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和との融合 [美術館]

雲は大目でしたが、台風一過と言う感じに晴れた敬老の日の本日。
敬老の日とはまったく関係無いですが、京都まで出かけて、京都
髙島屋7階グランドホールで開催している「ぼくらが日本を継い
でいく 琳派・若冲・アニメ」を覗いてみました。 
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細見美術館館長の細見良行氏監修のもと、豊和堂のアートディレ
クター山田晋也氏と友禅絵師の平尾務氏がコラボし、俵屋宗達、
尾形光琳、酒井抱一、伊藤若冲、鈴木其一、神坂雪佳などの日本
画と初音ミクや手塚治虫さんのキャラクター(鉄腕アトム、火の
鳥、ジャングル大帝、ブラック・ジャック、ユニコ、どろろ、リ
ボンの騎士)やリラックマを融合した作品が、35点ほど展示し
てありました。

入口正面には、光琳の松島図屏風に火の鳥が舞い。その横には、
抱一の桜に小禽図に着物姿の初音ミクが佇む。
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会場の中では、宗達の双犬図のオマージュでレオとユニコがじゃ
れあい、若冲の鶏や光琳の燕子花には初音ミクがコラボ、雪佳の
ほっこりした絵には同じくほっこりのリラックマと、素敵にイイ
感じの違和感が漂っていました。

そして、台風にも負けずに賑わう通りの人混みをかき分けながら、
次の目的地(と言うか、こちらが本命なんですが・・)に、行く
前に、腹ごしらえでもしようと、にしんそばで有名な「松葉」さ
んでしっぽくそばを手繰りました。
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冬はにしんそばを手繰りたくなるんですが、他の季節は具沢山の
しっぽく、めちゃ美味しい!大好きです。

腹も膨れたところで、祇園甲部歌舞練場内の八坂倶楽部を利用し
て、今年の6月10日にオープンしたフォーエバー現代美術館で開
催しているオープン記念のコレクション展「草間彌生 My Soul
Forever」へ。
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美術館前の広場では、お馴染みの南瓜がお出迎え!テンション上
がりますね。
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入口を抜けると、正面にある“黄樹”の鮮やかな色が目に飛び込ん
できます。
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第1展示室には、数点ですが初期の作品が展示してありました。
第2展示室では、お馴染みの南瓜やちょっと珍しいコラージュ作
品なども飾ってありました。
第3展示室は、シルクスクリーンの連作が並び、きらびやかなラ
メがイイ感じです。ここでは、床の間と“赤いアドレス”の組み合
わせは秀逸で、息を呑むような美しさでした。
2階に上った第4展示室にもシルクスクリーンの連作が並ぶ他、食
器などの作品も飾ってあります。が、ここでは、なんと言っても、
鏡板の松が描かれた舞台に設えてあるオブジェ“私の魂を乗せてゆ
くボート”が、幻想的な風情を漂わせていて、素晴らしい!
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日本建築の畳のひかれた和室と鮮やかな草間さんの作品が絶妙に
融和し、非常に面白い空間を創り出していました。想像以上に面
白かったです。

帰りに、改装中の南座横にある「祇園饅頭」さんの六方とくり餅
を買って大阪に戻りました。
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ここの六方が大好きです。南座での歌舞伎観劇の時は、いつもお
やつに買ってました。ちょっと懐かしい感じです。

一応、敬老の日っぽいこともしとこうと、実家の爺さんと婆さん
には、先日、会社に元同僚から送ってきた岡山のぶどう(かわは
らぶどう園さん)が、めちゃ美味しかったので、ネットで注文し
て送ってみました。

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武器ではなく服を [美術館]

