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シブミ [海外翻訳]


シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)




シブミ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

シブミ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: トレヴェニアン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2011/03
  • メディア: 文庫



ローマの空港で銃撃戦が起こり、テロリスト2名と一般人7名が死亡した。
そのテロリストたちは「ミュンヘン・ファイブ」と呼ばれるグループのメンバーで、ミュンヘンオリンピックでイスラエル選手を襲ったグループに報復しようとしていた。

ところが、その事件を詳しく見直していたCIAの上部組織「マザーカンパニー」のダイアモンドは、ミュンヘン・ファイブのうちの1名が銃撃戦で生き残っていることを発見した。

その生き残りはハンナという娘で、ハンナは着の身着のまま、叔父の知り合いのニコライ・ヘルを訪ねるのだった。

ニコライ・ヘルは人生をかけて「シブミ」を追求し体得した殺し屋だった。
今はバスク地方で静かに情婦のハナと隠退生活を送っている。

ヘルは父はドイツ人、母はロシア人で、上海で生まれ、少年期に日本の囲碁の名人に弟子入りするという異色の生い立ちを持つ。
その結果、何カ国語も堪能で、日本の庭をこよなく愛している。

ダイヤモンドはハンナがヘルのところに行ったのをかぎつけ、自分もバスク地方に行くのだった。

◇ ◇ ◇

著者のトレヴェニアンはもう亡くなっていますが、長年覆面作家としてベストセラーを排出してきました。
本名はロドニー・ウィリアムズ・ウィテカーと言って、テキサス大学の教授をされていたようです。
もちろん本名でも沢山本を書いていました。

本書は70年代にそもそも書かれていて、上の写真の本は改訂版といったものでしょうか。
しかし、30年以上前の物語ですが、まったく古い感じは読んでいてありませんでした。

ファットボーイというコンピュータが出てきて、いろいろ検索するシーンが出てくるのが驚きでした。
インターネットなんてない時代ですから。

そして何といっても、太平洋戦争中の日本が出てくるのですが、日本人として違和感なく読めるので、とても感心しました。
アメリカドラマの「ヒーローズ」なんかで、日本人や日本のシーンが出てくると、妙なところがたくさんあって苦笑いしてしまいますが、そんな気持ちには全然なりません。

まあ、唯一、囲碁の名人の弟子に少女がいて、ヘルと恋に落ち一夜を共にするのですが、大昔に女で弟子入りするかな、戦前の女子がそんなに簡単に男と関係を持つかな、と思いましたが。

とにかく、昔の日本の精神がよくかかれていて、読んでいて気分がいい作品でした。
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ロスト・シンボル [海外翻訳]


ロスト・シンボル 上

ロスト・シンボル 上




ロスト・シンボル 下

ロスト・シンボル 下

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2010/03/03
  • メディア: ハードカバー



ラングドンはハーバード大学の宗教象徴学の教授。
いつものように朝の日課の水泳を終えたところに、旧友であり、フリーメイソンの最高幹部である大富豪のピーターから連絡が入った。
急遽今夜、ワシントンDCの連邦議会議事堂で講演をしてほしいとのことだった。
専用ジェットとリムジンのお迎えで首都に向うと、そこでは恐ろしい運命が待ち受けていたのだった。

◇ ◇ ◇

ダン・ブラウンの大ベストセラー『天使と悪魔』、『ダヴィンチ・コード』でブレイクしたラングドン教授ものの3作目です。

昨日の夜、ヒッグス粒子のニュースが駆け巡りましたが、その実験を行ったのは欧州合同原子核研究機関(CERN)です。
私がそのCERNの存在を知ったのはもう何年も前ですが、『天使と悪魔』を読んだときでした。
反物質がCERNから盗まれることから『天使と悪魔』の物語が始まります。
本当にそういう研究機関があることにびっくりしました。
(スタートレックを見ていると普通に反物質が出てくるので、これまたびっくりなんですけど)

ダン・ブラウンには宗教的でオカルトっぽいところもありますが、科学のうんちくもふんだんにあるのが特徴です。
今回も純粋知性科学研究所が出てきますが、これまた本当にあるということです。

物語ではそこの科学者が人間の魂にも重さがあることを証明したことになっていて、なんだかヒッグス粒子と似たような話だなと思いました。(全然違うのかな)

『ロスト・シンボル』はフリーメイソンのことが詳しくでてきます。
ダン・ブラウンの本を読む前は、フリーメイソンはカルト的な秘密結社なのかと思っていましたが、どうも違うようです。
政治家や財界のトップに多く、堂々と自分はフリーメイソンだと発表している人もいるらしいので、認識があらたまりました。

