ローマで休日 Ⅲ (イタリア) [イタリア]
■ローマ Ⅲ
1000年以降の建造物を巡る散歩は、遺跡エリアと隣り合わせのカンピドーリオの丘から。
●カンピドーリオ広場 - Piazza del Campidogio -
名前の通りカンピドーリオの丘にあり、階段の上には左右にギリシャ神話でゼウスの双子の息子カストルとポルックスの巨像が。訪れる度に、この巨像を下から見上げるのが楽しみです。

遠くから見るとあまりわかりませんが、巨像の麓まで来るとその大きさに驚かされます。
ミケランジェロによって作られた幾何学模様の広場は1654年に完成。中央にあるマルクス・アウレリウス帝の騎馬像はレプリカで、オリジナルは美術館の中に。

● サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会 - Santa Maria in Aracoeli -
今の建物は13世紀の初めに建てられたもの。カンピドーリオ広場からヴェネチア広場へ移動する間にあります。

● ヴィットリアエヌマーレ2世記念堂 - Monumento a Vittorio Emanuele Ⅱ -
ヴェネチア広場にイタリア統一の立役者であり初代の国王の偉業を記念し1911年に完成。

最上部の16本の巨大な柱で構成された柱廊にはイタリア諸州のシンボル像、柱廊の上両端にはブロンズ製の勝利の女神が操る4頭立ての馬車が。建物の中は戦争関連の展示物があります。
● トレビの泉 - Frontana di Trevi -
この先にあるの?と思うような密集した建物を抜けた先に大きな泉があります。
起源は、町まで引いてきた20kmの水道の末端に泉を作ることが習わしだった紀元前19年。
初めのトレビの泉は樋から落ちる水を3のつ水盤で受けるものでしたが、蛮族の侵入で破壊。次の再建は1453年で、一つの水盤と背後の壁面に装飾を。その後、1762年にニコラ・サルヴィがベルニーニの残したデザインに基づいて完成させたと言われています。

古代の凱旋門に見立てた壁面は、後期バロック芸術の傑作。中央の像は海神ネプチューン。
観光客でにぎわっていると思いきや、「トレビの泉」がただの「トレビ」に。

綺麗な水色の泉だと思っていましたが、定期的なお掃除があってこそだったんですね。再訪を願って投げたコインの行方は・・・?
以前、水があるときに撮った写真はコチラ↓

お掃除もなかなか見れないと思うので面白い場面でしたが、初回であれば少しガッカリですね。
坂のUPDOWNがあるヴェネト通り。バルベリーニ宮の迫力ある柱が建ち並んでいます。

バルベリーニ宮の門は、「ローマの休日」でヘップバーン演じるアン女王が、門を駆け抜けるシーンで使われていて有名ですが、個人的には門正面より力強く建ち並ぶ通りから見た柱がお気に入りです。
● スペイン広場 - Piazza di Spagna -
フランス国王ルイ12世が16世紀初頭に建てたトリニタ・デイ・モンティ教会の前に、ルイ15世が18世紀前半に完成した137段の階段。作ったのはフランス国王なのに、かつて階段の右側にスペイン大使館があったせいかスペイン広場、スペイン階段と呼ばれるように。。。

オベリスクは1789年に巡礼者の歩く道順を示す目的でおかれたものです。
トリニタ・デイ・モンティ広場から望んたスペイン広場。

奥にはブランドショップが建ち並ぶコンドッティ通りが伸びていて、その通りにはゲーテやアンデルセン、ロッシーニ、リスト、ワーグナーなど多くの文化人や著名人に愛され、今では重要文化財になっているアンティコ・カフェグレコがあります。
● ポポロ広場 - Piazza del Popolo -
ローマの北の玄関口で、ローマ巡礼の人々の通り道となったポポロ門の内側にある広場。巡礼者はここで身元確認と納税を行い市内に入ることが許されたそう。

中央のオベリスクは、紀元前1200年頃にエジプトで造られたもので、アウグストゥス帝が持ちかえったラメセス2世時代のもの。1589年に巡礼者の道しるべとしてこの広場にチルコ・マッシモ競技場から移築。台座を入れて36.5m。
※チルコ・マッシモ: フォロロマーノの南にローマ時代最大の円形競技場がありました。馬の引く戦車競走が繰り広げられていたそうで、長さ620m、幅120mの場内は15万人が収容できたと言われています。

双子教会といわれているバロック建築のサンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会は17世紀後半に建造。
ポポロ広場からローマ市内が一望できる「ピンチョの丘」へ登れます。

ピンチョの丘から見た、ポポロ広場。遠くにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。

テルミニ界隈
ローマでの滞在はいつもテルミニ駅周辺。移動に便利で、小腹を満たすカフェも多く、駅地下のスーパーが遅くまで開いていたりと何かと使えます。

時間と体力が許す限り歩き周りたい永遠の都、ローマ。「ローマは一日にして成らず」というフレーズを身に沁みて感じとれる町です。
■ 旅の参考文献
1000年以降の建造物を巡る散歩は、遺跡エリアと隣り合わせのカンピドーリオの丘から。
●カンピドーリオ広場 - Piazza del Campidogio -
名前の通りカンピドーリオの丘にあり、階段の上には左右にギリシャ神話でゼウスの双子の息子カストルとポルックスの巨像が。訪れる度に、この巨像を下から見上げるのが楽しみです。

