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文楽 初春公演 [文楽]

今日は、パイルの文楽好きの皆さんと恒例の文楽鑑賞。
演目は、「二人禿」、「彦山権現誓助剣」の“杉坂墓所の
段”と“毛谷村六助住家の段”、「壺坂観音霊験記」の“土
佐町松原の段”と“沢市内より山の段”です。
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先ず、初春公演って事でお正月らしい、二人禿。
桜咲く京島原遊郭の見返り柳の前で、緋色の衣装の人
形が可愛らしく踊る、華やかな一幕でした。

次は、彦山権現誓助剣。
関西が本場の文楽では珍しい、九州が舞台のお芝居。
剣豪毛谷村の六助が、剣の師匠の敵討ちをするという
11段もある長い話の8段(杉坂墓所の段)と9段(毛谷
村六助住家の段)の上演。
杉坂墓所の段は、母思いの六助の人物描写、師匠殺し
の敵京極内匠(この段階では微塵弾正と名乗りこいつが
敵とは知らない)との出会い、9段で許婚と出会い、事の
真相を知るきっかけとなる子供をあずかると言う流れ。
毛谷村六助住家の段では、敵と知らず微塵弾正にだま
されいかさま試合で打ち負かされたり、あずかった子供
をきっかけに許婚のお園やその母に出会い師匠の非
業の最期を知り、2人の話からだまされた微塵弾正(京
極内匠)が敵と気付き、敵討ちの決意をする。
って、ちょっと悲惨な話なんですが、六助の家に来たヘン
なおばあさんが、持参金もあるし今日からお母さんになっ
て上げようと突然“おしかけ母”になろうとしたり、武術の
達者な年増の女が突然“おしかけ女房”になろうとしたり
と、事情をまったく知らない六助のあたふたする姿に、笑
わせてもらいました。
燕三さんの三味線と咲大夫さんの浄瑠璃、蓑助さんのお
園と聴き応え見応えある幕でした。住大夫さんを追いかけ
てると中々聴けない燕三さんの三味線ですが、今回はじっ
くり楽しませていただきました。

そして、西国三十三箇所壺坂寺の話、壺坂観音霊験記。
短い土佐町松原の段は、お里の誠実さを感じさせる導入
部って感じ。本題の沢市内より山の段は、3年間夫沢市
の目が良くなるようにと、内緒で毎日壺坂寺に願掛けをし
ていたお里が、沢市から浮気をしていると疑われ泣く泣く
真相を語り、2人で願掛けをしようと夫を連れ出し壺坂寺
に向かう。この時、沢市は自分の不甲斐なさと女房の思
いに胸を打たれ、自分がいたのではお里が幸せになれ
ないと死を決意している。
壺坂寺に着いた2人は観音様にお参りをするが、沢市は
3日間ここで断食をして願掛けをしたいと申し出て、自分
は寺に残りお里を家に帰す。お里が家に帰った隙に寺の
断崖から身を投げて沢市は死に、胸騒ぎがして寺に戻っ
てきたお里も、沢市の死を知って、同じ谷に身を投げる。
が、最後は観音様のお慈悲で、ハッピーエンドって話。
清治さんの三味線、切場の綱大夫さんの浄瑠璃、文雀さ
んのお里と人間国宝3人の共演が素晴らしかったです。

お正月と言うことで、劇場もお祝いムードでした。
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開演前に腹ごしらえはしたんですが、脳に栄養をと幕間に
お菓子を摘んでみました。。。
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