この物語はページターナーでおもしろかったのですが、最後の最後が思わせぶり過ぎて拍子抜けでしたね。
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この町の誰かが [海外翻訳]





郊外の小さな町で高校生女の子サリーが惨殺死体となって発見されます。
そこは人口1万8千人、黒人はふたりしかいない、殆どが中流家庭で知り合い同士という町です。

サリーはご近所のお宅でベビーシッターをしている最中にレイプされ、ハンマーで殴り殺されました。
きちんとした家庭の品行方正な女の子を無惨に殺害した犯人はこの町にいるのでしょうか?
小さな町で疑心暗鬼が広がります。

◇ ◇ ◇

すべてインタビュー形式で書かれている異色の作品です。
つまり、ほとんどが会話文なんです。
ですので、小説とお芝居の脚本の中間みたいになっています。

邦題は「この町の誰かが」となっていますので、犯人の謎解きがメインの作品に思われますが、どちらかというと犯人探しは二の次のように思われます。
それよりも、サリーの死によって平和で安全だと思っていたコミュニティーの中で、不穏な空気が流れて町が崩壊していく模様を書いた作品ではないでしょうか。
町の有力者たちは少数派の人たち――よそ者、黒人、知的障害者、ゲイetc.――を犯人ではないかと疑い、はじいていこうとします。
その模様が嫌らしく描かれています。

恐らく90年代に書かれたのだと思いますが、60年代のアメリカが舞台のような気にさせられます。
アメリカの郊外の小さな町はそれだけ変わっていないということでしょうか。
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エージェント6 [海外翻訳]


エージェント6(シックス)〈上〉 (新潮文庫)

エージェント6(シックス)〈上〉 (新潮文庫)




エージェント6(シックス)〈下〉 (新潮文庫)

エージェント6(シックス)〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: トム・ロブ スミス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/08/28
  • メディア: 文庫



レーニン時代のソビエトで秘密警察の優秀な捜査官であるレオは、あるVIPの警護をまかされる。
そのVIPとはアメリカの人気黒人歌手のジェシー・オースチン。
オースチンは共産主義に傾倒し、ソビエトが理想の国だと信じていた。
そのオースチンがソ連を訪問することとなり、ソ連に幻滅を感じさせないよう案内するのがレオの任務だった。

時が経ち、レオは捜査官をやめていた。
そんな折、ニューヨークの国連で、アメリカとソ連の子供たちが親善を目的とした演奏会をする話が持ち上がった。
学校の教師をしている妻のエレナとふたりの娘がそのコンサートに参加することになった。
元秘密警察だったレオは渡米できず、ひとりソ連に残っていた。
すると妻のエレナがニューヨークで殺害されてしまう。
冷戦時代の両国で穏便に事を片づけようとして、事実とはまるっきり違った報道がなされた。
レオは妻を殺した真犯人をつきとめようと誓うが、自分はアメリカに渡れない。
果たしてレオがニューヨークの地に立つのはそれから16年後のことだった・・・。

◇ ◇ ◇

チャイルド44」、「グラーク57」に続く3作目で、本書が完結編らしいです。
でも、前の2作を読んでいなくても、充分楽しめます。
「エージェント6」ていつ出てくるのかな? と思っていたら、ちゃんと最後に出てきました。

妻を亡くし傷心のレオはアフガニスタンに派遣されます。
まだアメリカがアフガニスタンに興味を示す前で、ソ連がなんとか支配しようとしているころが舞台になっています。
あらすじには書きませんでしたが、アフガニスタンでのエピソードも読みごたえがありました。

「チャイルド44」は猟奇的殺人事件をモチーフにしたもの、「グラーク57」はどちらかというと冒険活劇、そしてこの「エージェント6」はスパイものの要素が強い感じがします。
三部作なのに、主人公は同じなのに、3つとも違ったタイプの物語になっているところが凄いと思いました。

作者のトム・ロブスミスは若くてかっこいいんですよね[黒ハート]
実は、来日したときトークショーに行ったんです。
でも、残念ながら女性には興味ないみたい。
(どうして残念なのかわからないけど、残念です)
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ピザマンの事件簿2 犯人捜しはつらいよ [海外翻訳]





