しあわせのパン [映画]
昨日からはじまった三島有紀子監督の「しあわせのパン」を観に行っ
てきました。
洞爺湖のほとり北海道の月浦でカフェ“マーニ”を営む、りえさん(原
田知世さん)と水縞くん(大泉洋さん)のところを訪れた3組のお客さん
との交流と、それぞれの季節の美しい自然を描いた、ほのぼのとして
ちょっぴり切なく心温まる映画でした。
毎朝コーヒーを飲んでる大きなトランクを抱えた山高帽の阿部さん(あ
がた森魚さん)や地獄耳の硝子作家ヨーコさん(余貴美子さん)、広川
さん家族、郵便屋さんなど、個性的な住民もイイ感じでしたし、中村嘉
葎雄さんと渡辺美佐子さんの老夫婦も素晴らしかったです。
プロローグに出てくる物語のカギをにぎる、絵本「月とマーニ」ってのが、
素敵な物語ですごく良くできていて、なんだかそのあたりから三島さん
の世界に引き込まれていきますし、エンドロールで流れた矢野顕子さん
と忌野清志郎さんの「ひとつだけ」も心にしみました。
なにより、出てくるパンと料理がめちゃ美味しそうでたまりません!空腹
で観に行くと地獄ですよ!
映画のついでに、神戸元町でやっている春節祭も冷やかしてみました。
中央の広場では歌や踊りなど催し物もやってましたし、店々を回る縁起
物の獅子舞も華やかでイイ感じでしたよ。
祭りだけを見るのもなんなので、広場の見える上海料理の店「蓮」さんで
昼ごはん♪
蟹炒飯に海鮮揚げそばと小籠包に海老しゅうまい。お祭りを見ながらの
食べる中華は格別でした。
コーヒーとパンではないんですが、カフェでちょっぴりのんびりしたくて堂
島のムジカさんに立ち寄ってラプサン・スーチョンとスコーンでひと息♪
てきました。
洞爺湖のほとり北海道の月浦でカフェ“マーニ”を営む、りえさん(原
田知世さん)と水縞くん(大泉洋さん)のところを訪れた3組のお客さん
との交流と、それぞれの季節の美しい自然を描いた、ほのぼのとして
ちょっぴり切なく心温まる映画でした。
毎朝コーヒーを飲んでる大きなトランクを抱えた山高帽の阿部さん(あ
がた森魚さん)や地獄耳の硝子作家ヨーコさん(余貴美子さん)、広川
さん家族、郵便屋さんなど、個性的な住民もイイ感じでしたし、中村嘉
葎雄さんと渡辺美佐子さんの老夫婦も素晴らしかったです。
プロローグに出てくる物語のカギをにぎる、絵本「月とマーニ」ってのが、
素敵な物語ですごく良くできていて、なんだかそのあたりから三島さん
の世界に引き込まれていきますし、エンドロールで流れた矢野顕子さん
と忌野清志郎さんの「ひとつだけ」も心にしみました。
なにより、出てくるパンと料理がめちゃ美味しそうでたまりません!空腹
で観に行くと地獄ですよ!
映画のついでに、神戸元町でやっている春節祭も冷やかしてみました。
中央の広場では歌や踊りなど催し物もやってましたし、店々を回る縁起
物の獅子舞も華やかでイイ感じでしたよ。
祭りだけを見るのもなんなので、広場の見える上海料理の店「蓮」さんで
昼ごはん♪
蟹炒飯に海鮮揚げそばと小籠包に海老しゅうまい。お祭りを見ながらの
食べる中華は格別でした。
コーヒーとパンではないんですが、カフェでちょっぴりのんびりしたくて堂
島のムジカさんに立ち寄ってラプサン・スーチョンとスコーンでひと息♪
上方講談を聞く会 四百回記念特別大興行 [講談]
本日は、今年初の講談を聴きにワッハ上方のレッスンルームで
行われた「上方講談を聞く会 四百回記念特別大興行」を聴きに
行ってきました。
四百回記念特別大興行ってことで、今回は豪華に三部構成!
