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今年も中之島でアート [美術館]

真夏のような暑さの日曜日。今日は、毎年、楽しみにしている京阪
電車中之島線の各駅がアートにおおわれる「駅からはじまるアート
イベント キテ・ミテ 中之島2017」を観に行ってきました。
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先ずは、なにわ橋駅。
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こちらでは、アルミニウムアートの小野サボコさん、梅田明さんと
Yamamoto Asukaさんの写真、尾藤志保さんと寺田貴久美さんと
松林琴音さんと箕浦志穂子さんの染色、 西岡秀樹さんの絵本、今年
もありましたヨシムラリエさんの巨大パンツのインスタレーション、
西嶋みゆきさんの金魚、ともあさんのイラストの他、お馴染みの幼
稚園の子供たちの作品が飾ってありました。
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次は、大江橋駅。
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構内には、小山田京香さんの絵画、下口莉奈さんの染み版画、鈴木
ひとみさんのモコモコのインスタレーション、 波多野小桃さんの染
色、奥田悠里帆さんのデザイン、そして西岡秀樹さんの絵本。
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改札外のアイアイ広場では、酒井沙織さん、水津俊和さん、 田中恒
子さん、市川衛さん、中野圭さん、井村剛さん、國政サトシさん、
谷本紗希さん、中谷早希さん、坂東志保さん、 服部玲さん、長谷川
忠杜さん、村田眞子さん 山本茜さん、アメリア スパンニョーロ メ
ッセンジャーさん、 近藤里瀬さん、林夕華さん、池田佳弥さん、高
木香奈さん、 つかもとやすこさん、増田美香さん、城守麻依さん 、
園川絢也さんの作品が展示と言うか工房のように置いてあり、木製
のパンツをはかせてもらいました(ギリギリ入りました!汗)。
そして、こちらでは、幼稚園の子供たち以外に、高校生、美術セン
ターの方々の作品も飾ってありました。
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そして、渡辺橋駅。
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こちらにも小野サボコさんのアルミニウムアート、今井杏奈さんの
インスタレーション、 舞音さんのミクストメディア、中山裕嗣さん
のイラスト、またまた西岡秀樹さんの絵本。 
幼稚園と高校生の作品がこちらにも。
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最後は、中之島駅。
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こちらでは、はしだみきこさんの京阪電車のインスタレーションや、
豊岡千紘さんの絶滅危惧種のイラスト、ASADA TOMOYAさんのス
ケッチ、大世晃僖さんのお稲荷さんの写真、橋本晋さんのインスタ
レーション、石原理慧さん、五島綾子さん、水津俊和、影山弘樹さ
ん、高田凌平さん、高瀬栞菜さん、、平安義紀さんの絵画、高木柚
衣の版画、山内あかりさんの染色、そして、園川絢也さんのインス
タレーションが展示してあります。
こちらにも幼稚園の子供たちや福祉施設の方々の作品。そして、オ
リエステルおりがみの作品が飾ってありました。
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今年は、川の駅はちけんにも子供たちの作品が展示してあります。

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バラ園のバラも見頃でしたし、お時間があれば中之島をのんびり散策
しながら駅のアートとバラなどをお楽しみいただけると思いますよ。

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灘でベルギーと日本の奇想 [美術館]

兵庫県立美術館で始まった「ベルギー奇想の系譜ボスからマグリ
ット、ヤン・ファーブルまで」を観に行ってきました。
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エレベーターで3階に上った入口では、不思議な生き物がお出迎
え!なんだか楽しくなりますね~。
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会場に入ると、15世紀にフランドルでグロテスクな宗教寓話を描
いて活躍したしたヒエロニムス・ボスの“トゥヌグダルスの幻視”
や“聖クリストフォロス”からはじまり、ボスの影響を受けて、七
つの大罪(激怒・怠惰・傲慢・貪欲・大食・嫉妬・邪淫)などを、
これまた細々とグロテスクな寓話の世界で表現したブリューゲル
(父)やルーベンスの版画がずらりと並び、1枚、1枚、謎解きで
もするように、じっくりゆっくり眺めさせてもらいました。

次は、フェルナン・クノップフなどの19世紀の象徴・表現主義を
経て、大好きなシュルレアリスムのルネ・マグリットの登場、鳥
の形の青空“大家族”や“レディ・メイドの花束”など、お気に入り
の作品が展示してあり大満足!

