振り出しに戻る
最終章act7に手をつけないまま、また最初に戻る。
まず1幕全ての本読み。
立ち稽古を何度か重ね、動きがついて流れが活き活きとしてきた部分、
まだごつごつ感が残ったままの箇所.....
ああ、何時になったら、全体が見えてくるのか......
まだまだ果てしなく遠い道のりに感じる。
act1の立ち。
確かに、以前より場の空気が出来てきてはいる。
2幕をやってみて私の中でも冒頭のゲシュビッツの輪郭が
いくらかははっきり見えてきた。
でも、まだ居心地のいい処から、もう一つ抜けていけない。
肚が決まったジャンプで、リアリティのあるディフォルメ目標に
もっと役を自由に羽ばたかせたい。
夕食後はプロローグ、イメージ1の復習。
井手さんからより細かい直しが入る。こちらはワークショップから
かなり繰り返してきているので、みんな余裕な感じ。
午前中から「ザ・ワイド」のインタビューがあって、早朝起きだったので、
稽古が終わった時には脱力感と疲れがドッとやってきた。
少しホッとして....
流石にキャストも疲れがたまってきて欠席者も出て、今日は夕食迄で切り上げる事になる。
みんな、なんとなくホッとした表情。
明日からが大変だけど...
まず、昨日のact6の前半。
白井さん、台詞直しは勿論の事、まだセットや動きも新たなチャレンジを回を重ねるごとに試していく。
全くため息が出てしまう程の粘りだ。
でもそうして手を加え、試行錯誤して残っていく流れはよりクリアに確実に良くなっていく。
そして人物のキャラも、より明確にディフォルメされていく。
私の役のテーマは今日はっきり自覚。
それは「ドイツパン」.........真っ黒くて全粒粉のゴツゴツとした食感。
白米のウエットさに引っ張られそうな情感をことごとく排除。
誇り高く、決して他人に弱味も揺らぎも見せようとはしない。愛している相手にさえ。
日本人として一番気持ちのいい処に流されてしまわないように、自分の論理を譲らず押し通していく気概が必要だ。
「やめて」を「やめなさい」、「すっかり」を「完全に」そんな風に、台詞回しの柔らかさも切って切って、強過ぎる程の意志の力でルルに向かう気持ちを描いていかないといけない。
以前宮本亜門演出で「椿姫」を演じた時と同じ、翻訳劇の一番の落とし穴に、また行きついた。
日本人は人と論理的にコミニケーションする習慣を基本的に持っていない。
一番大切な事は言わず、そこをおもんばかろうという形に慣れているため、外国人にとってはしばしば何が言いたいのか本質が掴めなかったりする。
言い切る事を避けるため、「そうでしょ」という断定を強要する場合でも、つい語尾が上がって、同調を求めるような響きにしてしまう。
この事に先の亜門演出のダメ出しで気が付き、言葉の壁だけではなく、底に流れる文化の違いを乗り越えなければ成立しない翻訳劇の難しさに愕然とした経験があるのだ。
思えばそれ以来の翻訳劇だ。増して人一倍意志が強く内に激しさを秘めた女性。
これは難物だぞぉ〜と遅まきながら、チャレンジしがいのある役に武者震い。
難所act6
今日は稽古前に日本テレビ金曜昼の「ザ・ワイド」の打ち合わせ。
ゲストの思い出の歌と近況を20分程VTRで構成するコーナーで
オンエアは3月18日。←(PS 25日に変更になりました。3/4現在)
これからバンドリハや稽古場の模様も撮影する事になったので、