一部は、お楽しみ余芸大会と銘打って、南湖さん(小南湖ちゃん)
の「南京玉すだれ」、南左衛門さん&南華さん&南斗さん&南舟
さんに司会南青さんでの「大喜利」、これ以降は、余芸を超えて本
芸の域に達している南海さんの「書生節」、南鱗さんの「ガマの油」、
南北さんの「バナナの叩き売り」。
どの芸も面白かったんですが、南北さん、バナナをしこたま仕入れ
てきてて、テーブルにこづんでいる姿は叩き売りとしてリアリティー
があったんですが、如何せん量が凄い!最後は売ってると言うより
出演者総出で配ってるって感じで、ある意味楽しませて思いました。
(当事者の方々は余ると大変!必死のパッチって感じでしたが・・)
第二部から本番と言うか講談スタート。
先ずは、南舟さんの細川家の豪華な門松の由来話「細川の福の神」。
次は、南斗さんの左甚五郎話の「猫餅の由来」。そして、南華さんの
インチキ道場破りに無心を見たという「無心は強い」。
中入り後に、南青さんの「太平記の楠木正成」二部の最後は、左南
陵さんの「勧進帳」でした。
第三部はごめんなさい!で、失礼させていただきました。が、余芸も
含めて、今年初の講談を楽しませていただきました。
今年もできるだけ講談を聴きに行きます。
行われた「上方講談を聞く会 四百回記念特別大興行」を聴きに
行ってきました。
四百回記念特別大興行ってことで、今回は豪華に三部構成!
一部は、お楽しみ余芸大会と銘打って、南湖さん(小南湖ちゃん)
の「南京玉すだれ」、南左衛門さん&南華さん&南斗さん&南舟
さんに司会南青さんでの「大喜利」、これ以降は、余芸を超えて本
芸の域に達している南海さんの「書生節」、南鱗さんの「ガマの油」、
南北さんの「バナナの叩き売り」。
どの芸も面白かったんですが、南北さん、バナナをしこたま仕入れ
てきてて、テーブルにこづんでいる姿は叩き売りとしてリアリティー
があったんですが、如何せん量が凄い!最後は売ってると言うより
出演者総出で配ってるって感じで、ある意味楽しませて思いました。
(当事者の方々は余ると大変!必死のパッチって感じでしたが・・)
第二部から本番と言うか講談スタート。
先ずは、南舟さんの細川家の豪華な門松の由来話「細川の福の神」。
次は、南斗さんの左甚五郎話の「猫餅の由来」。そして、南華さんの
インチキ道場破りに無心を見たという「無心は強い」。
中入り後に、南青さんの「太平記の楠木正成」二部の最後は、左南
陵さんの「勧進帳」でした。
第三部はごめんなさい!で、失礼させていただきました。が、余芸も
含めて、今年初の講談を楽しませていただきました。
今年もできるだけ講談を聴きに行きます。
LOVE POP! キース・ヘリング展 アートはみんなのもの [美術館]
シトシトと冷たい雨の降る土曜日の今日は、本日からはじまった「LOVE
POP! キース・ヘリング展 アートはみんなのもの」を観に伊丹市立美術
館に行ってきました。
あまりに有名なのでキース・ヘリング氏についてとやかく説明する必要も
ないですが、80年代のニューヨークを駆け抜けたアメリカンPOPアートの
旗手といっても過言ではなかった人物。
彼の作品がプリントや印刷されたグッズは、今でもたくさん売られている
ので、作品を目にした人は多いと思います。(グッズ販売も“大衆のため
のアート”と言うキース氏のアート活動の一環だったと言われているみた
いです。)
展示は、ニューヨークの地下鉄の壁に貼られていた黒い紙(広告板の空
き期間に黒い紙が貼ってあるらしい)に、白いチョークで作品を描きまくっ
ていた初期の頃の写真の紹介から始まり、原色を大胆に使い、シンプル
な線で描かれたお洒落でユーモラスで風刺のきいた鮮やかな作品や多
摩で行ったワークショップの作品など多数展示してあり見応えありました。
作品自体は辛らつなメッセージを描いているんですが、キース氏の絵を
観ていると楽しく元気な気分になるのが不思議です。
館内では、AR(Augmented Reality;拡張現実)アプリ(ARAPPLI(ア
ラプリ))で、色々な場所を背景にキース氏の絵が見られる展示もしてあり、
面白い!
