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プロローグ ~“おりがみチューリップ”in England [保育士のタマゴが見た海外のKODOMOたち]

プロローグ ~“おりがみチューリップ”in England   *Mak*

 おりがみを折るたびに思い出す出来事があります。

 “Tomorrow is Mary’s birthday.”

 とある2月の寒い日,午後の紅茶(夕飯後だったかも?)を飲みながら聞いたその言葉
そして,その時の嬉しそうなホストファーザーの顔

 ちょうど4年前の今頃,イギリスにひと月だけの“語学留学”をしていた時のことでした。

実質初めての海外生活で,英語もままならない状態で,
とにかく飛び込んでしまえと始まったイギリスでの一ヶ月間の生活
ホストマザー,メアリーの誕生日は,そんな生活も終盤に差し掛かろうとしていた矢先の出来事でした。
 いきなり言われたので(もしくは,それまで聞き取れていなかっただけなのかもしれませんが…)
どちらにしても,その時初めて知ったので,もちろんプレゼントなんて用意していません…
カードを買いに行く時間もなさそうです(明日だし…)

 結論:そうだ,おりがみで何かを作ろう☆

 「おりがみはそのままあげても模様とか色とかきれいだからおみやげに持って行くといいよ」
出発前のそんな母親の言葉に納得し,2,3種類のおりがみはかばんの中に入っていました。

 何を作ろう…

 今,作れるもの:折鶴,恐竜,やっこさん…

 誕生日プレゼント…

 そんな時,持ってきたおりがみの裏側についていた折り図(だいたいどんなおりがみを買ってもついているあれです)に“チューリップの折り方”なるものが挟まっていました(しかも立体チューリップ)。

 これだ☆

 迷わず作り始め,苦戦しながらも10分後くらいに完成。
 でも,花だけだとちょっと物足りない…

 葉っぱ…

 緑の針金で茎!?

 針金(しかも緑の)なんて持ってない…

 緑のおりがみをハサミで…?

 それもなんかいまいち…

 (悩むこと一時間,くらい)

 折鶴の形が“葉っぱ”に似てるかも☆!

 
翌日,ハッピバースデーとしてメアリーにプレゼントした“おりがみチューリップ”は,リビングのテレビの反対側,よく目に付くちょっとした棚のようなところに飾られました。

 この“おりがみチューリップ”は,その後訪れたあちこちの国の滞在先,学校,友だちの部屋,パーティー会場などで飾られることになります。

もちろん,今,カナダでも。

 
おりがみに言葉は要りません

子どもから大人まで,できあがりを見た瞬間のみんなの笑顔

それが嬉しくて,今,おりがみを折っています

                  


名人と呼ばれる方々がたくさんいる世界で,“おりがみが得意”とはとても言えませんが,ひとつだけ誇ってもいいかなと思う作品があります。

 

次回は,そんな誇れる作品“おりがみトトロ”in New Zealand のお話です☆

 


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  • eq
    eq

コメント 2

tomika

小さい頃の私は、いろいろな形ができてくるのが楽しくて、折り紙を折っていました。
MAKさんの
「おりがみに言葉は要りません
子どもから大人まで,できあがりを見た瞬間のみんなの笑顔
それが嬉しくて,今,おりがみを折っています」
という文章、素敵ですネ。
この文章を読んで、私が子供たちに折り紙を折ってあげていたのは、「子供たちの笑顔を見たくて、折っていたのだ!!」と気がつきました。
子供たちに折り紙を折ってあげていたのは、もう20年近く前のことですが・・・。
by tomika (2006-02-28 13:32) 

toto

チューリップの“はっぱ”に感心!
by toto (2006-03-01 16:17) 

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