台風の接近が秋雨前線を刺激して朝から雨が降り続いた土曜日。
今日は、大丸心斎橋店北館14階イベントホールで開催している
「THE SAPEUR サプール写真展 平和をまとった紳士たち」を
観に行ってきました。
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中央アフリカのコンゴ(コンゴ共和国とコンゴ民主共和国)、
内戦が続き、アフリカと言うか世界でも最貧国と言ってもよい
ような国において、武器ではなく、月収の何倍もする高価なブ
ランドスーツに身を包んで街をかっ歩し、ファッションでしの
ぎを削る人たちがいると、ファッション業界以外でも話題にな
った“サプール”。
そのサプールを撮ったSAP CHANO氏の写真が、200点ほど展
示してありました。
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サプールは、数年前にドキュメント映像を見て、ファッション
(と言うか、色彩感覚と言った方がよいかもしれませんが・・)
が、非常に格好良かったことと、平和主義的な生き方もめちゃ
格好良くって、興味を持ち、何か機会があったら、じっくり見
てみたいと思ってました。
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昔、映像で見たのが、コンゴ共和国のブラザビルで活躍するサ
プールの方々だったせいで、基本3色と言う限られた色の組み
合わせの中で赤や緑など原色のスーツを見事なコーディネート
で着こなすものだと思っていました。が、コンゴ民主共和国の
キンシャサにもサプールがいて、そちらは、色は黒などで派手
さは抑えつつもデザイン性に重点を置いた着こなしをしていて、
特に“Yohji Yamamoto”の服を着るのが、ひとつのステータス
になっているらしく、日本人としては嬉しい限りです。
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サプールの方々が日本を旅した写真なんてのもあって、日本の
風景の中でも奇抜に映えるファッションが見事でした。
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今回、写真を見ながら、なんとなく都築響一さんの「着倒れ方
丈記」を思い出してしまいました。

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混沌の天王寺で優雅な大和絵 [美術館]

大阪市立美術館で開催中の「土佐光起生誕400年 近世やまと
絵の開花 和のエレガンス」を観に行ってきました。
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今回は、土佐派中興の祖とも言える土佐光起の生誕記念と言
うことで、光起を中心に、光成など江戸期の土佐派の作品が
50点ほど展示してありました。

“春秋花鳥図屏風”などの屏風や、“秋草に鶉図”などの掛軸の他、
“大寺縁起絵巻”や“源氏物語絵巻”などの絵巻が飾ってあり、絵
巻が大好きな私としては、ガラスにべったりとくっ付いて描か
れている人物の豊かな表情などを、存分に堪能しました。

これ以外に、衣通姫や柿本人麿などの人物画に代表的な和歌を
添えた絵や、西行の“心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立
つ沢の 秋の夕暮れ“など“・・・秋の夕暮れ”で結んだ三夕(さ
んせき)の和歌を描いた三夕図など、いかにも大和絵的な作品
も風情があって、素晴らしかったです。
それと、 大寺縁起などの下絵も並んでいて、光起らがどのよ
うな構想で描いていたのかが垣間見えて面白かったですよ。

土佐光起の絵も良かったんですが、1階でやっていたコレクシ
ョン展示の5~6世紀の北魏や西魏など中国石仏の展示が秀逸で、
めちゃ面白かったです。
暗がりにライトで仄かに浮かんだ石仏が整然と並んだ展示室は、
なんだか現代アートのインスタレーションのようでした。
如来三尊像の形をとったものが多かったんですが、ひとつひと
つの顔立ちや造りなどがけっこう個性的で、おおらかな表情を
していて、なんだか引き込まれてしまいましたし、石仏の裏側
にも細かい模様が刻んであったりと、見応えがありました。

昨日、健康診断に行ったら、血圧が低めで、久々に上が100を
切って97!体重も落ちていて、夏バテ?かなって感じだったの
で、血圧と体重を戻そうと、「アベノ珉珉」さんでニラレバと
餃子を頬張りました。
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珉珉の餃子って久しぶりに食べた気がします。が、小ぶりで薄
皮で美味しい!

