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大絵巻展-ケツメイシ [京都散策]

メジャーでポピュラーでまじめなものも良いが,福富草子が一番面白かった。
いや,この福富草子も有名なのかもしれないが,私のような素人は今日初めて知った。

源氏物語と鳥獣戯画を見るために並んでいると,展示されている福富草子の説明が目に入った。
「中将の家で脱糞してしまう。」
何? 脱糞? 何じゃそら? 大変興味を持った。
オッサンAが放屁の芸で金持ちになった。オッサンBがA同様金持ち目指してAの弟子になる。
しかし,Aはケツメイシ(朝顔の種で,下剤)を放屁の元と偽って,Bに飲ませる。
Bは中将の家へ放屁の芸をするといって上がったが,そこで脱糞してしまい,打たれて,ボロボロになって家に帰るというようなお話であった。

内容も面白いが絵も面白かった。
絵巻物が漫画の原点であるとのことだが,庶民的なお話の福富草子を見て納得した。


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大絵巻展-老夫婦 [京都散策]

京都国立博物館の特別展示,大絵巻展へ行ってきた。
大変人気があって混雑しているというので,9:30の開場前に博物館に着くようにした。
9時5分頃,博物館の駐車場に着いたが,すでに満車であった。バスの駐車スペースは開いていたものの,勝手にとめるわけにも行かず,近くの100円パーキングに止めた。
門前で既に列ができていた。門が開いて入ってからも,建物前でまた並ぶ。

一通り見ていくと,メインの源氏物語と鳥獣戯画を見るための列がある。再び並ぶ。
長い時間並んでいると,共に80歳は絶対に超えていそうなカップルを見た。
おじいさんとおばあさんが手をつないで,よちよちと歩いている。
あんな年になってもこうした展示を見に二人で出かけてくるなんて,いいなぁと思った。

こんな長い列に並ばせるのは気の毒で,二人だけ特別に並ばせずに見せてあげたいと思った。
長い間立ちっぱなしで待って大丈夫かなぁと心配していたら,その後1時間程経って鳥獣戯画を見終えた通路にあるベンチに仲良く座る老夫婦二人を発見。ああ,大丈夫だったんだね。
絵巻より気になってしもうたが,その先は再び絵巻に集中できた。


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三千院の初午大根焚 [京都散策]

12日日曜日に大原三千院へ行ってきた。毎年二月の初午の日に無病息災,開運招福を願って大根焚が催されている。

市内に比べ,混雑もなく,休日でも何処もゆったりとしている。
拝観料大人一人600円を払って,三千院へ入る。大根焚は奥の院金色不動堂前広場でやっているので,一旦建物から出て,奥の院へ上っていく。

お大根はよく焚けていて,おいしい。皮付きのままなのだがやわらかい。大根そのものの味も味付けもおいしかった。

何で初午の日なのだろう?
『初午』とは,二月最初の午の日で,稲荷社(穀物,農業の神)の縁日だそうだ。元々,旧暦二月の午の日で春先の行事だったらしい。農耕,寺子屋への入門など,春先に様々な事を始める日だったようだ。三千院でも,初午の日に事を始めるにあたり,無病息災,開運招福を願ったのだろうか? 今は新暦2月の最初の午の日とされているため,冬の行事となっている。
(参考資料:初午,フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

何で大根なのだろう?
大根は食べても絶対あたらない体に好い食べ物だから,無病息災を願って食べる(三千院で大根焚を配っていたおっちゃん談)そうだ。
この話,ちゃんと科学的根拠がある。大根はビタミンC,でんぷん消化酵素のジアスターゼ,殺菌作用のあるイソチオシアナート等を含んでいて,大変健康に良い野菜なのだ。特に,イソチオシアナートは抗がん作用,肝臓の毒消し,がん予防にもなると期待されているとか。
(参考資料:日経プラス1,2006/02/11)

新暦の初午で真冬の行事となったおかげで,三千院で地元の有機栽培のおいしい旬のお大根を,雪のちらつく寒い中,あつあつでいただける。只でさえ体にいい食べ物だが,特別祈祷したお大根は出世金色不動明王のご加護とご利益つきで,大変ありがたい。

大根をいただいた後は,参道にあるポン酢・ドレッシング志野で,”ごまドレッシング”と”ゆずとすだちと橙のポン酢”を買った。それから,のんびりした田舎道(寂光院道)を通って寂光院へ歩いて行く。寂光院近くに温泉宿(日帰り入浴可)が数件ある。この日は大原山荘にてワンドリンクタオル付きの足湯カフェお茶をいただいて帰った。
(参考資料:おけいはん先生沿線記 大原の里編)


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