最後は、現代アートが展示してあり、楽しくって思わずほくそ笑
んでしまうマルセル・ブロータールス氏の“猫へのインタビュー”、
逆さづりの骸骨が頭で太鼓を叩くなんともジュールなレオ・コー
ペルス氏の“ティンパニー”、思わず引き込まれてしまった濃密な
色の世界ド・コルディエ氏の“狂った森No.1”(これけっこう気に
入りました!)、静寂の肖像画ミヒャエル・ボレマンス氏の“The
Trees”、ちょっと気持ち悪い(?)虫で作った彫刻ヤン・ファー
ブル氏の“フランダースの戦士”やブロンズの“第14章”と“第16章”、
アンバランスな巨大な頭の彫刻トマス・ルルイ氏の“生き残るには
脳が足りない”などを楽しませてもらいました。

常設展示の県美プレミアムの方では、「Out of Real“リアル”から
の創造/脱却」が開催されていました。
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リアルをテーマに、李禹煥氏や田中敦子氏、ゴヤの版画、森村泰
昌氏のゴッホ、澤田知子氏の証明写真、フォートリエの版画、舟
越桂さんの木彫(お父さんのダミアン神父も展示してあります)、
彫刻と言えばロダン、そして最後は荒木高子氏の焼物で作った聖
書の紙の質感のリアルさは秀逸でした。
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美術館の屋根のシンボルになっていたホフマン氏の“美かえる”が
色鮮やかに復活!素晴らしい!
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そして海側にあるヤノベケンジさんの“Sun Sister”も拝ませても
らいました。

王子公園まで移動して、横尾忠則現代美術館「開館5周年記念展
ヨコオ・ワールド・ツアー」も拝見。
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岩屋からちょっとの距離ですが、テクテク歩いていたらなんだか
暑さにやられたのか?ボーっとしてしまい、イイ感じで横尾さん
の白昼夢のような世界とリンクしたような感じで見せてもらった
んですが、詳細は曖昧で、横尾さんがイラストレーターから画家
に転身するきっかけになったニューヨークの旅で見た近代美術館
のピカソ展、ビートルズや数々のミュージシャンとのコラボ、横
尾さんの旅の思い出などなど、色々な国や人々に広がるヨコオワ
ールドを、ぼんやり眺めさせてもらいました。

そして、岩屋での昼ごはんは、「洋食 SAEKI」さんで、大きなミ
ンチカツを頬張りました。
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サクサクでジューシー、そして大きい!これぞ求めるミンチカツっ
て感じで、めちゃくちゃ美味しかったです。

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優雅な混沌 [美術館]

GW9日目。黄砂でスッキリとした青空とはいきませんでしたが
気持ち良く晴れた今日は、大阪市立東洋陶磁美術館にハンガリー
陶器の「ヘレンド」展と、国立国際美術館で開催中の「ライアン
・ガンダー」展を観に行ってきました。

先ずは、頂き物のチケットが有ったので、大阪市立東洋陶磁美術
館で開催中のハンガリー陶器の展覧会「ヘレンド 日本と中国に魅
了されたヨーロッパ陶器」を拝見。
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マイセンなどに遅れて磁器を制作し始めたハンガリーのヘレンド
の作品が、ロンドン万博の折に、ヴィクトリア女王の目に留まっ
たことでヨーロッパの王侯貴族の話題となり、色々な注文がくる
中で、先行するマイセンなどの図案や中国、日本の伊万里などの
様式を取り入れながら発展して行ったそうです。
初期の頃は、それこそ和風の鶴の上に天使が舞う壺などごった煮
状態だったのが、徐々に洗練され華やかで美しい色合いの器に変
わっていく様を楽しむことができます。
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ロビーにはテーブルのセッティング再現されていて、一品一品見
てると奇抜な感じすらする器がテーブルにセットされるとしっく
り馴染み、やっぱり器は使ってこそだな!としみじみと感じさせ
られました。

華やかな陶磁器を見た後は、これまた華やかに咲いている中之島
バラ園の春バラを眺めてみました。
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まだ少し早く咲いている品種は少なかったですが、優雅な花と香
りを楽しませてもらいました。

