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ウルトラマンフェスティバル2006 [子育て]

先週の金曜日、池袋サンシャインシティで開催されているウルトラマンフェスティバル2006に行ってきた。

◇入口

まあまあの混雑…土日だったらこんなんじゃ済まないんだろうな。

◇ライブステージ

イベントの目玉。30分くらいの劇である。ステージ右のほうにいる進行役のお姉さんが、「みんな、ウルトラマンたちを応援して」と言うと、会場の子ども達が必死になって「がんばれえ!」と叫ぶのが可愛い。内弁慶なウチの子も、この時ばかりは大きな声を出していた。
ウルトラマン達を注意して見ていると、アクションが停止した時、胸や腹が大きく波打っているのが分かる。重労働なんだろうなあ。

スペシャルゲスト

8月4日は特別にウルトラマンメビウスに変身するヒビノミライ役の俳優(五十嵐隼士さん)が会場に来て、ちょっとしたトークと握手会が催された。どちらかというとお母さん達のほうが盛り上がっていたみたい。ウチの子も握手をしてもらったが、その手の握り方がとても優しかった、と妻は感激していた。

◇展示

展示には歴代ヒーローや、


著名な怪獣・宇宙人たちや、


撮影で実際に使用したものや(↑はアンヌ隊員の制服。他にカラータイマーの現物なども)、作品のシナリオなどが並べられていた。
特に今年はウルトラマン誕生40周年ということで、40年前=1966年に来日したビートルズ関連の展示などもあった。

◇働くレオ

ウルトラマンレオも誘導の手伝い。それでもちゃんと腰に手をあてて、ヒーローらしい振る舞いを心掛けているのがエライ。

会場にはこの他、広いグッズ売り場もあり、ウチの子も大満足。

因みに、このイベントの開催期間中、3日間だけ『スペシャルナイト』と題したトークショウが催される。
9月1日の第3回スペシャルナイトでは、ウルトラマンマックスのカイト&ミズキ隊員などの出演が予定されている。
行きたいけど、トークショウは子どもにはちょっと退屈だろうなあ…。


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中耳炎 [子育て]

子どもが中耳炎になった。
かれこれ1週間くらい風邪をひいていて、熱が下がるようで下がらない、夏風邪だから長引くのか、と思っていたら、「耳が痛い」と言い始めた。
調べたら「風邪の後に耳が痛いといったら中耳炎の疑い」とある。
早速、医者に連れていったら、やはり左耳が罹患していた。

水遊びが大好きな子なので、今年はプールにいっぱい連れてってあげようと思い、親も出っ張った腹を気にしながら水着を買い揃え、梅雨も明けて「さあ!」と思った矢先のことで、とても残念である。

中耳炎の薬は、飲み薬の他に、耳に注入する液体みたいなのがあって、これが痛いのだそうである。
ウチの子は、薬に関してはとにかく言うことを聞く子で、どんな苦い薬だろうが、痛い注射だろうが、頑張ってしまう。
耳の穴に液体を注入するなんて、聞いただけでも痛そうなのだが、それをじっと我慢する姿がいじらしく、辛くなってしまう。
いっそ「いやだあ!ぎゃあああ」と叫んで部屋中を逃げ回ってくれたほうが、こちらも開き直れて気が楽なのだが。

子どもの病気って、本当にイヤだ。


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ステーキ屋にて [子育て]

先週の土曜日、カンカン照りの午前中に洗車をしていたら、熱中症(のようなもの)になってしまい、午後は家でぐったりしていた。
夕方になり少し元気が出てきたと同時に、なにかパワーのつくものが食べたいと思い、近所のステーキ屋で夕食をとることにした。

その店では肉をグラム単位で注文できて、それを目の前でカットしてくれる。
子どもの嗜好と経済的事情により、ここ数年ステーキ屋など入ったことがないので、その“グラムで注文”ってのが珍しいのか普通なのか分からないのだが、とにかく驚いたのが、その肉をカットする技量の正確さ。
私が「200g」とオーダーすると、板さん(っていうのかな?)が無造作に肉の塊に包丁を入れるのだが、そのカットされた肉の重さを量ると、なんと204g!
職人技である。

ウチの子には「お子さまハンバーグセット」みたいなものを注文したが、妻が自分の“おいしいお肉”を子どもに味見させたら、普段肉をそれほど積極的に食べないウチの子が「もっと食べたい」と言ったのには驚いた。