オクラホマ州の小さな町に住むテリーとその仲間たちの事件簿です。

テリーは昼間は大工の請負をして、夜はピザを配達している、とっても働きものの若者です。
大工の仕事も徐々に頼まれることが多くなり、順調な生活を送っていました。

そんな折、テリーが自分のトレーラーで寝ていると、銃声が聞こえてきました。
ルームメイトで警察官のジョンと銃声のしたほうへ行ってみると、テリーの別居中の妻のメリールーが銃を持ってふらふら歩いていました。
そばのトレーラーを覗くと、男が銃で撃たれて死んでいました。

メリールーが男を殺した!?
そんなことは信じられないテリーは、仲間と共に真犯人を捜すのでした。

◇ ◇ ◇

シリーズの1作目がおもしろかったので、続けて2作目も読んで見ました[黒ハート]
1作目より、ミステリーらしい展開だったと思います。
警察には何も話さない住民も、テリー達が聞いてまわればぽろっと重要な情報しゃべってしまう、という仕組みです。

まあ、何より、ガテン系のテリーとテリーの仲間達の生活ぶりが魅力的ですね。
みんな若くて働き者で、友情があつく、交わす冗談がおもしろいです。

でも、小さな町で、それもテリーのまわりでそんなに頻繁に殺人事件が起きないだろうし、長くシリーズ化というのは苦しそうですね。

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死刑囚 [海外翻訳]


死刑囚 (RHブックス・プラス)

死刑囚 (RHブックス・プラス)




舞台はスウェーデン。
船の中のダンスフロアーで歌っていたプロの歌手が、突然男性客を殴り重傷を負わした。
男性客が女性客に酔っぱらって悪さをしていたからだという。
警察がその歌手の男を逮捕してみると、男はなんと、アメリカ人で6年前に死んだ人物だった。
それも、死刑囚として服役しているときに心臓病で死んだはずだった。
17歳のとき、ガールフレンドを殺害した罪で死刑を言い渡されたが、本人は無実を訴えていた。
その男がスウェーデンに住み、妻と子供と暮らしていたのはなぜか?

◇ ◇ ◇

スウェーデンには死刑がありません。
州によって違いますが、スウェーデン人にとってはアメリカに死刑制度があることが野蛮に思えてしょうがないようです。
そこで、アメリカの死刑制度に一石を投じるため、この小説を書いたようです。
「人間が人間を法律で殺すのはおかしい」、「冤罪だったらとりかえしがつかない」ということを訴えたかったみたいで、まずそれがありきなので、ところどころ苦しい展開になっている部分がありました。

でも、この程度の抗議じゃ、アメリカ人はなんとも感じないでしょうね。

死刑囚のジョンが気概のない奴で、もっとちゃんとしろ!と言いたくなるようなキャラでした。

スウェーデン警察の面々は、シリーズ化しているらしく、キャラが確立していて面白かったです。
ヘニングマンケルやミレニアムシリーズのミステリーも警察関係者のキャラが楽しいので、警察小説はスウェーデンの得意分野なのだと思いました。
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ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ [海外翻訳]


ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ (ヴィレッジブックス)

ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ (ヴィレッジブックス)




ミステリーの女王アガサ・クリスティをはじめとして、上流階級を描くミステリー作家は多いですが、この物語の主人公は面白いことにガテン系です。

「おれ」ことテリーは大工をしていましたが、傷害事件を起こして刑務所行きなりました。
無事お務めを終えたときには、職を失い、奥さんからも離婚を言い渡されるという始末。

しかたがなく、とある小さな町に住む友人のところへ転がり込みます。
近くにある 『カーロ』でピザの配達人を募集しているのを知り、現金の欲しいテリーは『カーロ』で働き出します。

モデル並みのいい男グラフや、とっても可愛い女の子ジャクソンたちに囲まれ、順調に仕事をこなしていました。
ところがある日、従業員のひとりが駐車場で殺されているのを発見します。

警察がなかなか犯人をあげられずにいたため、『カーロ』の仲間やルームメイトと一緒に犯人捜しに乗り出すのでした。

◇ ◇ ◇

ミステリーとしてのストーリー展開は、可もなく不可もなく、というところですが、読んでいて何だかとっても楽しくなるお話でした。
いわいるアメリカのブルーカラーの人たちの生活がよくわかって面白かったです。

ピザマンとは最初、人の名前かと思ったのですが、ピザ配達人のことなんですね。
仕事の内容が詳しく書かれているので、作者はきっと経験者なんでしょう。

テリーは刑務所帰りなわけですが、酒もマリファナもやめて、真面目で働き者で、とても好感が持てました。
テリーの周りにいる人間もみんないい奴で、こんな職場だったら楽しいだろうなと思いました。
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「国連運輸部鉄道課」の不思議な人々 [和書]