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石巻でアート(2日目) [美術館]

リボーンアートフェスティバル2017の2日目。台風一過って
感じで石巻は快晴。今日は、今回の旅の主目的でもある宮島
達男さんの作品を観にと言うか、サポートしたデジタルカウ
ンターを確認に、バスに揺られて、牡鹿半島へ。
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牡鹿半島先端鮎川Dエリア、コバルト荘跡地にある宮島達男
さんの「時の海-東北」。
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テントの中の水槽には、無数のデジタルカウンターが置かれ、
被災された方々、それぞれの時を刻んでいます。
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表の配置図で“209”のめぼしをつけ、実際のデジタルカウン
ターを確認!写真に写る4つの左上が、私がサポートしたデ
ジタルカウンターです。
セットされた方のお名前も拝見しました。少しゆっくり目に
カウントされる数字を眺めながら、震災以降、これくらいの
スピード感で時を過ごされてきたのかなと思うと、感慨深い
ものがありました。
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コバルト荘跡地の斜面をおりた林の中には、増田セバスチャ
ンさんの樹脂製のキモカワイイツリーハウスが建っていて、
カワイイ物で埋め尽くされたハウスの中にはブランコがあり、
それにのって海を眺めることができます。
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そこからバスで2分ほどのところにあるホテルニューさか井
の庭には、ファブリス・イベールさんの緑のしょんべんおや
じ。ホテルの部屋には増田拓史さんの窓。屋上では、Yotta
(ヨタ)さんの青空カラオケが設置され大音量の歌声が響い
ていました!笑
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他にも多数の作品が半島に点在していましたが、すべてをめ
ぐる時間が無かったので、とりあえずこれは見とこうと思い、
牡鹿半島でのメインと言うか、今回のアート祭を象徴する名
和晃平さんの「White Deer (Oshika)」拝見。
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白く崇高な輝きを放つような立ち姿が素晴らしかったです。

名和さんの牡鹿の近くには、石巻市街地の展示と連動した宮
永愛子さんの「海は森からうまれる」が展示してあったので、
もちろんこちらも拝見しました。
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洞窟の中で仄かに光る投げ捨てられたようなブイが幻想的な
雰囲気を漂わせていました。イイ感じです。

これ以外に、鈴木康広さんのファスナーの船、ブルース・ナ
ウマンさんの森のピアノ音、デビッド・ハモンズさんの映像
車を楽しました。
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もうひとつの洞窟にはさわひらきさんの作品があったんです
が、長い列ができていたのとバスの時間が無くってあきらめ
ました!残念!
残念ついでと言うか、やっぱり凄いなと思ったのは、無料循
環バスの車窓からチラッと見えた草間彌生さんの作品の人気
っぷり!お客さんの集まり方が群を抜いてました!

牡鹿半島での昼ごはんは、牡鹿公民館前にあるおしかのれん
街のみさき屋さんで、海鮮ちらしを頬張りました。
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美味しかったですし、バスの時間まで少ししかないと言った
ら素早く作って下さいました。ありがたかったです。

バタバタしててお土産も買ってないなと思いながら、仙台空
港で“まころん”を買って、頬張りながら大阪に戻りました。
香ばしいアーモンドの風味が絶妙に美味しい!
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私的には、宮島達男さんの作品作りのクラウドファンディン
グへの参加からはじまった、今回のリボーンアートフェステ
ィバル2017でしたが、こんな事でもなければ、大阪の地で、
ただただ遠くでやっているアート祭で終わっていたかもしれ
ないイベントに足を運ぶきっかけになり、かなり面白い作品
も観る事ができました。本当に大満足でした。感謝です。

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石巻でアート(1日目) [美術館]