店は土曜の夜ということもあって、とても混んでいて、席に案内されるまで30分ほど、オーダーをしてから更に30分ほど待たされたが、子どものセットだけは先に出てきたので助かった。
それにしても以前のウチの子だったら、そんなに待つことは出来なかったし、自分の食事が終わったらすぐに「もう帰ろう」と言い始めたし、そう考えると随分成長したものだと思う。
そう言えば、子どもが座る椅子も、いつの間にか子ども用でなくても大丈夫になっている。

育児で最も手の掛かる時期は、もう過ぎたのかもしれない…と、ちょっと感傷にひたったりしたが、家に帰る途中、満腹で眠くなった子どもが「抱っこ」をせがんだ。
やっぱりまだまだ手が掛かる-そう思うと、ヤレヤレという気持ちととも、妙な嬉しさを感じてしまった。


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入梅が明けた? [日常]

うっとうしい梅雨がようやく明けた。
今日の東京は、抜けるような青空…とまではいかないが、空気がさわやかである。

ところで、ウチの母は昔から梅雨のことを入梅(にゅうばい)と呼んでいる。
梅雨に入ることが入梅だと思うのだが、ウチの母は梅雨全般を入梅と呼んでいる。

「もうすぐ入梅が明けるよ」
「今年の入梅は長いねえ」

ヘンな日本語だと思うのだが、私はこれを数十年聞かされ続けた。
私は何度か、その用法の誤りを指摘したことがあったが、母は私が何を言っているのかが全く理解できない様子。
その度に私は苛立ちと諦めの入り混じったような気持ちになったが、先日調べてみたところ、なんと入梅という言葉を梅雨全般を指す意味で使う地域があるらしい。
ウチの母は間違っていなかったのだ。

日本語は奥が深いっていうか、よくわからんところがあるのだが、入梅を英語で調べてみると、the beginning of the rainy season だそうなので、やはり正確なところでは「梅雨入り」を指すのだろう。

それにしても“梅雨”という趣きのある言葉が、英語ではただの“the rainy season”になってしまうのは、なんとも味気ないものだ。
向こうには梅雨がないのだから仕方がないのだけど。

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花火見物 [子育て]

ウチのマンションから江戸川、ディズニーランド、隅田川などの花火が見える。
といっても、ウチは低層階なので、隅田川などはエレベーターで高層階に上がらないと見えない。
先日は葛飾柴又で花火があったが、これもそのエレベーター作戦で見ることができた。

花火の醍醐味は勿論間近で見ることだが、あの混雑を考える気が萎えてしまう。
昔は隅田川の花火なども早くから場所取りをして、花火のスス?みたいなものが降ってくるようなロケーションで見物をしたものだが、20代の頃でさえ、あの人混みと暑さにヘトヘトになってしまったものを、今この歳でそれをやろうという気にはなかなかなれない。

そんなわけでウチでは毎年、近所の陸橋やら土手などから見物しているのだが、やはり小さい子どもには、遠くのほうに見える花火というのは、たいした興味を引くものではないらしい。
電車が見えればそっちに気がいってしまうし、他にも気になるものがたくさん見えるらしい。
それでも今年は随分成長したと見え、綺麗な花火が上がると、歓声を上げたりしていた。
近くで“ホンモノ”を見たら、驚くだろうな…。

8/5は江戸川の花火。
ウチの部屋の中からでもよく見えるのだが、ここはいっちょう頑張って、間近でスッゴイやつを見せてあげようかな。

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ウルトラセブン [ミュージック、アート]

東京MXテレビで、今週からウルトラセブンの再放送が始まった。
昨年、同チャンネルウルトラマンの再放送が始まった時から、これをずっと待ち望んでいたのだ。

再放送なんか待ってないで、レンタルすればいいのにって?
私はレンタルってのは昔から嫌いで、「返却日までに見なければならない」ってのがプレッシャーなのだ。
じゃあ、DVD買えばって?
ウルトラマンマックスを買い揃えるだけで、私のおサイフは空っぽである。

ウチの子がウルトラシリーズに熱中し始めたのはいいが、ウルトラセブンを見てないというのは、画竜点睛を欠くというもの。
少しダークなあの雰囲気に子どもが馴染むかどうか心配だったが、それは杞憂だった。

久しぶりに見たオープニングのタイトル
私は全身トリハダ。
ウチの子を見ると、TVの前で口を開け、ほっぺたを垂らして呆然と立ちつくしている。
これはウチの子が何かに熱中している時の仕草である。

