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GW最終日は西宮で文楽! [文楽]

昼から曇天模様で、夕方から雨が降り出したGWの最終日。
今日は、いつもの観劇仲間の方々と兵庫県立芸術文化セン
ター 阪急 中ホールに「文楽 in Hyogo 恋女房染分手綱」
を観に行ってきました。
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いつもの国立文楽劇場で観る文楽と内容は同じですが、劇
場の構造の違いで、ちょっと見下ろす感じで観る文楽の舞
台も新鮮です。

第1部は、兵庫在住で昨年人間国宝になられた人形遣いの
吉田和生さんと、同じく昨年襲名された豊竹呂太夫さんの
「芸歴50年」と銘打ったトークショー(聞き手は河内厚郎
さん)。
おふたりは(出会いの記憶に若干の違いはありますが)同
期だそうで、それぞれなんとなくの成り行きで文楽に足を
踏み入れ、それから50年だそうで、東大を落ちて、文楽
のシュールさに興味を持ってはじめた呂太夫さん。京都に
行った帰りに人形の頭作りを見に行ったら、そのまま何故
か人形遣いに入門してしまった和生さんって感じで・・・
面白い!
呂太夫さんのルターを題材にした文楽も見てみたいです。

そして第2部は、「恋女房染分手綱」から道中双六の段を
豊竹希太夫さんと豊竹亘太夫さん、三味線の鶴澤友之助さ
んと鶴澤清允さんの素浄瑠璃で聴かせてもらいました。
まだまだ子供のお姫様が関東に嫁入りすることになったけ
ど、出発の日になっても行くのを嫌がって、乳母重の井な
どがなだめても聞いてくれない。そこに三吉という子供の
馬方が出てきて、関東への道すがらの面白さを道中双六で
紹介してくれお姫様が面白がって出発することになると言
う場面。ここの明るさが次の子別れの段の悲しみを際立た
せる段って感じです。

そして次の、"重の井子別れの段”では、吉田和生さんの
人形が登場、豊竹呂太夫さんと鶴澤清友さんの浄瑠璃にの
せて、悲しい別れの場面を切々と見せてもらいました。
三吉は、実は乳母重の井の実の子供与之助なんですが、三
吉は、家老の息子と重の井の不義密通でできた子供で、こ
のために夫は追放、重の井の親が身代わりに切腹している
経緯があり、また、乳母である重の井のことでお姫様の婚
礼に傷がつくのを恐れ、三吉を突き放すと言う話。最後に
三吉が悲しく馬子唄を歌うところがなんとも切ない。

劇場で配るチラシといっしょに入っていた「ものがたり街
道Ⅱ こころの道行 二十番」と言う、今回のトークショー
の司会者河内厚郎さんが編集して関西広域連合が作った古
典演目ゆかりの場所を紹介した冊子。めちゃ面白そうです。
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河内さん曰く、Ⅰもあって、Ⅰは西国巡礼になぞって古典
演目ゆかりの33ヶ所を紹介しているそうで、Ⅱはそこにも
れた20ヶ所を載せたそうです。Ⅰも欲しいぃ~~~!

芸文近くの「民芸居酒屋 ふじや」さんで観劇後の食事会。
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玉子豆腐の木の芽餡、胡瓜の漬物、じゃこ天、筍の木の芽
和え、ホタルイカの酢味噌、鶏の唐揚げ、オニオンリング、
鰯の梅肉揚げ、角煮、変わり明石焼き、チジミなど、どの
料理も美味しかったです。

いつもながら、チケットのご手配や居酒屋の予約などお世
話になりっぱなしで、本当にありがとうございました。

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飛び石GW6日目は芦屋で万葉! [美術館]

スッキリと爽やかに晴れた子供の日。今日は、西宮、芦屋
界隈で温故知新な絵画をめぐってきました。

先ずは、甲東園にある頴川美術館で開催している「江戸絵
画への誘い(一)」。
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前後期に分かれていたんですが、後期の目玉は尾形光琳の
"群鶴図屏風”で、MOA所蔵の国宝紅白梅図屏風の様に金
地に銀で流水が描かれた黒い川が、六曲一双の画面を斜め
に流れ、その上に写実的な真鶴25羽と燕子花などの花がが
絶妙に配置された作品。息をのむような美しさを独り占め
させてもらいました。光琳では"業平東下りの図”のスッキ
リとした富士の姿も素晴らしかったです。

それと個人的に観たかったのが、本阿弥光悦の黒楽茶碗(水
翁)。黒い楽茶碗の中に柔らかな風情を持つ姿がとても美し
かったです。やっぱり光悦の茶碗はイイです。

これ以外に、これまた写実的な応挙の鯉と鮒、それに猪。
大胆に簡略化された岩山と淡い月の対比が素敵な芦雪の山
水、大雅と呉春の文人画、祖仙のふわふわの毛並みが素晴
らしい5匹の猿など、数は少なかったですが、見応えのあ
る作品が並んでいました。