雨が降ってたんですが、館の外の壁では、田内万里夫氏のワークショップ
も行われていました。
楽しそうだったので、雨が降らなければ参加者も多かったでしょうに残念!
2/26までやってるみたいです。ご興味ある方は行ってみて下さい。
展覧会の後は、大阪駅前ビルで晩ご飯。昔、四日市で食べたご当地グル
メ“トンテキ”を「大阪トンテキ」さんって店で出していたので食べてみました。
(かなり前からあるのは知ってて、行列ができているのを横目で見てたん
ですが、はじめて入りました。)
普通と大とメガってのがあって普通を食べたんですが、普通でも十分にボ
リュームありました。隣でおじさんが大を食べてたけど肉塊って感じで凄か
った!メガってどんなんだ!
POP! キース・ヘリング展 アートはみんなのもの」を観に伊丹市立美術
館に行ってきました。
あまりに有名なのでキース・ヘリング氏についてとやかく説明する必要も
ないですが、80年代のニューヨークを駆け抜けたアメリカンPOPアートの
旗手といっても過言ではなかった人物。
彼の作品がプリントや印刷されたグッズは、今でもたくさん売られている
ので、作品を目にした人は多いと思います。(グッズ販売も“大衆のため
のアート”と言うキース氏のアート活動の一環だったと言われているみた
いです。)
展示は、ニューヨークの地下鉄の壁に貼られていた黒い紙(広告板の空
き期間に黒い紙が貼ってあるらしい)に、白いチョークで作品を描きまくっ
ていた初期の頃の写真の紹介から始まり、原色を大胆に使い、シンプル
な線で描かれたお洒落でユーモラスで風刺のきいた鮮やかな作品や多
摩で行ったワークショップの作品など多数展示してあり見応えありました。
作品自体は辛らつなメッセージを描いているんですが、キース氏の絵を
観ていると楽しく元気な気分になるのが不思議です。
館内では、AR(Augmented Reality;拡張現実)アプリ(ARAPPLI(ア
ラプリ))で、色々な場所を背景にキース氏の絵が見られる展示もしてあり、
面白い!
雨が降ってたんですが、館の外の壁では、田内万里夫氏のワークショップ
も行われていました。
楽しそうだったので、雨が降らなければ参加者も多かったでしょうに残念!
2/26までやってるみたいです。ご興味ある方は行ってみて下さい。
展覧会の後は、大阪駅前ビルで晩ご飯。昔、四日市で食べたご当地グル
メ“トンテキ”を「大阪トンテキ」さんって店で出していたので食べてみました。
(かなり前からあるのは知ってて、行列ができているのを横目で見てたん
ですが、はじめて入りました。)
普通と大とメガってのがあって普通を食べたんですが、普通でも十分にボ
リュームありました。隣でおじさんが大を食べてたけど肉塊って感じで凄か
った!メガってどんなんだ!
ロボジー [映画]
今日は、矢口史靖監督の最新作「ロボジー」を観に行ってきました。
ロボット工学のロの字も知らない白物家電の弱小メーカーの技術
者3人が、社長の思いつきで二足歩行ロボットを3ヶ月で開発する
ことになったが、そんなものができるはずもなく、とりあえず体裁だ
けでもと造っていた試作機も手違いで木っ端微塵!
追い詰められた3人は、人間を入れて急場をしのごうとするが、ひ
ょんな事から展示会で話題になって、挙句にロボットマニアのヘン
な女子大生もからんできて大騒ぎ!・・・って話。
矢口作品ならではなの、やる気のない感じからスタートするけど途
中めちゃ頑張って形にしていくという展開は健在でした。が、まぁ~!