サンダーバードも、あのアドレナリンが全開するテーマ曲がなければ、サンダーバードという番組は成り立たない。
ウルトラセブンのテーマもまさにそれと同じで、シリーズ最高傑作と言われる理由の一つは、この冬木透氏の音楽にある。
このテーマ曲の他にも、ULTRA SEVEN(ワンツースリフォッってやつ)という曲やウルトラ警備隊の歌、その他挿入的に使われた管弦楽曲など、どれも素晴らしいものばかりだ。

ウルトラセブンは、確かに子ども向けに作られた番組ではあるが、決して子どもを子ども扱いしてないというか、子どもを見くびっているようなところがない。
平均視聴率30%代という化け物番組であったウルトラマンの人気は、いわゆる怪獣プロレスと呼ばれる格闘シーンの魅力に負うところが大きかった。
子どもにとって、その格闘シーンは確かに興奮のツボには違いなかったが、そうかといって子どもはその程度の感性しか持ち合わせていないわけではない。
作品におけるメッセージなど左脳で理解するような部分は、確かに子どもには十分伝わらないかもしれないが、映像が持つ不思議な雰囲気や、心の琴線に触れる音楽などは、子どもにも十分届くもので、その部分においてウルトラセブンには全く手抜きがないのだ。

ウルトラセブン以降の作品は、まさに子どもを見くびったようなものばかりであったし、一方、平成のシリーズでは、逆に子ども向け番組であることを忘れてしまったかのような、徒に物語の設定や背景、登場人物の性格などを複雑にした作品が見受けられた。
大衆を意識し過ぎてもいけないし、制作者の独りよがりでもいけない。
ウルトラセブンの凄さは、その絶妙なバランスの上に立っているところだ。

ウルトラセブンをシリーズ最高傑作とする最大の根拠は、「ノンマルトの使者」や「第四惑星の悪夢」など、異常に優れた作品の数々であろう。
これらの作品は、誉められすぎて、なんだか殿堂入りしてしまったような感じだが、決してマニアや大人だけが分かるという代物ではなく、本放送当時3~4歳で、理屈も何も分からない私が「面白い!」と思えるような要素があったのだ。
マニアも唸らせ、幼児にも訴える。
これって凄いことである。

それとウルトラセブンには、もう1つの“シリーズ最高”がある。
アンヌ隊員である。

シリーズ最高のマドンナ。
造形だけを見れば、いわゆる美人の類ではないのだが、印象度はNo1。
モロボシダンへの一途な気持、甲斐甲斐しさが可愛らしい。
ナース姿? おっぱい? もちろんそれもポイントは高い。
とにかく「アンヌ=初恋の人」という40代男性も少なくないのではないだろうか。
勿論私もその1人である。

第8回「狙われた街」(メトロン星人)では、アンヌの喪服姿が見られるので、興味のある方はどうぞ。


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4歳の誕生日 [子育て]

先日、ウチの子が4歳の誕生日を迎えた。

私は子どもの誕生日に毎年「本」をプレゼントしている。(http://blog.so-net.ne.jp/wan_wan/2005-07-12-1
本をセレクトする基準はただ一つ、「私が好きな本」ということなのだが、私は現役の作家の作品をあまり読まないので、私が読む本はほとんど文庫でしか手に入らない。
それではプレゼントとしての体裁がイマイチなので、去年までは何とか「私が好き」「装丁が綺麗」という2つの条件を満たすものをセレクトしてきたのだが、このままではいずれネタが尽きるに違いないと思い、今年から開き直って文庫をプレゼントすることにした。(「形より気持ちを贈ります」って言い訳も書き添えて)

記念すべき?開き直りの第1回は、『あすなろ物語/井上靖』。



『あすなろ物語』は、中学・高校生の“読書100選”に挙げられるような作品だが、私は今でもそういう作品が好きだ。

私は10代の頃、音楽・文学・映画などについて、分からないものも分かるフリをして、目一杯背伸びをして吸収に励んだつもりだったが、結果的に自分のアンテナが反応したものは、極めてスタンダードなものばかりだった。
大学時代、とんでもないマイノリティな世界に関心を示す輩がいて、スタンダードなものへの興味・知識しかない私はそれに圧倒された気がした。
しかし、今になって思うことは、それは感性の鋭さや豊かさとは別問題だということである。
若い頃は特異な感性への憧れみたいなものがあったが、それよりも良性・陽性・普遍性、そんなものに敏感に反応する感性のほうがより大切ではないか、最近はそんなふうに思うようになった。