ニンニクの風味のきいた味噌のスープともやしのシャキシャ
キ感があいまって、めちゃ美味しかったです
今日は、台風の影響で揺れるミニオンラッピングの飛行機に
乗って、宮城県石巻で開催中の「リボーンアートフェスティ
バル2017」を観に行ってきました。
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石巻に向かう前に、とりあえず仙台駅で昼ごはんって感じで、
駅前にあるラーメン屋「駅前 泰陽楼」さんで、新ご当地B級
グルメ?マーボーやきそばをいただきました。
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仙台と言えば、寿司や牛タンが思いつきましが、今回はちょ
っと変わったモノを食べようと思った次第です。想定以上に
美味しかったです!笑
その勢いで、泰陽楼さんの横のあったどら焼き屋「ankoya」
さんでデザート?に、四角い“あんどら”と“くるみどら”を買
って、石巻に向かいました。
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しばらくバッテリーとエンジンで走るハイブリッド列車に揺
られて石巻に到着。駅前にあったインフォメーションセンタ
ーで2DAYS PASSを買って、先ず1日目は、石巻市街エリア
を散策。
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蔵の佇まいが素敵な本家秋田屋には、バリー・マッギーさん
のインスタレーションとクー・ジュンガさんの不思議な枠が
展示され、面白い。
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向かいの路地奥のパーマ屋跡では、キュンチョメさんの刺激
的な映像作品が楽しめました。
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旧旅行代理店では、齋藤陽道さんの穏やかな写真に心癒され
ました。
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旧柏屋には、どこでもお風呂に入れる八木隆行さんの背負え
るバスタブとZakkubalanさんの映像が展示してありました。
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その向かいのガルバナイズ・ギャラリーでは、建屋全体を使
って有馬かおるさんの滞在型?のインスタレーションが楽し
め、ご本人だと思う方にも会えました。
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路地を進むと、今回の市街地エリアで一番気になっていた、
18禁アート?日活パール劇場!ハスラー・アラキさんとカオ
ス*ラウンジさんの、それこそエロとカオスの世界!
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廃墟となったカビの臭いが漂う映画館には、昭和を思わせる
無数のポルノ映画のポスターとアート作品が混在し、ノスタ
ルジックとエロティックな空気に包まれていました。凄い!

そして、こちらも楽しみにしていた旧観慶丸商店の宮永愛子
さんの作品「海は森からうまれる」。牡蠣養殖用のブイを使
ったインスタレーション。
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畠山重篤さんの“森は海の恋人”を思い出しながら、ブイの中
の森を楽しませてもらいました。
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旧観慶丸商店には、宮永さん以外に、名和晃平さんのドロー
イング、金氏徹平さんのオブジェ、皆川明さんのテキスタイ
ル、コンタクトゴンゾさんの映像、ヨーゼフ・ボイス氏、ル
ドルフ・シュタイナー氏、マーク・クイン氏、ナムジュン・
パイク氏の作品や参加アーティストのプランドローイングな
どが展示してあり、見応えありました。
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そして、市街地周辺は、解説付きの無料バスツアーに参加。
Reborn-ArtHouseでは、小林武史 × WOW × DAISY BA
LLOONさんの音楽と映像とバルーンアートの融合した幻想
的な空間を堪能。
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日和山公園の高い台から石巻の津波の映像が頭をよぎる風景
とJRさんのデカイ証明写真部屋を体験しました。
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日和山眼下の門脇では、2棟のうち1棟が津波に耐えた本間家
蔵に、カールステン・ニコライさんのガラスのオブジェが置
かれ、その前には、増田セバスチャンさんのカワイイ茸!
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ちょっと離れた石造り元米蔵には、金氏徹平さんの白い樹脂
の積もった立体コラージュが展示したりました。
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バスツアーの最後は、ワンパークという被災した冷凍倉庫跡
を利用したスケートパークで行われていたサイドコアさんを
中心にグループ展を拝見。
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消防法の関係で規制が入って思い通りの展示はできなかった
そうですが、映像やオブジェなど刺激的な作品が飾ってあり
ました。

夜になると、中瀬の先端で、カールステン・ニコライさんの
レーザーの糸が夜空を貫いていました!圧巻。
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そして、晩ごはん。石巻の夜は、秋の気配が漂っていたので、
ラーメン屋「大王」さんの味噌タンメンをすすりました。
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ニンニクの風味のきいた味噌のスープともやしのシャキシャ
キ感があいまって、めちゃ美味しかったです。

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梅田で九州の列車たち [美術館]

