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奈良で端整な仏像 [美術館]

GW6日目。今日も気温は25℃を超え夏日!ちょっと暑過ぎの観
のある行楽日和の中、奈良国立博物館で開催している「快慶 日本
人を魅了した仏のかたち」を観に行ってきました。

近鉄奈良駅は、GWってこともあって観光のお客さんで溢れ、そ
の人混みを避けるように、少し迂回し、初夏の日差しに映える猿
沢池と興福寺の五重塔を横目に見ながら奈良博へ。
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鎌倉時代に仏像彫刻で大活躍した慶派の2大スターと言うか、日本
を代表する仏師である運慶と快慶の内、今回は、奈良博新館で快
慶にスポットを当てた展覧会「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」
を開催しています(秋には東博で運慶の展覧会もあるので、そち
らもたいそう賑わうことでよう!)。
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いつもは、正倉院展でお邪魔する奈良博新館なので、長蛇の列が
できている印象でしたが、今日はチケットを求めるお客さんが少
し並んでいる程度でした。
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それでも館内はけっこう賑わっていて、会場に入ると、先ず、力
強い京都金剛院の金剛力士立像がお出迎え!

そして、端整で美しいアメリカ・ボストン美術館所蔵の弥勒菩薩立
像と京都醍醐寺の弥勒菩薩坐像が対峙しています。
運慶がある種のリアリズムを追求したの対し、快慶は仏像としての
理想美を追求した感じで、安阿弥様(あんなみよう)と称される快
慶が追及した理想の仏像の姿とおぼしき三尺程度の阿弥陀如来立像
が色々なお寺から集まっていて、なんだなコピーを見ているような
気分にもなりました。が、解説曰く、胸元の衣の形が時代とともに
少しずつ変わっているそうです。言われないと気付かないよ!

阿弥陀様ではないですが、奈良東大寺の地蔵菩薩像も美しかったで
す。理想美に少しリアルの入った奈良東大寺の国宝僧形八幡神坐像
や、こちらもちょっとリアルな京都妙意寺の地蔵菩薩坐像なども目
を引きました。これら以外にも、和歌山金剛峯寺の孔雀明王坐像と
広目天、京都清水寺奥之院本尊(秘仏)の千手観音坐像など、印象
的な仏像が多数展示してありました。

館内で上映されていた快慶の生涯を解説したアニメ「祈りを刻んだ
巧匠仏師 快慶」を見てて、聞き憶えがある講談調の語りだなと思っ
ていたら、エンドロールに玉田玉秀斎さんの名前!色々ご活躍みた
いです。素晴らしい!
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今日は仏像三昧って感じで、常設で仏像を展示している“なら仏像館”
の方も拝見。
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「名品展 珠玉の仏たち」と銘打って、大好きな誕生釈迦仏立像や三
十三間堂から出向している千手観音菩薩立像、新たに国宝になった大
阪金剛寺の降三世明王坐像などの仏像たちが展示してありました。
 
なら仏像館前にある小さな藤棚の藤も薄紫色の花を咲かせ、5月の風
情を漂わせていました。
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ちょっと遅めの奈良での昼ごはんは、三条通りにある定食屋「AIDA」
さんで、みそだれ風味の野菜の肉巻きフライの定食。
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野菜たっぷりでめちゃ美味しい!ボリュームもあってお腹いっぱいに
なりました。

奈良からの帰り、映画“この世界の片隅に”で話題のこうの史代さんの
原画展「こうの史代作品展」を観に、近鉄上本町店に立ち寄りました。
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話題の“この世界の片隅に”はもちろん、大好きな“夕凪の街 桜の国”や
雄鶏が東日本大震災の地を巡る“日の鳥”、“ぼおるぺん古事記”、“荒神
絵巻”などの原画と複製原画やイラストなど、200点ほどの作品が展示
してありました。
“この世界の片隅に”と“夕凪の街 桜の国”のラストの方が展示してあっ
たんですが、読んでる内にどんどん気持ちが入って、思わず胸がいっ
ぱいになってしまいました。
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入口のパネルに直筆のメッセージが書いてあったり、お土産に書き下
ろしのポストカードがいただけるおまけ付きです!

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