3人が頑張ってロボットに詳しくなっていくってのに、あんまり感情移
入はできなかったかなぁ~?!
とは言え、ほのぼのとした、面白い映画でしたよ。
ロボット工学のロの字も知らない白物家電の弱小メーカーの技術
者3人が、社長の思いつきで二足歩行ロボットを3ヶ月で開発する
ことになったが、そんなものができるはずもなく、とりあえず体裁だ
けでもと造っていた試作機も手違いで木っ端微塵!
追い詰められた3人は、人間を入れて急場をしのごうとするが、ひ
ょんな事から展示会で話題になって、挙句にロボットマニアのヘン
な女子大生もからんできて大騒ぎ!・・・って話。
矢口作品ならではなの、やる気のない感じからスタートするけど途
中めちゃ頑張って形にしていくという展開は健在でした。が、まぁ~!
3人が頑張ってロボットに詳しくなっていくってのに、あんまり感情移
入はできなかったかなぁ~?!
とは言え、ほのぼのとした、面白い映画でしたよ。
マンガの今昔? [美術館]
京都国際マンガミュージアムで開催中の「マンガスタイル・ノースアメリカ展
これもマンガ?北米で活躍するマンガ家たち」と言う展覧会の関連イベント
で行われたトークイベントを聴きに行ってきました。
展示室では、スパイダーマンの恋人を主人公にしたコミック「メリー・ジェー
ン」のペンシラー&インカーを勤めた宮沢武史氏と“モーニング・ツー”で「P
EEPO CHOO(ピポチュー)」を連載していたフェリーペ・スミス氏に「ドラマ
コン」の作者スヴェトラーナ・シマコヴァ氏の作品展示が行われており、今
回のトークイベントには、宮沢武史氏とフェリーペ・スミス氏が出席されてい
ました。
司会は、翻訳やコーディネーターをやっている椎名ゆかりさん。作家さん2
人の他に、モーニングの編集長島田英二郎氏もパネラーとして参加されて
いました。
先ずは、宮沢武史氏のプロフィール紹介とアメリカのヒーローコミック物が、
どの様に作成されるかを詳しく説明してくれました。アメコミと言うのは完全
分業制になってるみたいで、脚本がペンシラーと呼ばれる下絵描きに渡さ
れ、描かれた下絵にインカーがラインを入れ、カラーリストが色を付け、レ
ターラーが吹き出しを入れる完成って感じで、宮沢氏はその中のペンシラ
ー兼インカーをやってるそうです。これを聞いて、アニメ製作に近い分業の
かな?なんて話も出てました。そんなアメコミですが、雑誌としてはやはり
“子供向け”と言うちょっと下に見られているのが実際だそうです。
宮沢氏の経歴は美大の時に作っていた自主出版のマンガがコミック編集
者の目にとまりって感じだそうで、アメリカで分業制のコミックもやりつつ、
マンガの本山である日本で作品を作りたいと、2007年から日本でも作品
を描かれてるそうです。
フェリーペ・スミス氏は、美大を出た後、食えずにバイトしていた時に日本
のマンガに出会い、アート表現の手段として非常によくできたツールである
と感銘し、マンガを描きはじめ、アメリカで新人賞を取って作家デビューを
果たすも、マンガと言うスタイルでアート表現をして世界に発信するには本
山の日本で認められないダメだと思い(アメリカのマンガ市場はまだまだ
アングラだそうです。)、司会の椎名ゆかりさんのコーディネートで、今回パ
ネラーで参加した島田英二郎氏に出会い日本デビューをしたそうです。
日本とアメリカの市場の違いや作品製作の違いの話がメインだったんです
が、技術面より2人とも日本の読者が何を面白いと思い何に興味を示す
のかがなかなか掴めず苦労したそうで、日本のマンガは絵の上手い下手
より圧倒的に心情的な面を重視したり、根本的に感動(笑いなど)のツボ
が違うみたいです。
2人の話も面白かったんですが、長島田英二郎氏の話も面白くって、雑誌
は保守と革新のバランスが大切で、今うけてる作品ばかり載せていると5
年で行き詰る。長い目で見ると今はうけない(その雑誌らしくない)ような作
品も載せてないといけないと言う話や、マンガをグローバル化するというこ
とは日本のマンガの翻訳本を世界で売るということではなく、ローカル作家
が現地で大活躍し、それぞれのローカル地域で独自のマンガ文化ができ
てこそグローバル化だと、サッカーを題材に話してらして、なんだか色んな
面で参考になる話でした。
マンガを題材にしたトークイベントでしたが、グローバル化の考え方など非
常に興味深い話が聞けて充実したひと時でした。
現代のグローバルマンガの次は、北斎漫画でマンガつながりって事でもな
いですが、京都駅伊勢丹の“美術館「えき」KYOTO”で開催中の「北斎の
富士 冨嶽三十六景と富嶽百景 」を拝見。
なんと言うか単純明快な展覧会で、葛飾北斎の浮世絵の代表作ともいえる
冨嶽三十六景の表富士36点と裏富士10点の合わせて46点、雑誌(?)