日記を覗いてくださっている皆様、どうぞお楽しみに。
日テレスタッフをロケハンのため稽古場に案内し終えた所で
白井さん登場。
まだ12時、稽古は1時から。裏方スタッフは既に仕事しているが、
俳優部はまだ。
毎日どの役者より早く、そして夜10時の稽古場退出時間ギリギリまで
打ち合わせ。本当に凄い。
昨日に引き続きact5を何度か繰り替えした後、いよいよact6。(全部でact7)
舞台は社交場で人が入り組むので、数ページづつ、読み合わせそして台詞直し、
じっくりじっくり、台詞の流れを検討しながら修正が加えられていく。
一応覚えてしまった台詞も、もう一度まっさらにして、役と言い回しのフィット感
確かめながら、新たに加えたり削ったり。
大変な根気のいる作業。
現在6時20分。食事休憩にも入らないまま、act6の大改造が続けられている。
後半へ
昨日の稽古休みは次男の高校卒業式、そしてバンドリハで濃い一日、大忙し一杯一杯で後半の台詞をやる余裕が全くなかった。
バンドの方も三月に入るとリハがほとんど出来ないので、メンバーみんな出せるだけのアイデア持ち寄り、工夫満載。楽しくボリュームのあるライブが出来そうだ。
身体は疲れていてもバンドリハは楽しい。
日曜の午前はいつも受けているヨガレッスンがある。『う〜ん台詞覚えに徹底しようか...』と悩みつつ、やはり稽古前にレッスンに行く。目にみえて効果がある訳ではないが、ヨガで心の空気抜きをしてリラックスするのは、とても大事な時間に思えるのだ。
さて、新しいイメージ作り。動作は簡単だが、イメージの数が増えてきて、混乱しそうだ。
案の定、一昨日やったの審判のイメージをやったら、忘れてる部分が....
井手さんの振り付けは説明的でないのに、伝える世界観があって、イメージシーンひとつひとつ全く違っていて本当に面白い。
まだまだ芝居で詰めなければならない処も一杯だが、転換も含め早く通してやってみたい欲求にかられる。
今30分の食事休憩が入り、これから、act5の立ちに入る。
全体が見えてくるのは、まだまだ先になりそうだ。
2005-02-25 俯瞰

今日は私の出ていないact2からの稽古だったので、少し遅めに稽古場入り。
たった1時間でも、結構気持ちに余裕が出来、家でイメージ4,act5予習。
稽古場に着くといよいよ後半も製本され、これで全部の本が揃った。
しかし、まだまだ立ち稽古しながらの直しは続きそうだ。
途中切り、ダメ出し入れながらじっくり夕食休憩まではact3。
そしてまた椅子のセッティングの位置を今迄と全く変えてact4チャレンジ。
セットの位置、空間が変わると慣れてきていた台詞がつい滞ってしまったりする。
イメージ4。このイメージだけは台詞も入っている。
映画のショットのように、一人一人が証言がアトランダムに並列される。
明日は稽古が休み。これが最後のお休み。
ここからは幕が開く迄、怒濤の日々になりそうだ。
まだ固めない
パンフ用インタビューがあったのでいつもより早く入ったが、
いつものごとくもう白井さんはいらしている。
いつも開始時間前には、もうスタッフと打ち合わせしていて、
稽古が終わった後も残っていらっしゃる。
まだ後半の本直しとかも並行して打ち合わせしておられるようで、
おそらく不眠不休。
稽古時間の1時から9時だけでも充分濃縮された時間なのに....
