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神戸でほっこり絵画 [美術館]

今日も残暑がきびしかったんですが、そんな中、毎年楽しみにし
ている「2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が、昨日
からはじまったので、西宮市大谷記念美術館に行ってきました。
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今年は、3368作の応募があったそうで、その中から、日本人6人
(古郡加奈子さん、綾野本汰さん、コクマイトヨヒコさん、オオ
ノ・マユミさん、渡辺アンヤラットさん、山本まもるさん)を含
む、75人の入選作が展示してありました。

美術館入口では、渡辺アンヤラットさんの“トビウオ、まてまて。”
の大きな絵がお出迎え。すごろくのような楽しい絵です。
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これ以外に日本の作家さんでは、古郡加奈子さんの原色で日常を
描いた“一日”、 面白い綾野本汰さんの“コアラの通勤”、生地の図
柄とドレスを描いたオオノ・マユミさんの“カラー&パターン きょ
うのようふくなにいろ なにもよう?”、細密なモノクロームが印象
的なコクマイトヨヒコさんの“電気の行き先”、ユーモラスな山本ま
もるさんの“ベロずきんと不思議な国の市場”が展示してありました。

日本人以外ですと、クリスティーナ・スパノさんの“どこでもドア”
やシモーネ・レアの“風”、それにモニカ・ エルナンデスさんの“白
雪姫と七人の小人”など、今回は地元イタリアの作家さんの作品が
印象に残りました。

今回は特に、どんどんデジタル化が進んでいるような印象を受けま
したし、コラージュ系の作品が多いなぁ~と言う感想です。

また、1階の奥では、特別展示として、第7回ボローニャSM出版賞
を受賞したメキシコのフアン・パロミノの“はじまりの前に”と言う
絵本の原画も展示してありました。

そして、いただきモノの招待券が有ったので、ちょっと足を伸ばし
て、神戸ファッション美術館で開催している「今森光彦 自然と暮ら
す切り紙の世界 里山のアトリエで生まれる命たち」も拝見。
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先日、滋賀県野洲の昆虫収集家の方のご自宅で標本の蝶や虫たちを
たくさん拝見させてもらったんですが、今森光彦さんも同じ滋賀県
の大津出身だそうで、その標本のような蝶や虫たちを、紙を一本の
ハサミで切て描き出す切り絵の手法で、見事に表現してらっしゃい
ました。
モノクロのいかにも切り絵と言う作品から虫たちの立体切り絵、南
国の鳥や草花を描いた極彩色の作品まで250点ほどの作品が並んで
見応えありました。
常設のファッションのコーナーには、昆虫とファッションをテーマ
にした服が展示しあり、玉虫みたいなメタリックなドレスやてんと
う虫のような水玉、虫の羽のような透明な服などが並んでいました。

神戸に向かう道すがら、梅田の地下でランチをしようと思いながら
なんとなく難民化してウロウロしてしまい、めったに行かない泉の
広場に迷い込み、拌麺と言う耳馴染みの無い中華料理が目につき、
カップ焼きそばをそのまま皿に盛ったようなビジュアルに興味をそ
そられて、「うさぎ食堂」さんの拌麺なるモノを食べてみました。
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混ぜた後なので、皿が汚れていますが、オイルとソースの上に茹で
た麺をポンとのせたモノが運ばれてきて、自分でかき混ぜる仕組み。
見た目がソース焼きそばなので、頭で想定する味と違って、若干混
乱するような味でした。美味しかったです。

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めったに行かない二条城でアート [美術館]

残暑きびしき京都で、今日からはじまった芸術祭“東アジア文化
都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」”を観に、元離宮二条
城と京都芸術センターに行ってきました。
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二条城内全域および京都芸術センター全館を使って、日中韓の
現代アート作家25組が作品を展示するイベントです。

