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ネレ・ノイハウス『深い疵』 [書評]

ネレ・ノイハウス深い疵』を読みました。この著者は、オリヴァー・フォン・ボーデンシュタインの主席警部とピア・キルヒオフ警部を主人公としてオリヴァー&ピア・シリーズで人気が出て、ドイツミステリの女王と呼ばれ売り出し中。ただ、かなり重厚な作風と見た。

ドイツ、2007年春。ホロコーストを生き残り、アメリカで大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人の老人が射殺された。凶器は第二次世界大戦期の拳銃で、現場には「16145」という数字が残されていた。しかし司法解剖の結果、遺体の刺青から、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生、やがて、女性実業家ヴェーラ・カルテンゼーの過去に焦点が当たってくるのだが・・・。

たくさんの登場人物が入れ替わり出てくるので、かなり追っかけるのに苦労します。今なお、ナチスの影が色濃く残る物語の背景に感心します。丹念に、捜査をしていくという警察小説ですね。欲を言えば、捜査にもう少しヒラメキが欲しいところだろうか。


深い疵 (創元推理文庫)

深い疵 (創元推理文庫)




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