そして、中之島を散歩しながら、次は、国立国際美術館で開催中
の「ライアン・ガンダー この翼は飛ぶためのものではない」へ。
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壁に付いた目が瞬きしながらキョロキョロ動く男女の“最高傑作”
や、びゅんびゅん飛んできて突き刺さった矢の他、宝探しのよう
に絶妙に配置された作品が展示してある地下3階のライアン・ガン
ダー氏自身の作品はもちろん面白かったんです。・・・が、
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(一瞬、誰かの落としたゴミかと思うような作品?)
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(頭を抱えたボルト人間)
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(穴に突っ込んだ紙がゴソゴソ動きます)
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(瞬きしたり、キョロキョロしたり!)
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2階で行われていた、国立国際の所蔵品をライアン・ガンダー
氏が組み合わせで展示しているキュレーション「ライアン・
ガンダーによる所蔵作品展 かってない素晴らしい物語」が、
めちゃ面白かったです。
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ジョージ・シーガルとゲオルク・バゼリッツ、イサム・ノグチと
吉原治良、マルセル・ブロータースと河原温、マルセル・デュシ
ャンとトーマス・ルフ、ピカソとマン・レイ、ジュール・パスキ
ンとロイ・リキテンスタインなどなど、単純に形の類似だったり、
コンセプトの類似だったりを比べることで、それぞれの作品に違
う文脈が見えたような気がします。また、ライアン・ガンダー氏
がどう言う思考で作品を作っているのかの一端を、垣間見せてく
れたような気がして、とっても楽しい時間が過ごせました。

そして、色々遊び回ったGWの最後は、扇町のムジカジャポニカ
さんで、タテタカコさんのライブ「タテタカコ、ムジカで春の独
唱」を拝聴。
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いつものように伸びやかで迫力と透明感のある歌声を楽しませて
もらったんですが、なんとなく原点回帰って感じで懐かしい曲も
たくさん聞かせてくれました。

今日はタテさんはライブ前に“みんぱく(国立民族学博物館)”に
行ってたそうで、あまりに面白くって半日では常設展も回りきれ
なかったと、初みんぱくの話を、楽しそうにしてらしたのが、み
んぱく好きの私としては、我が事のように嬉しい限りでした!笑

今年も楽しいGWを過ごすことができました。諸々感謝です。

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奈良で端整な仏像 [美術館]

GW6日目。今日も気温は25℃を超え夏日!ちょっと暑過ぎの観
のある行楽日和の中、奈良国立博物館で開催している「快慶 日本
人を魅了した仏のかたち」を観に行ってきました。

近鉄奈良駅は、GWってこともあって観光のお客さんで溢れ、そ
の人混みを避けるように、少し迂回し、初夏の日差しに映える猿
沢池と興福寺の五重塔を横目に見ながら奈良博へ。
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鎌倉時代に仏像彫刻で大活躍した慶派の2大スターと言うか、日本
を代表する仏師である運慶と快慶の内、今回は、奈良博新館で快
慶にスポットを当てた展覧会「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」
を開催しています(秋には東博で運慶の展覧会もあるので、そち
らもたいそう賑わうことでよう!)。
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いつもは、正倉院展でお邪魔する奈良博新館なので、長蛇の列が
できている印象でしたが、今日はチケットを求めるお客さんが少
し並んでいる程度でした。
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それでも館内はけっこう賑わっていて、会場に入ると、先ず、力
強い京都金剛院の金剛力士立像がお出迎え!

そして、端整で美しいアメリカ・ボストン美術館所蔵の弥勒菩薩立
像と京都醍醐寺の弥勒菩薩坐像が対峙しています。
運慶がある種のリアリズムを追求したの対し、快慶は仏像としての
理想美を追求した感じで、安阿弥様(あんなみよう)と称される快
慶が追及した理想の仏像の姿とおぼしき三尺程度の阿弥陀如来立像
が色々なお寺から集まっていて、なんだなコピーを見ているような
気分にもなりました。が、解説曰く、胸元の衣の形が時代とともに
少しずつ変わっているそうです。言われないと気付かないよ!

阿弥陀様ではないですが、奈良東大寺の地蔵菩薩像も美しかったで
す。理想美に少しリアルの入った奈良東大寺の国宝僧形八幡神坐像
や、こちらもちょっとリアルな京都妙意寺の地蔵菩薩坐像なども目
を引きました。これら以外にも、和歌山金剛峯寺の孔雀明王坐像と
広目天、京都清水寺奥之院本尊(秘仏)の千手観音坐像など、印象
的な仏像が多数展示してありました。

館内で上映されていた快慶の生涯を解説したアニメ「祈りを刻んだ
巧匠仏師 快慶」を見てて、聞き憶えがある講談調の語りだなと思っ
ていたら、エンドロールに玉田玉秀斎さんの名前!色々ご活躍みた
いです。素晴らしい!
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今日は仏像三昧って感じで、常設で仏像を展示している“なら仏像館”
の方も拝見。
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「名品展 珠玉の仏たち」と銘打って、大好きな誕生釈迦仏立像や三
十三間堂から出向している千手観音菩薩立像、新たに国宝になった大
阪金剛寺の降三世明王坐像などの仏像たちが展示してありました。
 
