの北部にあるヨークという街では、こんなことがありました。
ひと休みしようと入ったパブのメニューに、 “Welsh Rabbit”という文字を見つけたのです。
ウェールズ風ウサギ料理・・?初ウサギ!食べてみたい~とオーダー。
ワクワクしていると登場したのは、一見ごく普通のチーズトーストでした。
あれれ?この中にウサギが入っているのかな~?と不思議に思いつつ、食べてみても、それらしいものはありません。
マスタードが効いたとってもおいしいチーズトーストでした。
同じチーズトーストでも、フランスでは“クロックムッシュ”、
イギリスでは“ウェルシュラビット”と呼ばれているのが不思議ですね。
なんでそう呼ばれるようになったのかという語源とは関係なく、
日常の中であたりまえになっているところがいいな~と思いました。
チップスに何をかける? オランダとイギリスの食卓から [ごはん綴り EUROPE]

チップスに何をかける? オランダとイギリスの食卓から
*さとうえり奈*
オランダの街を歩いていると、屋台をちょくちょくみかけます。
売られているのは、前回ご紹介したコロッケ、そしてチップスです。
チップスとは、ポテトチップスではなくフライドポテトのこと。
イギリス英語では、ポテトチップスをクリスプス“crisps”、フライドポテトのことをチップス“chips”というそうです。
イギリスではフィッシュ&チップスのお店がどこの街にもあって、チップスは手軽なランチにもなりました。
オランダにもあるんだ~と思って、
一つ頼んでみると、紙の容器にどっさりとチップスを盛ってくれました。
そこまではイギリスと同じです。
しかしモルトビネガーはありません。
イギリスのチップス店では、塩、こしょう、モルトビネガーが置かれていて、客は自由にそれらの調味料をたっぷりかけて食べるのです。
オランダの屋台では、シャンプーの容器のような大きなポンプが並んでいました。
黄色の容器はマヨネーズ、赤い容器はケチャップのようです。
そして好きなだけにゅにゅっとかけられます。

オランダの街角でよく見かけたチップスの屋台です。
カウンターにバケツ大のマヨネーズ容器があります。
スーパーにはビッグサイズのマヨネーズやケチャップが売られています。
写真から、チップス用というのがわかります。
日本でマヨネーズといえばサラダのイメージなので、オドロキました。
オランダのスーパーで売られているマヨネーズのパッケージには、チップスのイラストや写真がのっています。
なるほど~オランダではチップス=マヨネーズなんだ~
そのとき、イギリスでホームステイをしていたときのことを思い出しました。
オランダに住むイギリス人のベティおばさんが遊びに来たときのことです。
夕食の時間、その日の献立は、ソーセージ&チップスでした。
「チップスに何をかけるのか?」
その日の食卓で、イギリスに住むマーガレットと、オランダに住むベティおばさんで意見がばっさりとわかれたのです。
ベティおばさんは「チップスにはマヨネーズよ。さらにアップルソースをかけるともっとおいしいわ」と言います。
傍らでホストマザーのマーガレットは「うぇぇ~」というリアクション。
モルトビネガーか? マヨネーズ&アップルソースか?
マーガレットもベティもイギリス人ですが、
ベティは結婚を機にオランダへ行ったそうです。
あの夕食での会話は、毎日のほんのささいなところに、ベティのふだんの暮らしが見えた感じがして、食文化のおもしろさを感じたのでした。
ちなみに私にとっては、どちらも初めての味だったし、
どちらもおいしいと感じました。
オランダで見つけた コロッケの自動販売機 [ごはん綴り EUROPE]
高崎市には“オランダコロッケ”という隠れた名物があります。
俵型で、中にとろとろのチーズが入っているもの。
いくつかのお肉屋さんで出しているらしいですが、
私がよく買いに行くのは、市内にある平井精肉店。
クリーミーなじゃがいもと濃厚チーズ、下味がちゃんとついていて、
1個100円で洋食屋さんの味なのです。
このコロッケを食べると、いつも思い出すことがあります。
これがオランダコロッケ。コンソメスープのような味がしっかりとしみこんだじゃがいも、糸を引くチーズ。。最高です。コロッケ50円もおすすめ。こちらはしっかり和風味。下の写真は、平井精肉店の看板です。三世代で通う地元のお肉やさん。
オランダのとある駅でのこと。
キヨスクのような売店の隣に自動販売機のようなものがありました。
小さなガラスケースがたくさん並んでいて、
よく見ると中には一つずつコロッケが丁寧に並んでいます。
それはまるでジュエリーボックスのように。
えぇ!?とびっくりしていると、
おじさんがお金を入れて小さなドアを開け、
中のコロッケを取り出して食べ始めました。
なんとも、おいしそう・・。
そしてそのおじさんはコロッケを食べ終えると、
またお金を入れて、コロッケをもう一つ食べ始めるではないですか・・!
コレは食べたい、食べてみたい。
おじさんが去った後に、お金をガチャンと入れてみます。
いろんな種類がある中から、一つ選んでドアを開けます。
紙ナプキンの上に、ちょこんと置かれたコロッケ。
「選んでくれてありがとう。」と言っているかのよう。
触るとあつあつです。
ほおばると、やっぱりあつあつです。
このコロッケ自動販売機、保温機能がばっちりで、しかも衣さくさくの状態をキープしています。さすがオランダ、コロッケの本場です。