ただ、どっちにしても子どもはそんな文庫をもらっても今は一つも嬉しくないので、私も「大きくなったら読んでくれ」と言って、表紙をチラと見せただけで、書棚にしまってしまった。
本のプレゼントは、あくまでも私の自己満足のためのもので、子どものためのプレゼントも毎年他に用意している。
今年は「轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXダイボウケン」である。



私は小学校5年生くらいからジャリ番を見なくなった。
この「戦隊シリーズ」というやつは、まさにそういう時期の番組なのだが、私が戦隊シリーズを見なかった理由は他にあり、それは当時、年下の従兄弟がゴレンジャーに熱中していて、青っ洟を垂らしながら「バンバラバンバンバン」なんて歌っていたものだから、それと同じレベルと思われては沽券に関わるという、そんな理由からであった。

だからずっと戦隊シリーズには偏見みたいなものを抱いていたのだが、ウチの子を観察しているうちに、戦隊シリーズのツボみたいなものは理解できた。
派手な決めのポーズ、ヒーローがたくさん登場するゴージャス感、メカの合体等、子どもが興奮する要素がバッチリ詰まっているのだ。

私も今更ヒーローのポーズなどはどうでもいいが、メカについては無条件に反応してしまうところがある。
実はこのオモチャ、子どもが「欲しい」と言った時から結構気になっていたのだが、実際遊んでみるとギミックがなんとも絶妙で、“メカ好き”の血が騒ぐ。
ウチの子は内気で優しいところがあるが、メカ好きってところはやはり男で、先日もお台場のMEGAWEBで、子どもを車の運転席に座らせたら、スイッチ、レバーの類を押したり引いたりと大喜びだった。(家の車は触らせないので)

買ってもらったオモチャ、今一番大切にしているオモチャと一緒に寝るというのがウチの子の流儀なのだが、この巨大で無骨なロボットが妙に行儀よく布団に寝転がっているのを見ると、けっこう笑える。
子どもは凄まじい寝相で、朝になるととんでもない場所に寝転がっているのに、ロボットはきちんと定位置に収まっているのを見ると、どっちがオモチャなんだか分からない。

もっとも-子どもは大人のいいオモチャである。
私の伯父はよくそう言って私と遊んでくれたが、私も今になってその言葉の意味がよく分かるようになった。
勿論、オモチャとは愛情を込めた表現だが、これほど楽しく変化に富んだオモチャは他にない。
また予想のつかないところもこのオモチャの魅力だ。

来年の誕生日、このオモチャ=わが子がどんなふうになっているか、楽しみである。


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なんでジダンがMVP? [サッカー、スポーツ]

イタリアの優勝に終わったW杯。
サッカー漬けの幸せな日々ともこれでお別れだ。

それにしてもジダン…。
キャリアの最後が一発レッドとは。

マテラッツィがよほど汚い言葉を吐いたのだろうと言う人もいるが、危険なタックルや露骨な時間稼ぎなど、ピッチ上に激昂する要素はいくらでも転がっているはずだ。
マテラッツィも吐いた言葉について問われたら、それは自分の口から出たことなのでその内容によって相応の責任を取らなければいけないが、彼に頭突きの責任を被せるのは筋違い、それとこれとは別というものである。
どんなエクスキューズを並べても、試合中に頭突きを見舞ったジダンの行為は擁護されるべきではない。
ジダンには怒るべき正当な理由があったのかもしれないが、何億もの人間が楽しむW杯決勝という舞台を台無しにする権利は彼にはない。

そもそもジダンは98年大会でも相手を踏みつけて退場になっているし、その後も彼がキレる・キレかかるシーンは何度も見ている。今回だけではないのだ。
チームのキーマンが特別厳しいマークを受けるのはよくあることだが、ジーコやバッジョが頭突きをしたなど聞いたこともない。
ジダンの普段の物腰からは想像できないが、彼は良く言えば荒々しい野性が同居している、有り体に言えばキレやすい、そんな人なのだろう。