阪急うめだギャラリーで開催している鉄道ウィークの第2弾「模型
の神様 原信太郎とデザイナー 水戸岡鋭治 鉄たび展」を観に行って
きました。
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今回のメインの展示と言うかイベントは、原信太郎さんが作成した
「或る列車」の模型が実際に走る姿を眺められること。
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「或る列車」は、明治39年(1906年)に、その当時、私鉄だった
九州鉄道が豪華列車をアメリカに発注。しかし、列車が完成する前
に鉄道会社が国有化されたことで、営業運行されないまま、鉄道マ
ニアの間で“或る列車”と言うミステリアスな名前で呼ばれ伝説とな
っていた列車だそうです。
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その列車の一部を子供のころに見たことのあった原信太郎さんが、
資料と想像を駆使して模型化。その模型を元に水戸岡鋭治さんが、
実際の列車としてデザインを起こし、2015年にJR九州が“JRKYU
SHU SWEET TRAIN「或る列車」”として、まさに100年の時を
経て、九州の地で営業運行を開始した豪華列車です。
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「或る列車」をメインにしている展示と言うことかどうかは判りま
せんが、古今東西の豪華列車大集合って感じで、“ゴッダルド鉄道”、
“サザン・パシフィック鉄道”、“ドイツ鉄道のガラス電車”、“ゆう
づる”、“北斗星”、“トワイライトエクスプレス”、“カシオペア”、
“あさかぜ”などなどの模型が飾ってありました。
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各国のSLの模型も展示してあったんですが、ごっつかったり優美
だったり、お国柄って出るもんだなって感じです。
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また、「或る列車」以外にも今回はJR九州で走っている観光列車の
紹介が満載で、“かもめ”、“ハウステンボス”、“ソニック”“ゆふいん
の森”、“あそぼーい”、“SL人吉”、“かわせみ”、“やませみ”“指宿の
たまて箱”、“A列車で行こう”、“くまモン電車”、“レトロン号”、“お
れんじ食堂”などなど、改めて路線図で示されると、こんなに有るの
か!とビックリです。九州はいつの間にか観光列車大国になってた
んですね!
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“あそぼーい”の親子で座れる座席なども会場に設置してあって、自
由に座れるようになってました。座り心地、めちゃ良かったですよ。
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各列車のコンセプトやこだわりなども紹介してあって、どれも個性
的で乗ってみたくなるような魅力が満載!
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いゃ~~!九州に旅に行きたくなりました(思う壺!笑)。

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神戸でほっこり絵画 [美術館]

今日も残暑がきびしかったんですが、そんな中、毎年楽しみにし
ている「2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が、昨日
からはじまったので、西宮市大谷記念美術館に行ってきました。
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今年は、3368作の応募があったそうで、その中から、日本人6人
(古郡加奈子さん、綾野本汰さん、コクマイトヨヒコさん、オオ
ノ・マユミさん、渡辺アンヤラットさん、山本まもるさん)を含
む、75人の入選作が展示してありました。

美術館入口では、渡辺アンヤラットさんの“トビウオ、まてまて。”
の大きな絵がお出迎え。すごろくのような楽しい絵です。
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これ以外に日本の作家さんでは、古郡加奈子さんの原色で日常を
描いた“一日”、 面白い綾野本汰さんの“コアラの通勤”、生地の図
柄とドレスを描いたオオノ・マユミさんの“カラー&パターン きょ
うのようふくなにいろ なにもよう?”、細密なモノクロームが印象
的なコクマイトヨヒコさんの“電気の行き先”、ユーモラスな山本ま
もるさんの“ベロずきんと不思議な国の市場”が展示してありました。

日本人以外ですと、クリスティーナ・スパノさんの“どこでもドア”
やシモーネ・レアの“風”、それにモニカ・ エルナンデスさんの“白
雪姫と七人の小人”など、今回は地元イタリアの作家さんの作品が
印象に残りました。

