目くらましの道 [海外翻訳]
スウェーデンの、それもちょっとローカルな街イースタが舞台です。
スウェーデンではアメリカほど凶悪な連続殺人はないと思われていました。
ところが、少女の焼身自殺をかわきりに、斧で頭を割られて殺されるという恐ろしい殺人事件が次々と起こります。
主人公はイースタ署の警部ヴァランダー。
恋人との夏休みの旅行を前に、イースタ署始まって以来の凶悪事件に全力を注ぎます。
去年の『ミステリが読みたい!』の海外部門第6位の作品です。
ですが、原作が発表されたのは1995年。
だから猟奇的な連続殺人は随分昔に流行った印象を受けますが、たまには読んでみたいので、おもしろかったです。
ミステリファンの基本ですものね
小説に出てくる警察官はみんないい人ばかり。あまりキャラがたってない気がしました。
たいてい、意地悪なやな奴やおとぼけキャラがいるものですが、普通の人ばかりです。
実際の警官はそんなものなのでしょうが。
シリーズものなので、続けて読めばよくわかるのかもしれません。
タイトルの「目くらましの道」という言葉はあまり聞いたことがありませんよね。
犯人によって違った方向へ捜査がいってしまったということと、目がキーポイントになっていることからこのタイトルになったと思われます。
そんなに違った方向に捜査が行った感じはしなかったですが。
めずらしいスウェーデンの小説なので、登場人物や街の名前が聞きなれないものばかり。
サッカーがミステリで取り上げられるのはめずらしいのですが、ワールドカップに熱狂するスウェーデン人が描かれていて、嬉しかったです。







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