なら仏像館前にある小さな藤棚の藤も薄紫色の花を咲かせ、5月の風
情を漂わせていました。
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ちょっと遅めの奈良での昼ごはんは、三条通りにある定食屋「AIDA」
さんで、みそだれ風味の野菜の肉巻きフライの定食。
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野菜たっぷりでめちゃ美味しい!ボリュームもあってお腹いっぱいに
なりました。

奈良からの帰り、映画“この世界の片隅に”で話題のこうの史代さんの
原画展「こうの史代作品展」を観に、近鉄上本町店に立ち寄りました。
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話題の“この世界の片隅に”はもちろん、大好きな“夕凪の街 桜の国”や
雄鶏が東日本大震災の地を巡る“日の鳥”、“ぼおるぺん古事記”、“荒神
絵巻”などの原画と複製原画やイラストなど、200点ほどの作品が展示
してありました。
“この世界の片隅に”と“夕凪の街 桜の国”のラストの方が展示してあっ
たんですが、読んでる内にどんどん気持ちが入って、思わず胸がいっ
ぱいになってしまいました。
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入口のパネルに直筆のメッセージが書いてあったり、お土産に書き下
ろしのポストカードがいただけるおまけ付きです!

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新旧の絵画をめぐる北陸の旅(2日目) [美術館]

GWの4日目、そして北陸の旅の2日目。今日は、金沢を散策しま
した。
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金沢での移動に便利なのは、シェア型レンタサイクル“まちのり”
ってことで、今回のまちのりを利用させてもらいました。
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最初に200円払い、20ヶ所ほどのポートに30分以内に戻せば1日
200円で乗り放題と言う仕組みです。

先ずは、自転車を漕いでひがし茶屋街へ。何回も来ていますが、
重伝建好きとしては、外せないところです。
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特に住宅地から観光地へと変わる朝の風情が好きなんですよね。

そして、再び自転車に乗って、金沢城と兼六園へ。石川橋から今
は車が行き交う百間堀を見下ろしながら、ブラタモリで紹介して
いた金沢城にサイフォン現象を利用して兼六園から水を送った仕
組みに思いを馳せました。
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金沢城では青空に映える五十間長屋、兼六園では新緑に映える霞
ヶ池の徽軫灯籠を楽しませてもらいました。
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そして、金沢での昼ごはんは、長町にある金沢郷土料理の店「四
季のテーブル」さんで鴨の治部煮膳をいただきました。
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上品な味付けでめちゃ美味しかったです。

お腹も膨れたところで、今回の旅で一番楽しみにしていたと言う
より、これが無かったら今回の旅には出かけなかったであろう、
金沢21世紀美術館で開催中の「池田学展 The Pen凝縮の宇宙」
を拝見。
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池田学氏は、佐賀出身で、近年、最も注目されている画家の1人。
同郷ってこともあって応援してます。が、絵を買う 財力はない
ので、展覧会を観に行くくらいです・・!
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描かれた絵は、壮大で繊細、超絶に細かく書き込まれたディテー
ルの集積から生まれる壮大な世界にどっぷりと浸りました。 
大友克洋氏や押井守氏や宮崎駿氏などの影響も少なからず有るの
かな~?なんて思いつつ眺めさせてもらったんですが、いゃ~!
とにかく凄い!
3.11を挟むように描かれた2008年の“予兆”と言う大きな波が地
上のあらゆるモノをのみ込む絵と、最新作の瓦礫の中に立つ巨大
な木が鮮やかな花を咲かせる“誕生”と言う作品が 、特に印象的
でした。本当に素晴らしかったです。

あんまり集中し過ぎてヘロヘロになったので、糖分補給って感じ
で、館内のカフェ「Fusion21」さんで、金沢パフェをつつきま
した。
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あまじょっぱい大学芋と上品な甘さのアイスがあいまって、ちょ
っと不思議でしたが、けっこう好きな味でした。