画集(?)である富嶽百景の102点の絵を一堂に会させた企画。
いやもうなんと言うか富士山、富士山、富士山!よくもこれだけ富士を題
材に描くことが有ったなぁ~!と思えるような富士山づくめなんですが、一
枚一枚が繊細で大胆でユーモアに富んでいて、150近い富士山を一気に
見ても飽きさせない!ここまで来ると神業って感じですね!
展示品の中に特別展示として波に富士山の“神奈川沖波裏”や中央に樽
がどぉ~んと配置された“尾州不二見原”など4点の状態の良い作品が飾
ってあったんですが、こんなに違うんだ!ってくらい良い奴は凄かったです。
マンガミュージアム近くでは、偶然来ていた会社の連中に接近遭遇しそう
になるのを回避しながら、楽しくマンガを楽しませてもらいました。
トークイベント前の腹ごしらえは、六角堂近くにある「洋食 ぼんじゅーる」さ
んでハンバーグをいただきました。
ジューシーで美味しいハンバーグ、定食を頼むと数種の小皿の中から一品
選べるサービスで付けてもらったアスパラの牛肉巻き、どっちも美味しかっ
たです。
そして、晩ご飯は、京都駅にある「京漬物 西利」さんのイートインコーナーで
京漬物の丼をいただきました。
上品でシャキシャキの漬物がのった丼と甘い白味噌のお味噌汁の組み合わ
せが絶妙でめちゃ美味しかったです。
これもマンガ?北米で活躍するマンガ家たち」と言う展覧会の関連イベント
で行われたトークイベントを聴きに行ってきました。
展示室では、スパイダーマンの恋人を主人公にしたコミック「メリー・ジェー
ン」のペンシラー&インカーを勤めた宮沢武史氏と“モーニング・ツー”で「P
EEPO CHOO(ピポチュー)」を連載していたフェリーペ・スミス氏に「ドラマ
コン」の作者スヴェトラーナ・シマコヴァ氏の作品展示が行われており、今
回のトークイベントには、宮沢武史氏とフェリーペ・スミス氏が出席されてい
ました。
司会は、翻訳やコーディネーターをやっている椎名ゆかりさん。作家さん2
人の他に、モーニングの編集長島田英二郎氏もパネラーとして参加されて
いました。
先ずは、宮沢武史氏のプロフィール紹介とアメリカのヒーローコミック物が、
どの様に作成されるかを詳しく説明してくれました。アメコミと言うのは完全
分業制になってるみたいで、脚本がペンシラーと呼ばれる下絵描きに渡さ
れ、描かれた下絵にインカーがラインを入れ、カラーリストが色を付け、レ
ターラーが吹き出しを入れる完成って感じで、宮沢氏はその中のペンシラ
ー兼インカーをやってるそうです。これを聞いて、アニメ製作に近い分業の
かな?なんて話も出てました。そんなアメコミですが、雑誌としてはやはり
“子供向け”と言うちょっと下に見られているのが実際だそうです。
宮沢氏の経歴は美大の時に作っていた自主出版のマンガがコミック編集
者の目にとまりって感じだそうで、アメリカで分業制のコミックもやりつつ、
マンガの本山である日本で作品を作りたいと、2007年から日本でも作品
を描かれてるそうです。
フェリーペ・スミス氏は、美大を出た後、食えずにバイトしていた時に日本
のマンガに出会い、アート表現の手段として非常によくできたツールである
