アマデウス(ディレクターズカット版)(DVD) [映画/DVD]
今日は一日家にいたので、ずいぶん以前から買ったままになっていたDVDを観ました。
「アマデウス」の”ディレクターズ・カット版”というやつで、オリジナル版より20分程長いバージョンです。
この映画は大好きで、ビデオ等も入れて何度か観ているので、どこが追加になったのか大変興味があります。
それにしてもよく出来た映画です。まず、いきなりモーツァルトの音楽の中でも最も激しい曲のひとつだと思われる25番のシンフォニーを持ってくる冒頭のシーンは秀逸です。一気にドラマに引き込まれます。
それ以後もさすがに音楽の使い方はうまくて、「フィガロ」や「ドン・ジョバンニ」といったオペラのシーンはもちろん、特に好きなのが、サリエリが初めてモーツァルトの音楽に触れるシーンでかかる「グラン・パルティータ」のアダージォ。確かに単純な伴奏に乗って天から降ってくるようなオーボエの旋律はほんとに美しい・・・。
この映画は「(我々)凡人(の代表)」であるサリエリが「天才」アマデウスに嫉妬する話がベースであることは間違いないんですが、このアダージォを聴いてアマデウスの天才性を見抜くサリエリは全然凡人じゃないし、本当に純粋に音楽を極めたかったことが分かります。
それ以上に、真の「天才」を見出す「才能(耳)」があったことが彼の最大の不運だったんでしょうねぇ。
さて、オリジナル版との違いですが、モーツァルトが金策に走るシーン(ピアノの家庭教師になろうとしたり、借金の無心をしたり)の追加が主ですが、特に重要なのは妻のコンスタンツェがサリエリに取り入ろうとして、サリエリの誘いに応じて、夜にひとりでサリエリ邸へ訪れるシーンでしょう。(結局、はなからそんな気のなかったサリエリに追い返されてしまいますが)
このシーンで、彼女も自分たちの生活や夫のことを、彼女なりに心配していたことが分かります。
また最後の方で、レクイエムをサリエリとモーツァルトが共同で書いている場面に、コンスタンツェが帰ってきてサリエリを追い返すシーンがあるのですが、上記のような二人の関係があったことを知っているため彼女の行動に納得が出来ました。
まぁ、こーゆーカットされた部分があったんだなぁとは思いましたが、オリジナルの印象を大きく変えるものではなかったかなと思います。
あと、このDVDにはメイキングが付いているのですが、これはとても面白かったです。
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All I can say about life is, Oh God, enjoy it!
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初めまして。mokekekです。私はまだディレクターズカット版を観ていないのですが、「グランパルティータ」がいい!ということでTBさせていただきます。DVDでも是非観たいと思いました。
by mokekek (2005-07-23 22:13)
mokekekさま、はじめまして。
コメントありがとうございます。
サリエリが始めてモーツァルトの音楽に触れるシーンにこの曲を持ってくるというのは、ピーター・シェイファーはすごいなぁって思いました。
実は、今度「フィガロの結婚」のオペラを演奏する機会がありそうで、とっても楽しみです(*^_^*)
by amerin (2005-07-27 22:55)
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by Youkimu (2006-01-13 02:16)