糖分補給の後、同時開催されていた「コレクション展1 PLAY」
と「粟津潔 マクリヒロゲル4 海と毛布 粟津潔の写真について」、
それに「アペルト06 武田雄介」も覗かせてもらいました。
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「PLAY」では、加藤泉氏、草間彌生氏、鯉江真紀子氏、ローズ
マリー・ラング氏、森村泰昌氏など12人の作家さんの作品が展示
してあり見応えありましたよ。
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金沢21世紀美術館以外に、1DAYパスポートで巡った、泉鏡花記
念館、金沢蓄音器館、鈴木大拙館、金沢能楽美術館も面白かった
です。
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泉鏡花記念館では、常設の鏡花ゆかりの品以外に、「酉TORI/
卯USAGI 錦絵で愉しむ向かい干支」と言うウサギと鳥の作品ば
かりを集めた展示がしてありました。
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鏡花は、生涯で100点を超えるウサギグッズを蒐集していたそう
で、理由は、鏡花の干支酉年の〝向かい干支〟に当たる卯(ウサ
ギ)のモノを集めると縁起が良いと言うことだそうです。

金沢蓄音器館では、1877年にエジソンがはじめて録音・再生の
実験に成功した蓄音機のレプリカの解説にはじまり、明治、大正、
昭和の各時代の蓄音器やレコードが、時代を追って展示していま
した。
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1日数回、当時の蓄音機での演奏も披露されるらしく、蓄音機の
聴き比べなどもできると言うことでした。

鈴木大拙館は、Zen(禅)を世界に紹介した鈴木大拙の世界観を、
本や書や写真を紹介するばかりではなく、空間全体で感じてもら
うと言うコンセプトの美術館だそうです。
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建築家の谷口吉生氏が設計した水鏡の庭や思索空間棟など水と直
接の織りなす静寂の世界が、禅の宇宙って風情で美しかったです。

加賀宝生流の品を収蔵する金沢能楽美術館は、1階に能について
の解説や体験コーナーが設けてありました。
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そして、2階では「秘スル花ヲ 知ルコト 山科理絵が描く能楽世
界」と言う企画展示が行われてました。
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山科理絵さんは、京極夏彦氏の妖怪えほん“ことりぞ”の絵を描く
など、少し漫画の要素のある幻想的な日本画を描く方で、今回は、
能の番組にちなんだ品と合わせて絵画作品が展示されていました。

1DAYパスポートは、時間と興味があれば、510円で17ヶ所の施
設がめぐれるめちゃお得なチケットです。

たっぷり金沢観光と美術館めぐりを楽しんで、帰りは、金沢では
なく富山名物ですが、大好きな“ますのすし” と“ぶりのすし”の
両方をちょっとずつ楽しめる「源」さんの “ますとぶりの小箱”
弁当を頬張りながら大阪に戻りました。
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楽しい北陸の旅でした。

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新旧の絵画をめぐる北陸の旅(1日目) [美術館]

GW3日目は北陸の旅。大阪駅からサンダーバードに乗って一
路北陸へ。
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北に行くほどにどんどん雲行きが怪しくなって、福井を過ぎた
あたりから雨!
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参ったなぁ~!なんて思いながら車窓を眺めていたんですが、
金沢駅で和倉温泉行きに乗り換え、初日の目的地、能登の七尾
に着く頃には青空が顔を覗かせていました。
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七尾駅に降り立ち、先ずは、腹ごしらえをしようと駅前にある
回転寿司屋「のと前廻転寿司 夢市」さんで地魚のお寿司を頬張
りました。
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白身3種盛りで真鯛、コチ、ホウボウ 、生ダコ、生ホタルイカ、
カンパチ、玉子、イワシ、紅ズワイガニ、キジハタ、能登もず
くと、回転寿司とは思えない美味さでした。

そして、古い町並みが残る一本杉通りで開催している「花嫁のれ
ん展」をめぐりました。
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能登では、嫁入りの時に実家の家紋入りの豪華な暖簾を持参し、 
旦那さんの家の仏間の入口に下げ、それをくぐると言う風習が
あるそうで、家々に残る花嫁のれんを飾るイベントが行われて
ました。
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通りの中ほどにある花嫁のれん館では、ガイドの方に上記した
婚礼と花嫁のれん関する風習や昔は木綿で質素なのれんだった
のが、時代ともに豪華になっていく流れなどを解説をしてもら
いました。
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次に、七尾に来た目的、長谷川等伯生誕の地七尾で等伯を観た
いって事で、石川県七尾美術館で開催中の「長谷川等伯展 天才
絵仏師、みやこを目指す!」を拝見しました。
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七尾と言うことで、主に信春時代の作品が展示してあり、特に、
無分、宗清、信春(等伯)の涅槃図のそろい踏みが素晴らしかっ
たです!
それに京都圓徳院の山水図襖(和尚の留守の間に桐模様を雪に
見立てて山水を描いたと言う)、猿猴図と竹林図の屏風も見応
えありました。 
精巧な松林図屏風の複製も飾ってあって、ゆっくりを等伯を楽
しむことができました。