遠くから見るとあまりわかりませんが、巨像の麓まで来るとその大きさに驚かされます。
ミケランジェロによって作られた幾何学模様の広場は1654年に完成。中央にあるマルクス・アウレリウス帝の騎馬像はレプリカで、オリジナルは美術館の中に。

● サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会 - Santa Maria in Aracoeli -
今の建物は13世紀の初めに建てられたもの。カンピドーリオ広場からヴェネチア広場へ移動する間にあります。

● ヴィットリアエヌマーレ2世記念堂 - Monumento a Vittorio Emanuele Ⅱ -
ヴェネチア広場にイタリア統一の立役者であり初代の国王の偉業を記念し1911年に完成。

最上部の16本の巨大な柱で構成された柱廊にはイタリア諸州のシンボル像、柱廊の上両端にはブロンズ製の勝利の女神が操る4頭立ての馬車が。建物の中は戦争関連の展示物があります。
● トレビの泉 - Frontana di Trevi -
この先にあるの?と思うような密集した建物を抜けた先に大きな泉があります。
起源は、町まで引いてきた20kmの水道の末端に泉を作ることが習わしだった紀元前19年。
初めのトレビの泉は樋から落ちる水を3のつ水盤で受けるものでしたが、蛮族の侵入で破壊。次の再建は1453年で、一つの水盤と背後の壁面に装飾を。その後、1762年にニコラ・サルヴィがベルニーニの残したデザインに基づいて完成させたと言われています。

古代の凱旋門に見立てた壁面は、後期バロック芸術の傑作。中央の像は海神ネプチューン。
観光客でにぎわっていると思いきや、「トレビの泉」がただの「トレビ」に。

綺麗な水色の泉だと思っていましたが、定期的なお掃除があってこそだったんですね。再訪を願って投げたコインの行方は・・・?
以前、水があるときに撮った写真はコチラ↓

お掃除もなかなか見れないと思うので面白い場面でしたが、初回であれば少しガッカリですね。
坂のUPDOWNがあるヴェネト通り。バルベリーニ宮の迫力ある柱が建ち並んでいます。

バルベリーニ宮の門は、「ローマの休日」でヘップバーン演じるアン女王が、門を駆け抜けるシーンで使われていて有名ですが、個人的には門正面より力強く建ち並ぶ通りから見た柱がお気に入りです。
● スペイン広場 - Piazza di Spagna -
フランス国王ルイ12世が16世紀初頭に建てたトリニタ・デイ・モンティ教会の前に、ルイ15世が18世紀前半に完成した137段の階段。作ったのはフランス国王なのに、かつて階段の右側にスペイン大使館があったせいかスペイン広場、スペイン階段と呼ばれるように。。。

オベリスクは1789年に巡礼者の歩く道順を示す目的でおかれたものです。
トリニタ・デイ・モンティ広場から望んたスペイン広場。

奥にはブランドショップが建ち並ぶコンドッティ通りが伸びていて、その通りにはゲーテやアンデルセン、ロッシーニ、リスト、ワーグナーなど多くの文化人や著名人に愛され、今では重要文化財になっているアンティコ・カフェグレコがあります。
● ポポロ広場 - Piazza del Popolo -
ローマの北の玄関口で、ローマ巡礼の人々の通り道となったポポロ門の内側にある広場。巡礼者はここで身元確認と納税を行い市内に入ることが許されたそう。

中央のオベリスクは、紀元前1200年頃にエジプトで造られたもので、アウグストゥス帝が持ちかえったラメセス2世時代のもの。1589年に巡礼者の道しるべとしてこの広場にチルコ・マッシモ競技場から移築。台座を入れて36.5m。
※チルコ・マッシモ: フォロロマーノの南にローマ時代最大の円形競技場がありました。馬の引く戦車競走が繰り広げられていたそうで、長さ620m、幅120mの場内は15万人が収容できたと言われています。

双子教会といわれているバロック建築のサンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会は17世紀後半に建造。
ポポロ広場からローマ市内が一望できる「ピンチョの丘」へ登れます。