タイに本部がるESCAPという国連の組織に勤務する日本の鉄道マンの奮闘記録です。
鉄道のことを知らない人にはわからないかな、という箇所もありますが、読んでいるとだんだんおもしろくなりました。

いくつかエピソードをあげてみますと…

ESCAPには世界のいろいろな国々から人が派遣されてきています。
ソ連(旧)から来ている人は、どうも実はスパイらしいというというのが公然の秘密。
普段の業務のかたわらに国連でせっせと情報を集めては祖国に流していたらしいです。

国連の職員には外交特権があって、車を1台免税で輸入できます。
タイでまともに外国車を買うともの凄い関税がかかります。
でも、タイのお金持ちはどうしてもベンツが欲しい。
国連の職員は5年間使ったあとには自由に車を売ることができます。
そこで、タイのお金持ちに5年間使用したベンツを売って小銭を稼いでいる職員がほとんどとか。
それでも、日本から来た職員は、こいういうことにはあまり首を突っ込んでいなかったそうです。
日本人て、本当にまじめですよね。

国連といえども、普通の会社で起こるようなパワハラ、権力争い、不倫等がやはりあって、共感できるところが多くておもしろかったです。
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死への祈り [海外翻訳]


死への祈り

死への祈り




ニューヨークに住む資産家のホランダー夫妻が自宅で惨殺されました。
夫妻は出先から帰ってきて、ふたり組の泥棒と遭遇し、殺されたようでした。

しばらくして、その泥棒と思われるふたり組も死んでいるのが発見されました。
ひとりは射殺されて、もうひとりは拳銃を手にして死んでいました。
警察の見立てでは、ふたり組が死んでいた部屋が内側から鍵がかかっていたこともあり、仲間を殺して自殺をしたのだろうということになりました。

しかし、ホランダー夫妻の姪はこの事件に疑問をもち、ホランダー夫妻の一人娘が遺産目当てに企てたのではないかと思いました。
そこで、私立探偵のスカダーに相談します。
泥棒の死によって一件落着と思われた事件も、スカダーの地道な調査によって、やがてほころびが生まれ、驚くべき事実ー-連続殺人犯--が浮かび上がってくるのでした。

◇ ◇ ◇

いつものスカダーシリーズなんですが、いつものパターンよりは派手なストーリーだったと思います。

いつもは、登場人物同士の会話のおもしろさで物語を読ませることが多いのですが、本書はそれプラス、恐ろしいシリアルキラーが現れるので、スカダーファンではなくても、初めて読んだ人でも楽しめると思います。
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愛おしい骨 [海外翻訳]


愛おしい骨 (創元推理文庫)

愛おしい骨 (創元推理文庫)




走っている自動車を歩いている人が追い越せそうな、眠ったような、アメリカの片田舎の町で事件が起きました。
元判事の家の前に、人間の骨と思われるものが、ひとつずつ何日にも渡って置かれるようになったのです。
元判事にはその骨に心当たりがありました。

20年前、みなが一目惚れしてしまうほどの美しい兄弟、17歳のオーレンと15歳のジョシュアが森に入って、帰ってきたのは兄だけでした。
ふたりの兄弟は判事の息子でした。

弟のジョシュアは家出した形跡がなく、殺害され埋められたと見なされました。
兄のオーレンは事件の後、遠くの町に追いやられ、成人すると軍の捜査官になりました。
兄弟の母は早くに亡くなっていたため、家には元判事の父と家政婦だけが住むようになりました。

家政婦のハンナがオーレンに帰って来るように手紙を出し、オーレンは久しぶりに故郷を訪れました。
帰ってきたオーレンは保安官とともに弟の事件を調べ直します。
けれども、オーレンをとりまく町の住人には、それぞれに人に言えない秘密を持っているのでした。

◇ ◇ ◇

クリスマスに少女は還る』のキャロル・オコンネルの新しい小説です。
『クリスマス…』ほど不思議なトーンではありませんが、独特なタッチは健在でした。
いろいろな住人が出てきて、それぞれに個性豊かに描かれています。

昔あったアメリカのドラマ『ツインピークス』を思い出してしまいました。
田舎の町で起こった恐ろしい事件、一見善良そうな田舎の人々が実はいろいろと秘密を持っている、という点が似ていて、本書も連続ドラマにできるくらい濃厚な内容でした。
それなのにちゃんと1冊でまとまっているところは凄いです。
まあ、ところどころちゃんと説明されていない部分が多々あるのですが。
それがオコンネルらしくて、それが気にならない人は夢中になること請け合いです。

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