次の目的地金沢に行くために七尾駅で、能登かがり火号を待っ
ていたら和倉温泉に向かう花嫁のれん号と遭遇!
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写真のように外観も豪華なんですが、内装がめちゃ凝っている
らしく、座席数も少ないのでなかなか席が取れない列車です。
是非、乗ってみたかったんですが・・残念。

夕方、金沢に着いて、まだ日も高かったので、長町武家屋敷跡
界隈と尾山神社を散策。
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武家屋敷と神社とは思えない神門と言う擬洋風建築の門が夕日
に映えて幻想的でした。

金沢での晩ご飯、昼に七尾で寿司は食べたので、何か寿司以外
の物を食べようと、金沢カレーの店「ゴールドカレー」さんで
能登豚カツカレーをいただきました。
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ステンレス皿に盛られたカレーは、加賀野菜の五郎島金時の入
った黒くてどろりとしたルーでライスが覆われ、カツにはソー
ス、付け合わせに千切りキャベツ、それを先割れスプーンで頬
張るスタイル。甘さとスパイシーさがあいまって、美味しかっ
たです。

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京都で写真三昧 [美術館]

GWの初日。今日は、京都各所で写真展示をするフォト・フェス
ティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017」を巡ってき
ました。
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今年は「LOVE」をテーマに、16会場でそれぞれの愛を写真にし
て展示してありました。が、さすがに全部は回れないので、有料
会場3ヶ所に入れるプチパスポートを買って、7ヶ所、7人の作品
を拝見しました。

先ずは、建仁寺両足院に展示された荒木経惟氏がお気に入りの品
を机の上に置いて撮った写真「机上の愛」と広間や茶室に写狂老
人A“123死”などの掛軸も展示してありました。
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寺院と言う空間で死の臭いのする愛を感じさせてもらいました。

次の会場に向かう道すがら、京都国際写真祭と連動するように何
必館・京都現代美術館で開催されていた「決定的瞬間 Henri Car
tier-Bresson 展」にも立ち寄ってみました。
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お馴染みのパリのサンラザール駅で水溜りを飛び越える男の写真
の他、サルトルやモンローなどの写真や夫人マルティーヌ・フラ
ンクが撮影したブレッソンのスナップ写真も展示してありました。
アンリ・カルティエ=ブレッソンは、私が最も好きな写真家の一
人です。(もう一人は、この後に観たロバート・メイプルソープ
です。)

そして、京都国際写真祭の続き、次は祇園のASPHODELに展示し
てあるTOILETPAPER(マウリツィオ・カテラン氏とピエールパ
オロ・フェラーリ氏のアート雑誌)の「Love is More」と言うタ
イトルのクールでエロティックで耽美的な極彩色のインスタレー
ション!
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なんと言うかこの毒々しさは素敵過ぎます!

誉田屋源兵衛 竹院の間に移動して、今回、最も楽しみにしていた
ロバート・メイプルソープ“MEMENTO MORI”ピーターマリーノ
コレクション」。
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作品はもちろん展示の仕方も格好良くって、メイプルソープの病
的なほどの構図感覚と会場がハーモナイズしているようでした。
極限まで絞り込んだ被写体が究極の構図で配置されたモノクロー
ムでスクエアな世界に魅了されました。素晴らしい!大好きです。

同じ誉田屋源兵衛 黒蔵では、イサベル・ムニョス氏の「Family
Album」と「Love and Ecstasy」が展示されています。
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ゴリラやチンパンジーなど霊長類たちの愛で心温まり、何故に自
分を傷つけると言う痛々しい愛の形で背筋がゾゾッとしました!

そして、元・新風館の壁には、スーザン・バーネット氏の「Not
In Your Face」と言う愛のあるTシャツの写真が並び、館内では、
吉田亮人氏の「Falling Leaves」と言う、ほのぼのとして切ない
写真が展示してありました。
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吉田氏の写真は、解説を読んでじっくり観ると涙がこぼれそうに
なります。

今日の最後、京都文化博物館 別館2階では、ルネ・グローブリ氏
の「The Eye of Love」と言う官能的な作品の展示と、川邊りえ
こ氏がコーヒーで書いた書が飾られたネスプレッソのカフェも設
定してありました。
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コーヒーの香りと大人な雰囲気の写真があいまって素敵な空間を
創り出しています。

今日の京都での昼ごはんは、先日、お能観劇の後にお世話になっ
た「割烹 凪」さんで、日替わり膳(スケソウダラの煮付け、茶そ
ば付き)をいただきました。
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しっかり味付けされたタラの煮つけで白ご飯が進みました!
めちゃ美味しい!