これが、オランダの駅でみつけたコロッケの自動販売機。
お金を入れて、お好きなコロッケの扉を開きます。
ちなみにオランダではコロッケを“クロケット”と呼ぶそうです。
日本ではコロッケは、おかずという要素だけでなく、
“おやつ”としても親しまれていますが、
あの自動販売機のおじさんの雰囲気からすると、
オランダでも“おやつ”として食べる感じなんだな~と思い、
とても親近感を覚えました。
高崎駅にオランダ製のコロッケ自動販売機があったらいいのになぁ。と、
ひそかに望む今日この頃です。
ドイツのじゃがいもだんご [ごはん綴り EUROPE]
今回はワールドカップで盛り上がっているドイツのごはん綴りです。
ドイツといえば、やっぱりビールとソーセージ!
コンビニでもW杯オリジナルでソーセージ味のお菓子がたくさん並んでいますよね。
でも、私がドイツに行ったときに気になったのは、
このソーセージやアイスバイン(塩漬け豚料理)などドイツ料理を注文すると、
いつも一緒に皿に載っていた、
まんまるの“じゃがいもだんご”です。
最初見たときは、このまんまるの物体はなんだろう・・?
とすごく不思議に思いました。
頼んでないのについてくる、お前は一体なんなんだ?

ミュンヘンのビアホール「ホフブロウハウス」にて。手前の料理がアイスバインという骨付き豚肉の塩漬けをグリルしたものです。そこに添えられているのがじゃがいもだんご。いかにもドイツ!といういでたちのおじちゃんと一緒に踊ったりうたったりしました。
見た目はキイロっぽい小麦粉のお団子のような感じ。
食べてみると、もっちりとしてほのかにじゃがいもの甘みがあります。
皿の上のソースなどをからめて食べるとなかなかおいしいし、
なにより腹持ちが良くて、すぐ満腹になります。
私はちっともドイツ語がわからないので、
どっかのお店で英語とドイツ語が併記されたメニューを見つけたときに、
それをメモしてドイツ語を覚えました。
それによると
Kartoffelknodel=Potato dumplingsと書いてあります。
それで、これがじゃがいもだんごであると知りました。
そしてほかのお店でもメニューをよく見てみると、
確かにこのKartoffelknodelが付け合せという感じで、
いろんなメニューにちょこちょこっと書き添えられています。

ドイツのスーパーには、まるでホットケーキミックスのようにじゃがいもだんごの粉ミックスが売られていました。地元の人たちの毎日のごはんの一つなんだな~としみじみ。
ドイツといえばじゃがいもの国というイメージでしたが、
じゃがいもに小麦粉を加えてだんごにして食べているとはオドロキでした。
日本では主食のごはんをおにぎりやお餅にして食べますが、
そんな感じでしょうか??
テレビでドイツの映像が流れるたびに、
名物料理のような主張もなく、
さりげなくいつも添えられていたじゃがいもだんごが
懐かしく思い出されるのです。
生イワシサンドウィッチ!? オランダの市場グルメ [ごはん綴り EUROPE]

生イワシサンドウィッチ!? オランダの市場グルメ *さとうえり奈*
そろそろチューリップの季節ですね。
チューリップといえばオランダ!
というわけで今回は、オランダの市場で見つけた
ちょっと変わった食べ物をご紹介します。

Rotteldamの市場では50本ずつの束で700円ぐらいでチューリップが売られています
トラム(チンチン電車)に乗って、Rotteldamの土曜市へでかけた時のこと。
小腹が空いたので市場でお昼ごはんを物色していると、
とある魚屋の前に、
びかびかに光った新鮮そのもののイワシが並んでいるのを発見しました。
そのイワシの前に、皿にのった二つのロールパンサンドイッチ。
よくみれば、そのサンドイッチには生のイワシがのってる!?…
えー!と思いつつも、
「ディスワン、ワンプリーズ、ダンキュー」と注文。
ちなみにオランダでは、サンキューをダンキューといいます。
ダンキューしかオランダ語でないけれど、
身振り手振りとカタコトの英語に、
その土地の言葉で「ありがとう」さえいえれば、どこにいっても伝わるもんです。
おばちゃんは、山積みのイワシの中から一匹つまみ、
見事な手さばきで3枚におろし、
ロールパンの間にぎゅぎゅぎゅっと詰めこんでしまいました!
コレが生イワシをはさんだサンドウィッチです
うまい…!食べてみるとこれがなんともおいしいの!
絶対寿司に合う~と思って食べたけど、
不思議とパンに生のイワシが合うんです。
臭み消しの生のオニオンがまたいい感じ。
生イワシサンドを食べて、すっかりオランダっこ気分でしたが、
目の前でおばちゃんが、
生イワシを頭からあむあむ食べている姿を見たときに、
オランダってすごい!とさらに興味しんしんです。


生イワシサンドウィッチ屋。生イワシをそのままオランダ流に食べることもできます
↓コメント待っています!