今回は特に、どんどんデジタル化が進んでいるような印象を受けま
したし、コラージュ系の作品が多いなぁ~と言う感想です。

また、1階の奥では、特別展示として、第7回ボローニャSM出版賞
を受賞したメキシコのフアン・パロミノの“はじまりの前に”と言う
絵本の原画も展示してありました。

そして、いただきモノの招待券が有ったので、ちょっと足を伸ばし
て、神戸ファッション美術館で開催している「今森光彦 自然と暮ら
す切り紙の世界 里山のアトリエで生まれる命たち」も拝見。
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先日、滋賀県野洲の昆虫収集家の方のご自宅で標本の蝶や虫たちを
たくさん拝見させてもらったんですが、今森光彦さんも同じ滋賀県
の大津出身だそうで、その標本のような蝶や虫たちを、紙を一本の
ハサミで切て描き出す切り絵の手法で、見事に表現してらっしゃい
ました。
モノクロのいかにも切り絵と言う作品から虫たちの立体切り絵、南
国の鳥や草花を描いた極彩色の作品まで250点ほどの作品が並んで
見応えありました。
常設のファッションのコーナーには、昆虫とファッションをテーマ
にした服が展示しあり、玉虫みたいなメタリックなドレスやてんと
う虫のような水玉、虫の羽のような透明な服などが並んでいました。

神戸に向かう道すがら、梅田の地下でランチをしようと思いながら
なんとなく難民化してウロウロしてしまい、めったに行かない泉の
広場に迷い込み、拌麺と言う耳馴染みの無い中華料理が目につき、
カップ焼きそばをそのまま皿に盛ったようなビジュアルに興味をそ
そられて、「うさぎ食堂」さんの拌麺なるモノを食べてみました。
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混ぜた後なので、皿が汚れていますが、オイルとソースの上に茹で
た麺をポンとのせたモノが運ばれてきて、自分でかき混ぜる仕組み。
見た目がソース焼きそばなので、頭で想定する味と違って、若干混
乱するような味でした。美味しかったです。

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めったに行かない二条城でアート [美術館]

残暑きびしき京都で、今日からはじまった芸術祭“東アジア文化
都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」”を観に、元離宮二条
城と京都芸術センターに行ってきました。
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二条城内全域および京都芸術センター全館を使って、日中韓の
現代アート作家25組が作品を展示するイベントです。

地下鉄の駅から地上に上がった途端に汗が噴出し、あまりの暑
さに息苦しさを感じつつ、二条城へ。
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東大手門をくくり城内に入ると芸術祭用のチケット売り場が設え
てあり、チケットを買って、案内の地図にそって、先ずは二の丸
御殿台所。
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建物の前にはチェ・ジョンファさんの巨大なフルーツの木、土間
には大根。そして、笊ランプが輝いています。
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台所に上がると、草間彌生さんのビーナスが鎮座し、その横では、
宮永愛子さんの穏やかな海の風景が広がります(宮永さんは、今
ちょうど石巻でも作品の展示をしているので、それとのつながり
も感じます)。
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次のキムスージャさんの部屋は床が鏡張りで、一瞬踏み込むのに
躊躇しますが、鏡の部屋の鏡の屏風の風情が楽しめます。
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日中韓のアーティストコラボ西京人は、西京と言う架空の都市に
まつわる展示。
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広間には谷澤紗和子の不思議なおばけのオブジェが並び、発泡ス
チロールの床を踏みしめながら作品を眺めるインスタレーション。
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広間の横の小部屋ではヒスロムの取り組む美整物プロジェクトの
映像などを見ることができます。
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庭には、蔡國強さんの巨大な盆栽の舟が設置されていました!圧
巻です。この舟は昨年行われた古都祝奈良で東大寺の池に浮かん
でいた舟だそうです。
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もうひとつ(無数ですが・・)庭には、チェ・ジョンファさんの
鮮やかな笊の壁も展示してあります。
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そして、東南隅櫓のなかでは、久門剛史さんの揺れるランプのイ
ンスタレーションが楽しめます。
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とりあえず、二の丸御殿の中も駆け足で見物し、次の本丸御殿を
抜けると、堀には三嶋りつ惠さんの無数のガラスのオブジェが浮
かんでいました。(写真では判らないと思いますが・・)
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梅林の方には、伊藤存さんの刺繍。そして、花岡伸宏さんやハム
・キョンアさんのオブジェ。
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清流園を横目にへ・シャンユさんの点在する大きな金色のう○こ
を眺めながら、最後はチェ・ジョンファさんの花弁がふわふわ動
く巨大な花を眺めて二条城をあとにしました。
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灼熱の京都を、汗だくで二条城から京都芸術センターに向かって
歩きながら、暑さと空腹でふらふらしてきたので、烏丸御池にあ
るお洒落な京都王将で昼ごはん。
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食べたのは、野菜ごろごろ具だくさん中華飯セットとサワークリ
ームと溶かしバターでたべるスープ餃子。カフェの風情です。

