大橋に思う [プライベート]
今月の上旬は職場の定例業務研修会があったのだが、いつものように午前中で終了したので、午後は職場近くの県立図書館に足を運び新たな実習課題用の文献を何冊か借りた。私のこの頃の実習課題への取り組みは、完全におかしな流れができてしまい、収拾がつかなくなっている。どの文献に当たっても満足なことがなく、設計図が描けなくなっている。というのは、[実習らしい実習]になりようの無い大迷宮に入ったからだ。この話は長くなるのもあれなので、別に譲りたい。
ともかく、図書館で本を借りた後はJR明石駅から電車で2駅東の舞子駅に散歩に行った。この駅に降り立ったのは、久しぶりに明石海峡大橋をじっくり眺めたかったから。
ご存じの方がいらっしゃったらば話は早いが、舞子駅というのは、この世界一の吊り橋の付け根部分の真下に位置する駅なである。だから本土側の付け根の辺りのケーソンという土台の破格の大きさはもとより、橋全体の聳え立つ姿には何年経っても圧倒される。それは実際に現地に来て見ていただかなければ実感できないことで、この橋に比べれば、台場のレインボーブリッジなんて目じゃないと思ってしまう。
大橋の辺りは当然に浜風も吹きすさぶものだが、私は折に触れてこの風に吹かれながら物思いに耽りたくてここに来る。その聳え立つ橋の姿と漂う海流の潮目に触れて雑多なことを考えるひと時が私の愉しみの一つだ。今は目先の実習課題のことや全国で勉学に励んでいる学友のこと、そして自分自身の進むべき道のことなどが次々に沸き起こるが、大橋を眺めているとそれらのことがすべて矮小になるのを感じるのだ。高が人工の大橋なのだが、かれこれ10年余の間、愛着を持って眺め続けたこの橋の姿は、いつもその時々に新鮮な感覚で私に向き合ってくれる。このことだけでも有り難いのだ。
悠然たり、海峡橋
君が姿に暫し平安を得る荒れる春波の内に在りて我が志は愈々徐にして茫洋たり
何れの日か是結実せらる可き哉
ともかく、図書館で本を借りた後はJR明石駅から電車で2駅東の舞子駅に散歩に行った。この駅に降り立ったのは、久しぶりに明石海峡大橋をじっくり眺めたかったから。
ご存じの方がいらっしゃったらば話は早いが、舞子駅というのは、この世界一の吊り橋の付け根部分の真下に位置する駅なである。だから本土側の付け根の辺りのケーソンという土台の破格の大きさはもとより、橋全体の聳え立つ姿には何年経っても圧倒される。それは実際に現地に来て見ていただかなければ実感できないことで、この橋に比べれば、台場のレインボーブリッジなんて目じゃないと思ってしまう。
大橋の辺りは当然に浜風も吹きすさぶものだが、私は折に触れてこの風に吹かれながら物思いに耽りたくてここに来る。その聳え立つ橋の姿と漂う海流の潮目に触れて雑多なことを考えるひと時が私の愉しみの一つだ。今は目先の実習課題のことや全国で勉学に励んでいる学友のこと、そして自分自身の進むべき道のことなどが次々に沸き起こるが、大橋を眺めているとそれらのことがすべて矮小になるのを感じるのだ。高が人工の大橋なのだが、かれこれ10年余の間、愛着を持って眺め続けたこの橋の姿は、いつもその時々に新鮮な感覚で私に向き合ってくれる。このことだけでも有り難いのだ。
悠然たり、海峡橋
君が姿に暫し平安を得る荒れる春波の内に在りて我が志は愈々徐にして茫洋たり
何れの日か是結実せらる可き哉







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