一天にわかにかき曇り大粒の雨が降ってきたので、ぶんぱくにあ
る「京あめ とにまる」さんで、白玉ぜんざい(冷)を食べながら
しばし雨宿り。
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今日はけっこう歩いたので、ほっこりのんびり気分で甘いものが
美味しい!
雨はじきに止んだので、そそくさと大阪に戻りました。

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ミュシャの壮大な物語 [美術館]

今日は、御茶ノ水で仕事があったのと、いただき物のチケットが
あったので、国立新美術館で開催している「ミュシャ展」に 行っ
てみました。
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同時開催されていた草間彌生さんの展覧会の長蛇の列を横目に、
そそくさと2階に上がり、今回の目玉!スラブ叙事詩20作を拝見。

会場に入ると、いきなりお目当てのスラブ叙事詩が展示してある
んですが、壁一面を覆った巨大な作品を見上げてビックリ!
そんな作品が20枚展示され、質量ともに圧巻で、順番に見進めて
いくと、なんとも壮大なオペラを見ているようで、どっぷりとミ
ュシャの描く物語の世界に引き込まれました。素晴らしい! 

5作品は、写真撮影可能という太っ腹な国立新美術館に感謝しな
がら、写真をいっぱい撮らせてもらいました。
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スラブ叙事詩以外にも、これぞミュシャって感じで、お馴染みの
アール・ヌーヴォーを代表するポスターなども多数展示してあり、
見ごたえありました。

草間彌生さんも大好きなんですが、今回は、仕事のあいまってこ
ともあって、列に並ぶ時間も無かったので、野外に展示してあっ
た黄色の南瓜と水玉の並木道だけ見せてもらいました 。
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やっぱり見たかったなぁ~~!残念。。。


昼ごはんは、乃木坂駅近くの和食屋「淡々菜」さんで 赤魚の西京
焼き定食をいただきました。 
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上品な味付けでめちゃ美味しかったです。

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春の京都で劇的な絵 [美術館]

初夏のような陽気の日曜日。桜もそろそろ終盤の京都に月岡芳年と
海北友松を観に行ってきました。

先ずは、美術館「えき」KYOTOで開催中の「芳年 激動の時代を生
きた鬼才浮世絵師」を拝見。
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江戸末期から維新、明治と言う激動の時代に活躍した浮世絵師月岡
芳年。“最後の浮世絵師”と称されるように、明治に入り斜陽してい
った浮世絵の最後を飾った芳年の初期から最晩年まで、130点ほど
の作品が展示してありました。

12歳の時に歌川国芳に入門して浮世絵を学んだ芳年、早くから頭角
を現し、15歳の時のデビュー作“文治元年平家の一門亡海中落入る
図”や、ちょっと後の“那智山之大滝にて荒行図”など、10代とは思
えないほどの初期の作品からはじまり、次は、芳年の代名詞とも言
える無惨絵の世界!落合芳幾とともに作った“英名二十八衆句”が28
作ずらりと並んで圧巻です!血みどろ!大好き!(苦手な人やお子
様はご遠慮くださいの注意書付き!)
そして、芳年と言えば真っ先にこれが頭に浮かぶ“奥州安達がはらひ
とつ家の図”、エロティックで退廃的な風情を漂わせていました。

江戸の浮世絵では出てこない“西郷隆盛霊幽冥奉書”などの時代を感
じる作品やこの季節にちょうど良い桜の精を妖艶に描いた“新形三十
六怪撰 小町桜の精”などが目を引きました。
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これだけまとめて月岡芳年の作品を見たのは初めてかもしれません。
素晴らしかったです。

次の京都国立博物館への道すがら、行列の後ろに並んで、久々に
「本家 第一旭」さんの特製ラーメンをすすりました。
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濃い目の味付けなので、普段は抜いてもらうネギで、少し緩和させ
ながら、美味しくいただかせてもらいました。

そして、楽しみにしていた京都国立博物館平成知新館で開催がはじ
まった開館120周年記念の特別展覧会「海北友松」展へ。
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海北友松は、狩野永徳や長谷川等伯と同時代の人物で、50代までは
狩野派の絵師として活動し、狩野派を離れた後、60歳を過ぎて大活
躍して、83歳で亡くなるまで精力的に寺院などの襖絵などを描いた
人です。が、残念ながらあまり名前が知られていない。。。
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京都の人や、関西にいて、よく寺めぐりなどをしている人にとっ
ては、海北友松の名前はお馴染みだと思いますが、同時代の永徳
や等伯に比べ、メディアに取り上げられる機会も少なく、知る人
ぞ知るって感じだったのを、今回、京博がググッと押し出そうと
しているみたいです。
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狩野派から離れた頃とおぼしき狩野派の作品風が色濃く残る作品の
展示からはじまり、海北友松と言えば、やはり建仁寺の“雲龍図”っ
て感じで、2頭の龍がうごめく姿が大迫力で生々しく描かれた作品
が、ドォ~ンと飾ってありました!すごい迫力です。