と感銘し、マンガを描きはじめ、アメリカで新人賞を取って作家デビューを
果たすも、マンガと言うスタイルでアート表現をして世界に発信するには本
山の日本で認められないダメだと思い(アメリカのマンガ市場はまだまだ
アングラだそうです。)、司会の椎名ゆかりさんのコーディネートで、今回パ
ネラーで参加した島田英二郎氏に出会い日本デビューをしたそうです。
日本とアメリカの市場の違いや作品製作の違いの話がメインだったんです
が、技術面より2人とも日本の読者が何を面白いと思い何に興味を示す
のかがなかなか掴めず苦労したそうで、日本のマンガは絵の上手い下手
より圧倒的に心情的な面を重視したり、根本的に感動(笑いなど)のツボ
が違うみたいです。
2人の話も面白かったんですが、長島田英二郎氏の話も面白くって、雑誌
は保守と革新のバランスが大切で、今うけてる作品ばかり載せていると5
年で行き詰る。長い目で見ると今はうけない(その雑誌らしくない)ような作
品も載せてないといけないと言う話や、マンガをグローバル化するというこ
とは日本のマンガの翻訳本を世界で売るということではなく、ローカル作家
が現地で大活躍し、それぞれのローカル地域で独自のマンガ文化ができ
てこそグローバル化だと、サッカーを題材に話してらして、なんだか色んな
面で参考になる話でした。
マンガを題材にしたトークイベントでしたが、グローバル化の考え方など非
常に興味深い話が聞けて充実したひと時でした。
現代のグローバルマンガの次は、北斎漫画でマンガつながりって事でもな
いですが、京都駅伊勢丹の“美術館「えき」KYOTO”で開催中の「北斎の
富士 冨嶽三十六景と富嶽百景 」を拝見。
なんと言うか単純明快な展覧会で、葛飾北斎の浮世絵の代表作ともいえる
冨嶽三十六景の表富士36点と裏富士10点の合わせて46点、雑誌(?)
画集(?)である富嶽百景の102点の絵を一堂に会させた企画。
いやもうなんと言うか富士山、富士山、富士山!よくもこれだけ富士を題
材に描くことが有ったなぁ~!と思えるような富士山づくめなんですが、一
枚一枚が繊細で大胆でユーモアに富んでいて、150近い富士山を一気に
見ても飽きさせない!ここまで来ると神業って感じですね!
展示品の中に特別展示として波に富士山の“神奈川沖波裏”や中央に樽
がどぉ~んと配置された“尾州不二見原”など4点の状態の良い作品が飾
ってあったんですが、こんなに違うんだ!ってくらい良い奴は凄かったです。
マンガミュージアム近くでは、偶然来ていた会社の連中に接近遭遇しそう
になるのを回避しながら、楽しくマンガを楽しませてもらいました。
トークイベント前の腹ごしらえは、六角堂近くにある「洋食 ぼんじゅーる」さ
んでハンバーグをいただきました。
ジューシーで美味しいハンバーグ、定食を頼むと数種の小皿の中から一品
選べるサービスで付けてもらったアスパラの牛肉巻き、どっちも美味しかっ
たです。
そして、晩ご飯は、京都駅にある「京漬物 西利」さんのイートインコーナーで
京漬物の丼をいただきました。
上品でシャキシャキの漬物がのった丼と甘い白味噌のお味噌汁の組み合わ
せが絶妙でめちゃ美味しかったです。




