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1週間で50690人!! 大阪クラシック2009 [クラシック]

一昨日、無事に100公演を達成し終了した今年の大阪クラシック。結局、私が行けたのは第14公演と第85公演の2つのみ。この時ばかりは淀屋橋勤務の人たちが羨ましいです(笑)

20090904_clasicodeosaka.jpg

ここで説明。大阪クラシックとは...
毎年夏の終わりから秋の始め頃に、大阪・御堂筋界隈(難波~梅田)のカフェやショウルーム、あるいはお寺のお堂やオフィスビルのエントランスホールなどを舞台として、大阪フィルのメンバーを中心とした演奏者が、ソロあるいやデュエットやカルテット、クインテットと言ったアンサンブルを組んで、ひたすら演奏しまくり、聴衆はそれを聴きまくると言う音楽祭のことです(爆)
一応、ココが公式サイトと言うか、大阪市のゆとりとみどり振興局文化部文化振興担当のプレスリリースに関するページなんですが、物凄く見にくいです!!(爆) 


大阪クラシックの発案は確かに大植英次さんで、大阪市はそれに乗っかったる形になってるのですが...もう少し何とかしようよ(笑) 非公式なファンサイトの方が遥かに欲しい情報が整理されてて見易いんだもん。まぁ、大阪府よりはマシなんですけれど。どこかのBlogで、ハシケが言い出した御堂筋のイルミネーションに関する寄付のお願いで、府の職員が来た時に「そんなんに金出すのなら、大阪クラシックに協力するわ!」と言った淀屋橋近辺のビルのオーナーさんがいらっしゃったと書いてあるのを見て、大爆笑してしまいました。うん、私もただ単に電飾するだけなら、音楽聴ける方にお金払うわ。

4回目を迎えた今年は8月30日(日)~9月5日(土)までの1週間で何と!!100公演。そのうち80公演以上が無料!!有料公演も一番高くて1500円と言う破格の値段で、私のような人間にとっては夢の1週間なのです(笑) 尤も、職場が淀屋橋だったら仕事後にフラっと出かけられるのですが、わざわざ京都から行くとなると、気合を入れなくてはならないので、予めチケット手配(座席確保)が出来る有料公演2つに絞って参戦しました。ホントはスタバとか北御堂さんとか行きたいんやけど...。

この大阪クラシックの凄いところは、普段クラシックに興味のない人にも、気軽に音楽に触れてもらい、その機会を作ることによって更なるクラシック音楽の普及を目指してる(だから、殆どが無料公演)のだけれど、内容は一切手抜きのない物凄く本格的な音楽祭となってるところです。誰もが知ってるよな超有名曲ばかりを並べてお茶を濁すような、そんなものじゃない。

私も今まで聞いたことのない曲、知らない曲が沢山プログラミングされています。もともと、アンサンブルを聴く機会が少ないことに加え、滅多に聴けない曲、隠れた名曲、凄く多いので100公演全部聴きたいくらいです(爆)


まずは、第14公演。大フィルが誇るコンマス、長原幸太さんのリサイタル。こーたくん、サスガだよ。もう、魂持っていかれました(爆) バッハの無伴奏パルティータ第3番、キレイやったなぁ。イザイの無伴奏バイオリン・ソナタは「何ですか、これ!?」と、圧倒されました。そう言えば先日の定演のソリストだったクリストフ・バラーティがバッハのパルティータとイザイの無伴奏ソナタ(バッハは3番じゃなくて2番)から一部をアンコールで弾いていたけれど、あの時聴いたのと全然違う。こーたくんの音の方が遥かに洗練されてる。無駄なものが削ぎ落とされてるように思う。

そして彼のお師匠さんである松下功さんの『マントラ』は、もう圧巻でした。涙出てきたもんなぁ。こーたくんが「お寺の曲」と言っていたけれど、確かに音色は声明でした。ヴァイオリン1本の音色なのに祈りの言葉が聞こえてきました。松下功さんが被爆60年の時に書いた曲だそうで、そこには鎮魂の意味も込められていることでしょう。祈りとか願いとか、色んな思いが音色に乗って伝わってきて、演奏が終わった時、放心状態でした、私(笑)

最後がパガニーニアーナ。この曲、凄く好き。いやぁ、本当に至福の1時間でした。これで500円ってありえへん!!(笑) ウチの母は「こーたくん、5000円出しても良いわよ(笑)」と言ってました。「えぇ!?5000円でもOK??」と聴いたら「ヨーヨーマさんで35000円近くするんやったら、こーたくんで5000円やったら安いでしょ??」と...確かに(笑)


続いて第85公演。普段、バロック音楽を聴く機会は殆どない。ウチにあるCDでバロック音楽のものって...多分、殆どないぞ(爆)

「派手」とか「ゴテゴテしてる感がする」言われようが、私は金管が「パパパーン」と鳴り響く、チャイコフスキーの音楽が好きなんです。「ベタ」とか「浪花節」とか言われようとも、ラフマニノフが好きなんですよ。フルオケで演奏する、大曲が好きなんですよ(笑) 舞台の上には溢れんばかりのオケメンバーが揃ってる曲が好きなんですよ(爆)

だからこそ、こう言う機会にヴィヴァルディとかバッハとか聞きたいと思うんですよね。ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲、キレイやったなぁ。ピッコロフルートの井上さん、緊張してらっしゃるのが伝わってきましたが、演奏後は物凄く充実したお顔をされていました。

ところで、この85公演を聴きに行って感じたことは、普段の定演などと違って、自分の席を探してチケットと席順を確認してる人が、すごく多かったと言うことです。つまりは、普段シンフォニーホールに足を運んでいない人が、沢山聞きに来ていたんですよね。定期会員は毎回同じ席で聞くから座席を探すことはないし、定期会員じゃなくても行きなれていたら、大体のブロックは分かるから...。

大阪クラシックが、ふだんホールに足を運ばない人にも浸透しているのが嬉しかったのと同時に、いつも大フィルの演奏を聴いている人間は、あんまりチケット取らずに「フラっと聞きにきてみた」と言う人に譲った方が良いのかなぁ...と。最終公演も、8:00からの整理券配布に大フィルファンは6時台から並び始めていたようですが...だから、オープニングとフィナーレは殆どが大フィルファン、大植英次ファンなのかもしれませんね。果たしてどうなんでしょう??大フィルでシェヘラザードが聞きたければ、こーたくんのソロが聞きたければ、来月岸和田まで行けば良いじゃん??(笑) でも、あの曲目を無料で、しかもFiestaの最後の盛り上がりを一緒に体感出来るとなると、確かに6:30からでも、並ぼうと言う気にはなりますよね。う~ん、悩ましい問題ですね。


ともかく、今年の大阪クラシックも無事に、盛況のうちに幕を閉じたようです。1週間で50690人動員した模様。すげぇ~!! 来年も、再来年も、この素晴らしく楽しい幸福感溢れるFiestaをもっと多くの人が体験出来ますように!!

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