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喜界島へ行ってきた [旅行]

昔は「奇怪島」と書いたというその島は、
とんでもなくのどかな南の楽園でした。

名前さえ知らなかった島ですが、一体どこのどんな島かというと
奄美大島の東に浮かぶ、周囲30kmほどの小さなサンゴの島です。

なんで喜界島かっていうと、薬剤師をしている幼なじみKが、
1ヵ月の期限つきで喜界島の病院へ応援に行くことになったのがきっかけ。
そんな聞いたことない島、行ってみたいじゃないか、ってことで、
まだ島に着いて3日しかたってないKを訪ねて(←迷惑)はるばる出かけてきました。

鹿児島から35人乗りの、なんとも頼りないプロペラ機で1時間。
降り立った空港は、バス停かと思うような本当に小さな空港。
しかし機内から見えた海は、ほんとにキレイ
なんともいえない、緑とも青とも、エメラルドグリーンってのはこういう海をいうんだな。

 

初日は、Kが仕事をしている間、一人で島を探検。
小さなスーパーでパンと豆乳を買って、その辺の海辺で休憩。
はぁ、幸せだ。こうしてのんびりしたくて、わざわざこの島までやってきたのだ。
早速願いが叶ってしまった。

夜は特別な計らいで、Kの病院の忘年会に参加。
しかし忘年会って、こんなんだったっけ?
まずはクリスマスお楽しみプレゼント渡し(100人以上いるスタッフ全員が
一人ずつ壇上で貰う。ちなみにKはでっかい鏡もち)から始まり、チームごとの余興へ。

可愛いウクレレピアノコーラスもあれば、欽ちゃんの仮装大賞ばりの踊りも。
みんなこの日のために一生懸命練習したというのだから、たかが忘年会と侮れない。

しかし「Dr.ちんコトー」なる、白衣におむつの怪しい医者が現れたのにはビックリだ。
だっておむつには2つのボールが・・・。この先は言えない。
宴が進むごとに下ネタのオンパレード。どっかんどっかん大爆笑する島のお母さんと、
苦笑いの私たち・・・。

カルチャーショックを受けつつ、帰り道で見た満天の星空に癒される。
東京で一人暮らしを初めて2年、そういえば星を見ていない。
Kと二人、しばしアホのように空を見上げる。

Kとは腐れ縁というか、なんというか。
小学生からの付き合いで、同じクラスになったこともないのに、中学では部活で、
高校では英会話教室で、偶然一緒になってきた。
大学時代、四国の学校へ行ったKを訪ねて行ったことも。
今回の旅のようにね。
こういう風に私たちは、ずっとゆるゆる続いてゆくんでしょう。

2日目は、仕事がお休みのKと島をドライブ。
二人ともペーパードライバーなんだけど、大丈夫。
この島には信号が1つしかないので、普通では考えられないくらい
みんなが道を譲り合う、ペーパーに優しい島なのだ。

レンタカーで車を借りて、喜界島一周ドライブの旅。
まずはスギラビーチ。空港からも見えた、サンゴのビーチ。
誰もいないのをいいことに、白衣を着てDr.コトーになって写真を撮ってみた。
綺麗な海と三十路のアホ2人。

お次は島唯一ともいえる観光地、高台から海を見渡せる百之公園を目指すが、問題発生。
観光慣れしていない島は観光客には不親切。
道案内がまったくない上に、 地図はかなりアバウトだ。
普段から方向オンチ気味の私たち、早速道に迷い込んださとうきび畑は
まさに、ざわわ〜ざわわ〜♪の世界!
そして時速30kmで進むKの運転。道に迷うのも悪くない。

道ばたに集まってたおばあちゃんたちに教えてもらい、なんとか百之公園へ。
ガジュマルとサンゴの石垣と鮮やかな花がなんとも南国気分を盛り上げる。
どこまでも見渡せる海。当たり前だけど地球って丸いんだ、なんてことを考えてしまう。

 
 

小さな島のドライブは、あっという間。
そういえば、今日はクリスマスイブ。
ケーキ屋さんがないという島なので、帰りに喫茶店でケーキを買うことに。
まだ若そうなお母さんがやっている喫茶店「萌」
そのネーミングと、素朴でやさしそうなお母さんとのギャップがいいじゃないか。
たぶん今日最後のお客さんの私たちに、萌母さんはケーキを1つおまけしてくれました。
萌え〜。

島最後の夜は、居酒屋で島の味を堪能。
ほんのり黒糖が香る島の黒糖焼酎と、島の魚の刺身。
カリカリに揚げた魚を骨ごとパリパリ食べ、
豆腐のちゃんぷるー的な炒め物も、小エビの唐揚げも香ばしくて美味い!
島ならではの山羊汁にも挑戦。やっぱり臭いが気になるけど
まぁそれなりに旨味があっておいしい、かも。かも。

 
島の魚の唐揚げと山羊汁

 
豆腐の炒め物と小エビの唐揚げ、黒糖焼酎、そして萌母さんのケーキ

島の食事も堪能して、さぁ夜中のフェリーで鹿児島へ・・・のはずが。
まるに送ってもらいながら、港へ行ってみたら、街灯もなく人もなく、
おそろしく真っ暗じゃないですか!!

東京で、電話で予約したんだよ、25日の午前中に着く便を、って。
で、24日の深夜0:15発ですね、って言われて、
そのまま予約したんだけど、日付けまたぎのマジックですね。
24日の0:15って、つまり23日の深夜じゃないか。
一日ずれちゃったわけだ。
私が乗るはずだった便は、昨日の深夜に出ちゃっていたのだ。
調べてくれた親切なおまわりさん、ありがとう・・・。

結局、往復飛行機で鹿児島へ。
でも喜界島、素敵なところでした。人は暖かく、海は澄み、
食べ物は美味いし、良い酒もある。そして強烈な下ネタ。
たぶんもう2度と行くことはないであろう島よ、素敵な思い出をありがとう。


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