今津線で阪神電車に移動し、阪神芦屋駅近くにあるパン屋
「ローゲンマイヤー」さんのクリームパンを頬張りながら
次の目的地芦屋市立美術博物館へ。
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上品な甘さのカスタードクリームが絶品です。

万葉集に凝っている知り合いの方のブログで紹介してあっ
た展覧会で、どんなんだろうと思って、芦屋市立美術博物
館で開催中の「万葉のセゾン(saison)」を拝見。
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奈良県立万葉文化館の所蔵する万葉集を題材にした現代日
本画のコレクションから春夏秋冬の四季になぞって50点あ
まりの作品が展示してありました。(展覧会には始終足を
運ぶんですが、現代日本画に関しては、ほとんど見た事が
無いので、ある意味新鮮でした)

万葉集も門外漢なんですが、"あをによし寧楽の京師は咲
く花の薫ふがごとく今盛りなり”や"春過ぎて夏来るらし白
妙の衣乾したり天の香具山”や"田子の浦ゆうち出でてみれ
ば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける”など耳にした事のあ
るメジャーな和歌も多く、一点一点に題材にした和歌の解
説も付いてて、けっこう面白かったです。

心に残ったのは、千住博さんの滝"ウォーターフォール”で、
和歌は"嘆きせば人知りぬべみ山川のたぎつ心を塞かへて
あるかも”。イヤイヤ溢れてるよ・・心!笑
他には、田淵俊夫さんの"はぎの頃”、内藤和子さんの"野
の彩”、吉澤照子さんの"いちし”、片岡球子さんの"富士”、
絹谷幸二さんの"大和国原”が印象的でした。

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飛び石GW5日目はのざきまいり! [神社仏閣]

ちょっと風は強かったですが、爽やかに晴れた今日は、毎年
GWの恒例にしている"のざきまいり”&"石切さん”ポタリ
ングに行ってきました。
浄瑠璃や落語でお馴染みの野崎観音(正式には福聚山慈眼寺)
で行われているの"ざきまいり(正式には無縁経法要)。
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野崎駅からお寺までの参道には300店あまりの露店がずらり
と並んでます。が、今年は、ちょっと早めに出かけたので、
各露店は開店準備の真っ最中って感じで、テントを張ったり、
景品を並べたり、凍った肉を解かしたり、キャベツを切った
りと参拝客を横目に忙しそうな様子。
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ってことで、立ち止まる人もまだまだ少なく、いつもより歩
きやすい参道を抜け、ちょっとだけですが急な階段をのぼっ
てお目当ての野崎観音へ。
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少し早めではありました流石に本堂前には参拝の列ができて
いて、しばし並んで、ご本尊の十一面観音菩薩に参拝。
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境内には、お染久松の塚もあるので、先ごろ亡くなった住大
夫さんを偲びながら、お参りをさせてもらいました。
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境内にはステージも設えてあり昭和歌謡ショーみたいなイベ
ントがあるみたいでした。が、喉も渇いていたので冷やしあ
めを飲んで、そそくさとお寺をあとにしました。
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野崎観音から下りてきて、賑わっている露店を見ていたら小
腹が空いたので、野崎駅近くにある「御菓子司 壬生」さんの
味噌餡の柏餅をつまみました。
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柏餅の味噌餡大好きです。美味しかった~~ぁ!

そして、のざきまいりとセットで、こちらも恒例にしている
でんぼ(腫れ物)の神様石切さん(石切劔箭神社)に足を伸ば
しました。
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大きな鳥居を抜けると風情のあるな絵馬殿があり、そこから
新緑に映える本殿が見えてきます。
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本殿前にはお百度石が設えてあり、石切さんの名物とも言え
るお百度参りをする方々が、紙縒りを手にふたつのお百度石
の間を数珠のように連なって回っていました。毎年見る光景
ですが、毎回、ちょっとビックリです。(他の神社ではあま
りお目にかからない光景なので・・)
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そして、こちらも大好きな鄙びた風情で賑わっている石切参
道商店街を散策。
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飲食店などに混ざって占いや漢方薬の店などが並び、観光地
的な珍しいものや懐かしいものを目を楽しませてくれます。
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ちょうど時分時になったので、よもぎうどんが名物の「大和
屋」さんで、名物のよもぎうどんと店頭で美味しそうに煮て
あったじゃがいものおでんもいただきました。
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よもぎの天ぷらののった薄緑色のうどんとホクホクのじゃが
いも、どちらも美味しかったです。

帰りは向かい風で疲れましたが、楽しいポタリングでした。

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中2日挟んでGW4日目は西宮で演劇! [観劇(他)]