昨日に続きact4から。
まだまだ出入りのポジションも色々試してみる。
固めるまでにはまだ相当稽古を繰り返す事になりそうだ。
そして久々のact1。こちらもセットの位置も芝居も何回も振り出しに戻って、
色々チャレンジしてみる。
「自由演技」にもう一度立ち戻ってみると、ふと解放された瞬間にリアルな
空気感が漂う事がある。
なまものならではのフレッシュさからの手探り....面白い作業だが、
演出にとって決めていかないのは勇気と根性がいる、白井さん本当に芝居が
好きなんだなぁ〜〜敬服。
かけもち
2Hドラマ「救命救急士 牧田さおり」の撮影があり稽古場に遅れて参加。
今夜は映画「転がれたま子!」の打ち上げもあったのだが、そちらは出席を諦めて
撮影終了後、大急ぎ稽古場に向かう。
夕方道も混む時間で気がせく。あり合わせの夕食を家で準備してきて良かった。
車中メシで稽古場に飛び込むと、丁度井出さんのイメージシーン復習と
新たなシ−ンの振り付けが終わった処で、それには参加出来なかった。
まず後半の読み合わせ。また新たな原稿。それも何バージョンかあるシーンも。
読み合わせ後、どちらのバージョンをベースにするかを決めていく。
しまった!もうそろそろ後半も覚えに入らなきゃと、自分の台詞の間を空けた、
自主トレテープを録音してしまった処だった。
大きく構成が組み換えられた箇所、細かなニュアンスの変更.....結局全部録音し直さないと。
後半の製本されたものを渡される迄、自主トレテープは再録しないでおこう。
そして入り組んだ出入りのact4の立ち。
まだ椅子等の中道具の配置も人の動きも決めつけていかず、色々試しながらの
根気のいる稽古。
傾斜変更
21日ウォーキング
息子の弁当生活が終わり、目覚ましで起こされないシアワセな朝。
ゆったり伸びをして、天気もいいし、稽古場迄準備運動を兼ねての
ウォーキング通いを決めた。
息子のディバックに稽古着、飲み物、昼飯を詰め出発。
4キロ強の道のり早足で45分。いやぁ〜気持ち良かったァ〜
花粉が心配なので眼鏡は用意していたが、帽子を忘れた。
日差しが強い。明日から被ろう。
膨らんでいく桜の蕾みを眺め、車では見落とす楽しい家並み見物。
立ち止まりそうな魅力的な商店街も誘惑克服スピ−ド落とさず、
到着するとジワーッと汗ばみ、身体暖まっていていい感じ。
これから稽古も本番もウォーキングで行く事にした。
春の芝居で良かったなぁ〜〜
さて久々みんな揃っての稽古。
まずact4〜最後までの本読み。
今日渡された後半の流れで、製本され、これからは立ちの中で台詞の直しを
していくとの事。
いよいよ後半の台詞覚えにもとりかからなきゃ。
そしてイメージシーンの復習。今日は井出さんはいらっしゃらないので、
今迄作られた3つのイメージを復習する。
そしてact3の立ち。
舞台の幕間の設定の活気のあるシーンなので、テンポ良く会話が弾む。
白井さんは繰り返し繰り返し、セットの配置にしてもフレキシブルに
試行錯誤しながら、可能性を試していく。
丁寧で粘りのある演出。
受けるこっちも根性と体力が必要。
明日からは9時までと稽古時間が延びる。
幕が開く迄はおそらくもう持てないゆっくりとした夕食をとって、早々に寝る。
減量計画報われず
19、20日稽古は休みでしたが、このプログを覗いてくださってる方も
沢山いらしてくださるようで、2日間の事も書いておきます。
19日
土曜ワイド「救命救急士・牧田さおり4」撮影
1週間の減量週間を丁度終え『消防署の制服、きっとゆるゆるになってるぞ』
と既に衣装合わせしていたスーツをルンルンで着てみると....ピッタリ。
全くサイズか変わってない。
ストイックに耐え忍んだこの一週間は何だったんだ!
かなり空腹がきついと感じている時は身体はどんな少ないカロリーでも
しっかり逃すまいと抱え込んでしまうのでしょうね。
しかし、ここでヤケになってはとんでもないリバウンドがやってくる。
ここからしぶとく体調整えていきます。
夕方から風間杜夫さん出演の新派を山崎ハコさんと観劇。
終演後一週間振りの酒..うまい、でも明日も早いので、ころ合い良き処で切り上げました。
20日
映画「転がれ!たま子」のロケ 寒い!
終わって、ヨガ、そして映画「苺の破片」へ。梶原阿貴が原案脚本から
携わって出演もしていると言うので『これは早めに観ておかなきゃ』と
公開2日目に行ったら本人が親を連れて観に来ててビックリ。
女性映画が少ない日本、是非4、50代女性の本にも挑んでもらいたい。