と思っていたら、なんとそのジダンが大会MVPだそうな。
因みに、前回のMVPはカーンで、その前はロナウド。
優勝国以外の国から3年連続でMVPが選出されたとのことで、どう考えても素直な選出ではない。
今大会のジダンのプレーは、全盛期を彷彿とさせる素晴らしいものには違いなかったが、MVPの選考基準としてまず優先されるべきは、チームに優勝をもたらしたプレーではないだろうか。
W杯優勝とは、クライフもジーコもプラティニも成し遂げられなかった難事中の難事で、それには最高のリスペクトを払うというのが、W杯、サッカーというものへの真摯な姿勢ではないかと思うのだ。
その意味ではカンナバーロやブッフォンには十分な受賞資格があったと思われるのだが、その彼らを差し置いて優勝国以外の選手が選ばれるというのは、よほど際立ったプレーがあった場合で、本来は例外的なケースだ。
しかし、ジダンにしてもカーンにしても、それほどのものではないと思うし、ましてジダンは決勝で暴力行為を働いて退場になったのだから…。

MVPは記者の投票で決めるものらしいが、変わった視点でモノ申す、記者という職業をよく表した結果と言える。
カンナバーロやブッフォンが選ばれなかったのは、不正疑惑のことなども多少影響しているのであろうか?
ジダンの受賞は今大会の活躍だけでなく、選手としての総合評価が加算されたものだと思えるし、カンナバーロ達はピッチ外の問題がマイナス要因となったとするなら、W杯のMVPって、W杯とは関係ないことが評価基準になるってことで、それって一体何なんだって思う。

ジダン個人に話を戻すが、問題行為を起こすことについては、彼は常習犯というほどでもないが、少なくとも再犯であり、「つい出来心で」という言い訳はできない立場の人である。
にも関わらず、今回も彼はあまりバッシングを受けていない。
それどころかMVPである。
フランス本国では「彼に何が起きたんだ」「信じられない」というコメントが寄せられているというが、私に言わせれば、それこそ分からない。

ジダンが偉大なサッカー選手であることは確かなことだが、同時に彼は大舞台で何度も退場になっている“懲りない男”でもあるのだ。
フランス人や熱心なファンにとって、そのことは目を背けたい事実かもしれないが、マラドーナやカントナだって、彼らの“人間臭さ”をコミで評価されているわけだから、ジダンだってそういう評価が妥当だと思うのだ。

かなり皮肉な言い方をすれば、今回の退場劇は、ジダンの評価をより正当なものに近づける意味があったのかもしれない。


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W杯-いよいよ決勝 [サッカー、スポーツ]

イタリアフランス

サッカーの話題ということを前置きしないと、芸術、ファッショングルメなどの話かと思ってしまうほど、その字面の印象は華やかだ。

結局、守備が堅い2チームが勝ち上がった。
攻撃力でイタリアが勝っている印象があるが、先制点を奪ったほうが勝つのではないかと思う。

私が注目しているのはアンリ。
“クラブレベルでは最高のFW”という中途半端な褒め方をされている彼が、W杯決勝という舞台で爆発して、最高級の評価を手にすることができるか。

イタリアではトーニ。
こういう遅咲き系はついつい応援したくなってしまう。
トーニはロビーバッジョを尊敬しているという点も、私としてはグッドだ。
しかし監督がそのロビーの天敵リッピなだけに、ちょっと複雑…。

いずれにしてもあと1つ。
(3位決定戦ってのもあるが、見たことない…)
素晴らしい試合を見せて欲しい。


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中田英寿引退 [サッカー、スポーツ]

これほどセンセーショナルな引退劇は、キャンディーズ以来かもしれない。
少なくともサッカー選手では、今まで記憶にない。
ある選手は自然と潮が退くように、またある選手は完全燃焼するまで、というのが通例ではないだろうか。

私の記憶するなかではファンバステンのケースがショックで、3度目のバロンドールを受賞した翌年、選手として絶頂の最中に、長年のプレーで痛めた足首を治療、しかし回復が思わしくなく、その後2年間試合に出ることがないまま30歳(実質28歳)で引退したというものだ。

ロベルトバッジョが引退した時、私は自分がこれからサッカーを見なくなるのではないかと思ったが、今もこうして熱中している。
中田の引退には、一時代が過ぎ去った寂しさみたいなものを感じるが、私たちはこの後に生まれる新しいスターに、また声援を送るのだ。
この世代交代の営みをどれだけ繰り返したかが、即ちその国のサッカー経験値と言えるのではないだろうか。

しかし、ただ漫然と世代交代を繰り返すだけでは経験は刻まれない。
そこには常に国民を熱狂させるプレーがあり、中心となるプレーヤーがいなければならない。
オシムが「中田のような選手を手に入れることは容易ではない」と発言したらしいが、そのような選手の発掘・育成は、次期W杯に向けてというだけでなく、長期的な展望においても必要なことなのだ。


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