中2日仕事をし、昨日からの雨も上がったゴールデンウィ
ーク後半戦の1日目は、兵庫県立芸術文化センター 阪急中
ホールに、ナイロン100℃さんの25周年記念公演「百年の
秘密」を観に行ってきました。
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「百年の秘密」は、2012年の初演の時に、今は無きシア
ターBRAVA!で拝見させてもらった演目で、今回は再演と
言うことです。

作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチさん。いきなり
出演者全員が舞台に立ち、この物語のストーリーテラーで
もある女中のメアリー(長田奈麻さん)による、役紹介か
らはじまり、その後のテンポの良いプロジェクションマッ
ピングを使ったオープニングも映画のようでお洒落です。
舞台中央に、この物語の一族、ベイカー家とそこにかかわ
る人々の百年の秘密をすべて見てきたであろう大きな楡の
木が鎮座し、右に中庭、左にリビングを配置。

先ずは、犬山イヌコさん演じるベイカー家の娘ティルダの
12歳の時から物語ははじまり、同級生のリーザロッテ(村
岡希美さん)とチャド(みのすけさん)が、転校生のコナ
(峯村リエさん)をめぐりティルダと大喧嘩!そこに居合
わせたバスケが上手いベイカー家長男エース(大倉孝二さ
ん)とそのエースの親友カレル(萩原聖人さん)。
ティルダとコナがカレルから大切な手紙を託されたところ
から秘密がはじまり、それに隣人の弁護士ブラックウッド
(山西惇)もからんで、26年後、40年後、10年戻るなど
など行ったり来たりの時間旅行の中で、秘密が秘密を産み、
その秘密が絡み合うことで、ベイカー家とティルダとコナ
の子供や孫の代まで秘密が引き継がれ、庭の楡の木だけが
その秘密を、そっと見守ってきたと言う話でした。

もちろん、笑いはちりばめられていましたが、ふたりの女
性と一生と一族の栄枯盛衰を描いた静かで心にしみる物語
でした。

1回観ているので覚悟はしていましたし、日ごろ観ている
歌舞伎や文楽など古典芸能系は上演時間が長いので慣れて
はいますが、休憩15分の3時間半は・・・やっぱり長かっ
たです!笑

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GW3日目は長谷寺で牡丹! [観光]

薄雲のもと初夏のような気温の今日は、牡丹の花でも見よ
うかと思い立ち奈良の長谷寺(正式には豊山神楽院長谷寺)
に行ってきました。
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今年は花の開花が全体に早いので、残っていれば良いけれ
どと思いながら訪問でしたが、やはり牡丹と石楠花は盛り
を過ぎ、残り少なくなっていました。が、鮮やかな色を楽
しむことができました。花は少なかったんですが、代わり
に新緑が美しく、緑の葉を揺らしながら、爽やかな風が吹
いていました。

長谷寺駅から谷を下り、初瀬街道沿いの昔の風情の残る参
道をしばらく歩くと、山肌に長谷寺の伽藍が現れます。
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仁王門をくぐって長い長い登廊を上り、10mを超える木造
のご本尊十一面観世音菩薩立像が祀られる本堂に参拝。
下から見上げるとご本尊の大きさが際立ち力強く見守られ
ている感じがします。
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本堂の舞台から眺める伽藍も素晴らしい。
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わずかに残った牡丹と石楠花を求めながら、新緑の山肌を
日限地蔵尊、御影堂、本長谷寺、五重塔を巡って、晩春と
言うか初夏の長谷寺を楽しみました。
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長谷寺は、西国三十三所観音霊場の第八番の札所で、今年
は西国霊場草創1300年ってことで記念として、本坊では
16mを超える掛け軸「大観音大画軸」のご開帳も行われて
いました。
第八番の札所と言えば、ご朱印所の長蛇の列にビックリ!
私が昔、西国三十三所を巡っていた頃は、ご朱印をいただ
くのは巡礼の方だけでしたが、昨今は、ご朱印ブームなの
か?皆さんご朱印目当てで参拝されている感じですね。
神社仏閣にどんな形であれ興味を持てもらうのは良い事だ
と思います。

昼ごはんは、参道にある町家カフェ「わらしべ長者の里
泊瀬長者亭」さんで、やっぱり三輪素麺の地に来たんだ
からこれを食べなきゃって感じで素麺をいただきました。
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具沢山のシコシコの素麺も奈良のお米で作ったと言う俵
おにぎりも、めちゃ美味しかったです。

そして、こちらも参道にある「総本家 寿屋」さんの手摘
み自然よもぎだけで作ったと言う風味豊かで美味しい草餅
(半月が生、丸いのが焼き)を頬張りながら大阪に戻りま
した。
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