個人的にも龍の印象の強い人でしたが、最晩年、お公家さんとのか
かわりが深まる中で、大和絵調の絵や“飲中八仙人図屏風”の様な穏
やかな作品、妙心寺の“花卉図屏風”のような絢爛豪華な作品も描い
ていて、器用な人だったんだなって印象です。

その中でも“網干図屏風”と言う作品が異彩を放っていて、視点の面
白さやデザイン的なところ、網の乾き具合の描き分けなどの繊細さ
があいまって、心奪われました。素晴らしい!

最後には、やっぱりこの人は龍だな!って感じで、光を落とし雲龍
図屏風などの龍の絵を浮かび上がらせて見せるコーナーが設置され
ていました。幻想的です。

そして、龍とは打って変わってネルソン・アトキンズ美術館から一
時帰国した情感たっぷりの“月下渓流図屏風”で〆と相成りました。

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神戸でも桜 [美術館]

桜もそろそろ終盤と言う感じで晴れたり小雨が降ったりの落ち着か
ない天気だった土曜日。今日は、神戸の桜と展覧会を見に行ってき
ました。

先ずは、六甲アイランドにある神戸ファッション美術館で今日から
はじまった「夢二ロマン 神戸憧憬と欧米への旅 」を拝見。
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大正ロマンを代表する画家竹久夢二は、少年期の1年弱を神戸で過ご 
したそうです。だからあんな作風になったかどうかは判りませんが、
今回は、夢二の欧米渡航の時に描いたスケッチを中心に、夢二がた
まきのために日本橋呉服町に創業した港屋絵草紙店が再現され、店
で売られていた品が並べてありました。
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会場の前には、さすが神戸ファッション美術館って感じで、有名な
“黒船屋”を再現したマネキンが飾ってありました。

そして三宮に移動し、お正月の日曜美術館の特番で紹介され気にな
っていた美術館。新神戸駅の隣にある「竹中大工道具館」に行って
きました。(名前は聞いたことがありましたが、名前が名前だけに、
今まで足が向いていませんでした!)
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さすが竹中工務店って感じの和モダンで落ち着いた雰囲気の建屋で、
地上部分は平屋で、雑木林にひっそりと佇む風情。主な展示室は地下
に広がる造りでした。
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ちょうど1階のホールでは「祈りのかたち 知られざる建築儀式の世
界」と言う企画展が行われており、地鎮祭や上棟式祭壇が再現され
ている他、大工仕事の錦絵や建築祖神と言われる聖徳太子の掛軸や
像なんて物が展示してありました。
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地下2階からの吹き抜けに立つ唐招提寺の組物を再現した柱を横目に、
大工道具が展示してあるメインの地下に下りると、地下1階には、石
器からはじまる大工道具の歴史、宮大工の西岡常一棟梁のコーナー、
昭和初期まで使われていた179点におよぶ大工道具の標準編成の陳列、
中国やヨーロッパの大工道具の展示してあります。
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地下2階には、茶室(数奇屋)の実物大の模型、木を材木にする道具 
(色々な木の鉋屑が置いてあり香りの違いが楽しめます)、大工道具
における名工の作品(道具)の展示もしてありました。
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地下2階にはデジタル資料のコーナーやワークショップのコーナーも 
設置してあり、親子連れが指導を受けながら色々な道具を楽しそうに
使っていました。
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さすが竹中って感じで、集めに集めたりの道具の数々と、それが使わ
れた用途や時代が分かるように展示してあり、想像以上に面白かった
です。

新神戸駅から北野の異人館街に上り、異人館と終わりがけの桜のコラボ
を楽しませてもらいました。
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三ノ宮のさんプラザ地下にあるカレーショップ「いっとっ亭」さんで
ビーフカレー大盛りをいただきました。
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大盛りサービスの文字につられて大盛りを注文したら、出てきたカレー
のライスの量にビックリ!食べられるか?と思いながらご飯と格闘し、
なんとか食べ切りました。。。
味は美味しかったです。今度は普通盛を食べよ。。。苦笑

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