ピンチョの丘から見た、ポポロ広場。遠くにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。

テルミニ界隈
ローマでの滞在はいつもテルミニ駅周辺。移動に便利で、小腹を満たすカフェも多く、駅地下のスーパーが遅くまで開いていたりと何かと使えます。

時間と体力が許す限り歩き周りたい永遠の都、ローマ。「ローマは一日にして成らず」というフレーズを身に沁みて感じとれる町です。
■ 旅の参考文献











双子教会とは面白い!!お写真を見て、「なるほど~」と笑っちゃいました。
中に入りましたか??作られた時期が一緒だから、まさか同時に立てたとか?
実際に、ローマを堪能しようと思うと、フリータイム3日(或いは4日)くらいあると、
バチカンを含め隅々まで、のんびりじっくり見て回れるのでしょうか??
僕は、旅先では気ぜわしいよりは、一箇所滞在が好きなタイプなんですよ。
カフェに行ったりショップ冷やかしたりするのも、旅の醍醐味だとは思うのですが。
仮にローマのフリータイムが一日しかなくてですよ、
その一日にトレビの泉が掃除中だったら、やっぱり悔しいですもの。
まあ、珍しいものが見られた!と思って、あきらめるのも大人かな・・・・
期間が長ければ、フォローは出来る・・・・何日くらいが妥当でしょうか??
by 自由人 (2010-10-04 18:52)
こんばんは。
私が行った時にはスペイン広場の階段の上の教会が改修中で
カバーが掛かっていて何も見えませんでした。
古い建物ばかりなので改修は仕方がないと思いますが、
トレビの泉じゃありませんが^^、自分が行ったところがそうだと
やはり残念です。
ローマでの自由時間は半日程しかなかったので、また是非行きたいですね。
by kuwachan (2010-10-05 23:52)
ローマの良いところをギュッと濃縮したようなご紹介に
テンションが上がりました!!
カンピドーリオ広場からトレビの泉にかけては、私の今年の
イタリア旅最終日と重なり、とても嬉しくなりました(^^)
しかし私のヨタ話記事と違って、piさんは箇条書き的に
きちんと紹介されていて分かりやすいです。見習わなければ…。
私はいつもテルミニ駅近くに宿泊し、この界隈のお店活用しています♪
やっぱり便利ですよね!
by Pace (2010-10-06 22:34)
> 自由人さま
双子教会は同時期に建てられていて、見た目は名前の通りソックリに見えるのですが、向かって左側の方が敷地面積が大きかったため、設計者が円屋根を左は正円、右は楕円にして視覚の錯覚を利用し双子に見せる工夫が施されています ^-^
写真は夕方に見えますが、21時前だったので閉まってました。
ローマをのんびり、じっくりと堪能するためのフリータイムですか~^o^!
考えるだけで楽しいですね。カフェやショップ冷やかしを含めてザックリとメジャーな観光地を想定すると、
1日目: ヴァチカン巡りと、余力があればサンタンジェロ城
午前にサンピエトロ大聖堂全て、午後に美術館を周ると足が棒になることでしょう。
2日目: 美術館巡り
午前にボルゲーゼ内、午後にポポロ広場、スペイン広場、バルベリーニ広場界隈
3日目: 3~7つの丘巡り
見どころの多い丘から順に、パラティーノの丘・カピトリーノ(カンピドーリオ)の丘・チェリオの丘・クイリナーレの丘・エスクィリーノの丘・ヴィミナーレの丘・チェリオの丘です。まったり堪能を考えると、始めの3つの丘に観光箇所が集中しているため、7つの丘巡りを2日間に分けることも。
4日目: 広場巡り
ロトンダ広場・ミネルヴァ広場・ナヴォーナ広場・カンポデフィオーリ広場界隈
2日目と4日目にショップ冷やかしを入れると、充分だと思います。
あとは建築好き、美術好き、歴史好き、お買いもの好きかで周る箇所が増えたり減ったりです。よって、5~6泊だと主要箇所だけなら充実した滞在になると思います。参考になるといいですが・・・
次のコンテンツはサンピエトロ大聖堂の予定ですが、入場で30分、屋上へ登るのに1時間待ちでした(^^ゞ
by pi (2010-10-10 00:53)
> kuwachanさま
こんばんは。
トリニタ・デイ・モンティ教会ですね。私も過去に、鐘楼2つがテントに覆われていた時がありました。今回はパンテオンの入口半分もそうだったので、古いものを維持させるには仕方がないですが、想定していたものと違うと残念ですね。
半日の滞在で、コロッセオもササッっとだったんですね。ただ歩いてるだけでも楽しい町なので(私は^^;)、次回はぜひユックリ周ってみてください!
by pi (2010-10-10 01:02)
> Paceさま
いろいろなところでローマの町角ショットを見るだけで、テンションが上がりますが、同じイタリア好きのPaceさんにお褒めいただけてウレシイです☆
カンピドーリオ広場からトレビの泉あたりは、時間があれば、とりあえず立ち寄っておこうと思うエリアでありませんか?^-^
テルミニ駅は便利ですね。同じお店を利用しているような気がします^o^
by pi (2010-10-10 01:13)
nice&ご訪問ありがとうございました。
ヨーロッパは自分にとって未踏の地なので、とても興味深いです。
by Kats (2010-10-10 13:19)
> katsさま
nice&ご訪問ありがとうございます。
ヨーロッパではどんな国にご興味をもたれるのか。旅行記にアップされる時がくるのを楽しみにしています。
by pi (2010-10-12 00:09)