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“おりがみトトロ”in New Zealand *Mak*
夕飯後,部屋に戻り机の前に座ると
机の上のノートパソコン左奥
昨日折ったと思われる,折りかけのおりがみ
たしか,「風船」を折ろうとしたけど,折り方を忘れて――
!?
まさか,そんな…,ね…
と思いながらも頭と指はフル回転――
2003年5月 ニュージーランド,オークランド
港ではこの年,ヨットの世界大会も開かれ
週末になると,一面芝生の大きな公園はラグビーorクリケット一色
街に点在する小高い丘(火山の跡)を登ってみれば羊にも出会える
そんなこの町へ半年間の交換留学生としてやってきて,半分くらいが経とうとしていた
そんな頃の出来事でした。
今回の滞在は
40カ国くらいから全部で200人くらいの学生が暮らす3食付の大学付属寮の2人部屋
部屋の反対側にはルームメイト,ブルガリアから来たミツコの机とベッド
そして,彼の机の上の棚にちょこんと置かれた紫色のおりがみチューリップ
そんな寮での"交流の場"は,もっぱら食堂,特に夕飯どき
17時半になるとみんながやってきて, カウンターに並び,食堂のおじさんおばさんと「今日はどうだった?」なんて言葉を交わしながら,肉,いも,野菜など(メニューは日替わり)を順番に皿に乗せていき(デザートは別皿),それぞれ適当な所に座る,そんな夕飯どき
食事時に常に用意されている「紙ナプキン」
みんなが食べ終わって一段落したころに,ささっと折って,
タイミングを見計らってテーブルの真ん中へ――
日替わりで,花だったり,動物だったり,箱だったり,飾りだったり
英語にだいぶ慣れたとは言え,まだまだみんなの言ってる事が3割くらいしかわからない
そんな中で,おりがみは寮での生活を支えてくれました。
夕飯後部屋に戻って,みんなの反応を振り返って,何がうけるかを考えて(必死)
日本から持ってきた折り紙の本を開いて,明日は何を折ろうと考えて(必死)
これまた日本から持ってきたたくさんの折り紙で何回か練習して(必死)
翌日の夕飯で実践
そうして着実に自分の存在をアピールして(?),コミュニケーションの輪を広げつつあったある日
掲示板に張ってあった,宮崎駿の『Spirited Away(千と千尋の神隠し)』に関する記事の切り抜きを見た台湾出身の友達が言いました
顔なし(英語では"No Face")作れる?
いや・・・
トトロ(英語でもトトロです)は?
うーん・・・
そんなこんなで,トトロが頭の片隅に入っていた頃
偶然の出会いは起きました(顔なしにも出会えてしまいました)。

違う環境に飛び込むと,いろんなものに出会うことができる
今までの環境にはなかったいろんな新しいものが自分の中に入ってくる
違う環境に飛び込むと,いろんなことを感じることができる
今までの環境に埋もれて見えにくくなっていたいろんな"新しい"ものが自分の中から出てくる
"当たり前のこと"が当たり前でなくなったときに,
人はもっとたくさんのものと出会うことができる
日本で生活をしていたら,たぶんこのおりがみトトロに出会うことはありませんでした。
少しでもたくさんのもの&人に出会って
少しでもたくさんのことを感じたい
"おりがみトトロ"には,そんなニュージーランドでの生活が詰まっています
今まで出会ったいろんなこと,今まで感じたいろんなこと
そんないろいろと一緒に,今,カナダにいます。
次回からいよいよ本題
カナダで出会ったいろんなこと,カナダで感じたいろんなこと
次回はそんないろんな出会いの土台となっている"Early Childhood Education"の紹介です☆
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「"当たり前のこと"が当たり前でなくなったときに,
人はもっとたくさんのものと出会うことができる」
異文化理解という言葉を超えた、海外留学の意義を、この文章から教えられました。
by shisso (2006-04-12 08:22)
コメント,ありがとうございます。
次回のレポートで,“ここで勉強をしていることの意味”をもう少し掘り下げて具体的に伝えることができたらと思っています。
今後ともよろしくお願いします☆
by Mak (2006-04-12 13:18)