そして、次の目的地、京都芸術センターに到着。
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オ・インファンさんの監視カメラなどで死角を表現した作品や、
中村裕太さんと谷本研さんの旅日記。ミックスライスさんの写
真。
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タオ・フイさん、ルー・ヤンさん、ヤン・フードンさんの映像
作品も楽しめます。
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階段や廊下全体を使った、堀尾貞治さん+現場芸術集団「空気」
のチラシをモザイクのように貼り合わせたインスタレーション。
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小部屋では、中原浩大さんが子供のころに制作したとおぼしき
諸々の学校の宿題みたいなモノが並べてあって面白い!
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広間にはヒョンギョンさんの極彩色の妖怪のような物を描いた
分厚い壁のような作品(奥)。凄いです!
(手前の顔は、ルー・ヤンさんの映像作品)
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最後は4階の茶室に日用品を使った今村源さんの不思議なインス
タレーションが展示してあります。面白いですが写真はNG。
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10月15日までやっているみたいです。
面白い芸術祭ですし、ついでに二条城も楽しめます。是非、足を
運んでみてください。

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夏の怖い絵 [美術館]

お盆休み5日目の今日は、そぼ降る雨の中、兵庫県立美術館に
「怖い絵展」を観に行ってきました。
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評判の展覧会だとは聞いていました。が、美術館に出向いて、
想定以上の大盛況にビックリしました!美術館の長いスロー
プの上まで、チケットを求める列ができているのを見たのは、
初めてのような気がします。
とりあえずチケットは持っていたので、長い列を横目に会場に
向かうも、エレベーターも混んでいたので階段で3階へ。

会場に入っても人混みは続き、作品の前に3重ほどになったお
客さん列が、作品をつなぐ帯のように会場内をうねって入口か
ら出口まで連なっていました(導線が良いのか?混乱はぜず牛
歩のごとくですが流れてはいましたが・・)。

それにしても流れが悪いなと思ったんですが、作品ごとにこの
展覧会の元になった中野京子さんの解説が付いていて、それを
じっくり読みながら進むので、流れが悪くなっていたような気
がします。とは言え、中野さんの解説有っての展覧会でもある
し、中野さんの付けた“さあ、お飲みなさい”、“西洋版 三途の
川”、“元祖 大岡裁き”、“お坊さんにつれられていっちゃった”
などのサブタイトルも興味をそそるような仕掛けにもなってい
たので、流れが悪いのは我慢するしかないかなって感じです。

今回のメインは、ポール・ドラローシュの“レディ・ジェーン・
グレイの処刑”で、9日だけ王に祭り上げられ処刑されるはめに
なった16歳の少女の悲劇を描いた作品です。目隠しされた少女
が断頭台を探る手が妙に生々しくって、魅入られたような感じ
で、作品の前にしばし佇んでしまいました。

これ以外にも、ジョン・ウォーターハウスの視線が色っぽいシ
ースルー魔女“オデュッセウスに杯を差し出すキルケー”、西洋
版の獏?フューズリの“夢魔”、荒涼とした風景はターナーの“ド
ルバダーン城”、世紀末の風情を感じるビアズリーの“サロメ”、
近年のクールジャパンを先取りしたようなモッサの“飽食のセ
イレーン”や“彼女”、叫んでいないけど怖いムンクの“マドンナ”、
ルドンの目玉おやじやまっくろくろすけって感じの“エドガー・
ポーに”、曰く付きのシッカートの“切り裂きジャックの寝室”、
神秘的なモローの“ソドムの天使”など興味深い作品が多数展示
してありましたよ。

