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平成ガメラシリーズの衝撃 [映画/DVD]

この間、「戦国自衛隊」をこき下ろしてしまったときに引き合いに出した「ガメラ」ですが、久しぶりに思い出したらまた急に観たくなってしまいました。ともかく大好きなシリーズで、思わず書きたくなってしまった次第です。
1作目が公開されたのは、調べたところ1995年ですから、もう10年経つんですね・・・。確か夕張ファンタかな何かで先行公開されて、すごい大評判をとったのだと記憶しています。
私は子供の頃から、ゴジラよりむしろガメラが好きでした。(ひねくれ者だったのね)
あんまり強くなくて、いつもボコボコにやられながら、それでもがんばる姿がひどくかっこよく感じられたのかもしれませんし、「子供の味方」というスタンスがはっきりしてたので、とっつきやすかったのかも知れません。
なので、新生ガメラとしてどんなリメイクになってるのか楽しみに観に行きました。
その結果、期待をお~っきく上回る最高にゴキゲンな怪獣映画に仕上がっていました。
まず何より脚本が素晴らしかった。「現在の日本に巨大怪獣が現れたら、政府、マスコミ、人々はどういった行動をとるか?」ってことを徹底的にシュミレーションしていました。例えば自衛隊ですが、出動はするのですが、例の憲法がネックとなって簡単に発砲できません。「怪獣たちが明らかに日本に対して攻撃を行っているかが特定できない」のです。怪獣が出現すると戦車やらミサイルを総動員して発砲しまくり、挙句の果てに訳のわかんない新型兵器が突如登場する、国民的怪獣映画との差は歴然です。
肝心のバトルシーン(一作目は「大怪獣空中決戦」のサブタイトル通り、空中戦が多い)もスピード感満点でした。ガメラの飛行シーンもかっこよかった!!(そして相変わらずボコボコにやられる姿も健在でした)
興行収入は分かりませんが、評価が異常に高かったためか、2年後には2作目の「レギオン襲来」が作られました。この映画は3部作の中で一番好きな映画です。
この映画には「THE GUARDIAN OF THE UNIVERSE」という副題がついていますが、これがキーワードです。1作目では、なぜギャオスの発生に呼応してガメラが出現したのか、明快な回答を与えていませんでしたが、2作目での宇宙からの生物レギオンに対するガメラの戦いは、地球の守護者たるガメラの存在を明らかにしています。肝心なのは、地球の守護者であって人類のではないこと。
だから、人間も地球の生態系を脅かす存在となればガメラの敵になりうるわけです。
このシリーズには泣かせる名ゼリフが多いのですが、この2作目では、ガメラと心を通わせる少女に言わせる「ガメラはレギオンを許さない」って台詞にグッと来ました。「許さない」って言葉は、「負けない」とか「絶対に勝つ」とかよりも、地球の守護者として「命に代えても」っていう強い響きが感じられます。
さてストーリーですが、相変わらず良く出来ていて、2作目は完全に「戦争映画」という感じになってました。自衛隊が大変重要な役割を担っていて、最後のバトルでは期せずしてガメラと共同戦線を張ることになります。
ずっとガメラが味方なのか判断が出来ずにいた自衛隊なのですが、最後になって、明らかにガメラがレギオンの進行を止めようとしていることを確信して、指揮官が「全ての火気をレギオンに集中!全力でガメラを援護せよ!」(多少違うかもしれないけど)と号令をかけるシーンでは全身に鳥肌が立ちました。
そして満身創痍のガメラが世界中の「気」を集めたような必殺の武器でレギオンを粉砕し、空高く飛び立つシーンで、見送る自衛隊員が思い思いにガメラに敬礼するところ(全員がいっせいにやらないところが、いかにも隊員たちがガメラに対し、敬意を払って自発的にやってるという感じが出てよかった)では、思わず泣いてしまいました。(^_^;)
もちろん特撮のレベルは1作目よりずっと進歩してましたし、この映画に関しては幾らでも書きたいことあるんですが、今日はこの辺で。
さらに2年後には完結編にあたる「ガメラ3 イリス覚醒」が公開されるのですが、これはちょっと微妙な評価なので、また次の機会に・・・。



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Youkimu

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by Youkimu (2006-01-13 02:59) 

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Rhys R.(Rhys R. 2006-07-17 13:03)

If an injury has to be done to a man it should be so severe that his vengeance need not be feared.

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