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双方向医療のススメ [精神科医療]

毎度ごぶさたの更新です。

退院して医者が変わり一年弱、かなりいい感じに持ち直してきました。
今回の病院には、私なりにかなり手ごたえを持っています。
なので、(たまに)真面目な考察を。

良くなってきたポイントととしてあげるなら、
「医者と患者(私)との共同治療があると思ってます。

基本的に日本人の傾向として、「病気は医者になおしてもらうもの」っていうのありますよね。

その結果、医者が○○してくれないとか、自分が飲んでいる薬はどんな名前で作用か把握していない、など。
最近は野菜とかですら、産地や生産者を気にして選ぶのに、体に対して食べ物とは比較にならないほど影響力の強い薬、しかも長期間飲むものに関して無関心というのは、ちょっと患者としての義務を果たしていないのではないかと思うのですが。

近頃は無責任な医者というのがよく言われますが、医者に責任と義務があるように、患者にも責任と義務は当然あると思います。
それは自分の病気に関して自分でもよく知ることだったり、自分で治すよう努力することだったり、医者に必要なことを伝える努力をすることだったり。

話が若干それましたが、治療がうまくいくときというのは、医者と患者がお互いの義務を果たし、それがかみ合っていい循環で回り始めたときだと思うのです。


例えば私の場合、退院してしばらくはうつ状態で、病気を治そうとするやる気もなく、もうどうなってもいいという感覚を持っていました。
当然今の医者になってもしばらくは薬をもらいに行くだけです(たまにとりに行けないときも)。

日記を書くのが面倒臭くなったため、睡眠グラフをつけるようにしてそれを診察時にもっていきました。
思えばここが良循環の始まりだったと思います。

医師には、睡眠を改善したいという意図がありました。私のほうは一か月の睡眠と生活状況を目に見えるような形で提示しました。
意図的ではありませんでしたが、そうすることで主治医は私の生活状況と睡眠を短い診察時間の中で一目で把握できるようになり、私の眠れないという訴えも、寝つきが悪いのか、眠りが浅いのか、朝起きるのか、一日の睡眠はどうなのかなど、細かい面で指導や処方ができるようになりました。
横に気分のグラフもあったので、気分の波のチェックもばっちりです。

口で自分の状況を伝えようとしてもやはり限界があります。短い診療時間の中でも正確に自分の病状を伝えられるよう患者側が努力したことで、医師も処方が的確になり、また悪化や改善もつかみやすくなってきたわけです。

それからはグラフをもとにしながら、処方された薬に対して、私がどのように効いたか、あるいは2週間どこがダメだったかを伝え、医師がそれをもとにして新たに処方を考えるという、キャッチボールのようなやり取りをしていました。
患者は医師を利用し、しっかり情報を伝え、医師は患者から情報をひきだし、それを投げ返すという、循環のようなものを今回の病院でははっきり感じることができました。


やはりポイントはここかなと思います。

この循環の中で、自分の病状を自分でしっかり掴むことが必要ということも大きいですね。
双極性Ⅱ型では、しばしば波にさらわれて自分がどこにいるのかわからなくなるのが問題とされているので。

過去に例を見ないほど処方も変わりました。双極性と診断されたのは一年以上前ですが、処方が激変したのはここ半年くらいです。
抗鬱剤は全部強制撤去されましたし。今のところうつ状態には陥っていません。


医師の姿勢だけが問題視されますが、患者の姿勢もそれと同じくらい重要事なんだと実感した今日この頃です。

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