全体的には、神話画や歴史画など主にロマン主義や象徴主義の
作品が並んでいて、普通に「フランスロマン主義の云々」なん
てタイトルを付けてたら、パッとしない展覧会って感じだった
のかもしれませんが、今回の賑わいを見て、展覧会はやっぱり
企画力と言うかキューレーションなんだと、しみじみと感じさ
せられました。

本でも大成功した中野京子さんの目の付け所の凄さを目の当た
りにした感じです。そんなことも含めて面白い展覧会でした。

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三重で砂生物 [美術館]

お盆休み3日目の今日は、三重県立美術館で開催中の「テオ・
ヤンセン展 人工生命体、上陸!」を観に行ってきました。
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テオ・ヤンセンさんの名前は知らなくとも、CMなどで巨大な
ゲジゲジのおばけみたいな奴が、風に吹かれた不思議な動き
で歩行する姿は見たことがあると思います。
そのテオ・ヤンセンさんの風や空気で動くアート作品“ストラ
ンドビースト(Strandbeest)”を、是非、生で観たいと思い
立ち、三重の津まで出向いた次第です。

美術館に入るとエントランスホールに、いきなり巨大な“アニ
マリス・シアメシス”が鎮座していて、その大きさと複雑な構
造物を目の当たりに、一気にテンションが上がりました!
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しばし、作品の周囲をめぐりながら、風力だけでこれがどう
やって動くの?と、頭の中は疑問符?だらけ!

第1展示室には帆が特徴的な“アニマリス・アポディアキュラ”
が置かれ、解説曰く、現在は動かないそうで、動かなくなっ
たストランドビーストは“化石”と言うそうです。
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その奥には“アニマリス・ぺルシピエーレ・レクタス”が置かれ、
強風時に自らを固定するハンマーが頭部に設置されおり、デモ
で、頭部のハンマーの動きを見ることができました。けっこう
動きがカワイイ!
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壁際は、ストランドビーストの解説コーナーっぽい感じになっ
ていて、ストランドビーストの動きの基本になるホーリーナン
バーの回転運動の仕組みを、体感できる装置が置いてあったり、
チューブのパーツを組み立てる器具などが展示してあるんです
が、これだけ見ても大きな作品になるイメージは沸きません。
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そして、“リノセロス”と言うシリーズと言うか進化系統の試作
品も展示してあります。
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次の部屋では、“アニマリス・オルディス”を、自分で動かせる
体験コーナーも設けてありました。
 
見た目の感じより軽く動いて、小さな子供が押してもスムーズ
に動いてました。

大人の科学マガジンのミニビースト(アニマリス・オルディス
・パルヴィス)の元になった“アニマリス・リジデ・プロペラ
ンス”も展示してあります。
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(物販のコーナーにはミニビーストも売ってありました。)

デモで求愛行動みたいな動きを見せてもらったアニマリス・プ
ロボシスは、鼻(この鼻がウネウネ動く)が特徴の作品。
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“アニマリス・トゥルゼンティア・ヴィーラ”と言う広げた帆が
印象的な作品は、なんだか速く動きそうでイイ感じです。
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3番目の部屋には、芋虫みたいな“アニマリス・ブルハス・プリ
ムス”や“アニマリス・ユメラス・セグンダス”。大きな作品の
“アニマリス・ユメラス”が飾ってありました。
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作品が素晴らしかったのは、もちろん、デモや体験コーナー
で、実際の動きも見ることができて、非常に興味深い展覧会
でした。めちゃ面白かったですよ。

津での昼ごはんは、津駅前の「大観亭支店 津西口店」さんで
鰻丼を頬張りました。
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しっかり目に焼かれた香ばしい鰻とちょっと甘めのタレが良い
バランスで美味しい!

そして、津土産にたけやまんじゅうと井村屋のきんつばようか
んを買って帰りました。
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大好きなあずきバーの井村屋ですが、津の会社だとは知りませ
んでした。

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