地下鉄の駅から地上に上がった途端に汗が噴出し、あまりの暑
さに息苦しさを感じつつ、二条城へ。
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東大手門をくくり城内に入ると芸術祭用のチケット売り場が設え
てあり、チケットを買って、案内の地図にそって、先ずは二の丸
御殿台所。
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建物の前にはチェ・ジョンファさんの巨大なフルーツの木、土間
には大根。そして、笊ランプが輝いています。
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台所に上がると、草間彌生さんのビーナスが鎮座し、その横では、
宮永愛子さんの穏やかな海の風景が広がります(宮永さんは、今
ちょうど石巻でも作品の展示をしているので、それとのつながり
も感じます)。
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次のキムスージャさんの部屋は床が鏡張りで、一瞬踏み込むのに
躊躇しますが、鏡の部屋の鏡の屏風の風情が楽しめます。
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日中韓のアーティストコラボ西京人は、西京と言う架空の都市に
まつわる展示。
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広間には谷澤紗和子の不思議なおばけのオブジェが並び、発泡ス
チロールの床を踏みしめながら作品を眺めるインスタレーション。
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広間の横の小部屋ではヒスロムの取り組む美整物プロジェクトの
映像などを見ることができます。
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庭には、蔡國強さんの巨大な盆栽の舟が設置されていました!圧
巻です。この舟は昨年行われた古都祝奈良で東大寺の池に浮かん
でいた舟だそうです。
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もうひとつ(無数ですが・・)庭には、チェ・ジョンファさんの
鮮やかな笊の壁も展示してあります。
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そして、東南隅櫓のなかでは、久門剛史さんの揺れるランプのイ
ンスタレーションが楽しめます。
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とりあえず、二の丸御殿の中も駆け足で見物し、次の本丸御殿を
抜けると、堀には三嶋りつ惠さんの無数のガラスのオブジェが浮
かんでいました。(写真では判らないと思いますが・・)
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梅林の方には、伊藤存さんの刺繍。そして、花岡伸宏さんやハム
・キョンアさんのオブジェ。
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清流園を横目にへ・シャンユさんの点在する大きな金色のう○こ
を眺めながら、最後はチェ・ジョンファさんの花弁がふわふわ動
く巨大な花を眺めて二条城をあとにしました。
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灼熱の京都を、汗だくで二条城から京都芸術センターに向かって
歩きながら、暑さと空腹でふらふらしてきたので、烏丸御池にあ
るお洒落な京都王将で昼ごはん。
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食べたのは、野菜ごろごろ具だくさん中華飯セットとサワークリ
ームと溶かしバターでたべるスープ餃子。カフェの風情です。

そして、次の目的地、京都芸術センターに到着。
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オ・インファンさんの監視カメラなどで死角を表現した作品や、
中村裕太さんと谷本研さんの旅日記。ミックスライスさんの写
真。
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タオ・フイさん、ルー・ヤンさん、ヤン・フードンさんの映像
作品も楽しめます。
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階段や廊下全体を使った、堀尾貞治さん+現場芸術集団「空気」
のチラシをモザイクのように貼り合わせたインスタレーション。
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小部屋では、中原浩大さんが子供のころに制作したとおぼしき
諸々の学校の宿題みたいなモノが並べてあって面白い!
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広間にはヒョンギョンさんの極彩色の妖怪のような物を描いた
分厚い壁のような作品(奥)。凄いです!
(手前の顔は、ルー・ヤンさんの映像作品)
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最後は4階の茶室に日用品を使った今村源さんの不思議なインス
タレーションが展示してあります。面白いですが写真はNG。
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10月15日までやっているみたいです。
面白い芸術祭ですし、ついでに二条城も楽しめます。是非、足を
運んでみてください。

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爆弾ではなく花火を [映画]

お盆休み6日目。東の方は冷夏のようですが、まだまだ夏って
感じで暑さが戻った大阪。今日は、十三にある小さな映画館、
淀川文化創造館シアターセブンでリバイバル上映していた大林
宣彦監督の「この空の花 長岡花火物語」を観に行ってきました。
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冒頭に“みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかり
をつくっていたら きっと戦争なんか起きなかったんだな”と言
う山下清氏の言葉からはじまる大林宣彦監督の映画。
2012年の作品で、もちろん、その時にも観に行ったんですが、
あれから5年たって、映画がテーマにしていた、東北の震災の
復興(特に福島の原発事故)は遅々として進まず、原爆や戦争
の悲劇についても、昨今、益々キナ臭い空気が漂うようになっ
てきているこの時期に、改めて見ておいたほうが良い映画だと
感じて足を運びました。

終戦間際、広島と長崎に原爆が投下される前に、全国に49発の
模擬原爆が投下され、その中のひとつ(長崎に落ちたファット
マンと同じ型)が、1945年の7月20日に長岡に落ち、その後
8月1日の長岡空襲では16万発(住民1人に2本の割合)と言う
焼夷弾の雨が降り、その空襲で死んでいった人々と、残れてた
人々の思いと、母親が長崎で被爆し、その子供と言う運命を背
負って生きてきた主人公遠藤玲子(松雪泰子さん)の思いが、
“まだ戦争には間に合う”と言う言葉で交差し、長岡の花火とし
て昇華するセミドキュメンタリーと言う形式の映画。
大林監督の幻想的な映像表現が時代や空間を飛び越えて、一塊
の熱いメッセージとして伝わってきます。5年たってもまった
く色あせないどころか益々リアルな現実として心に響きました。

戦争は終わったと思い込まされ、美しい文化を破壊して文明に
まい進し、3.11でその文明の脆さと危さを目の当たりにしたと
言う言葉は心に刺さりました。

バブルの再来を夢見るより、もっと文化の豊かな国になれば良
いなと思いますね。

映画前の腹ごしらえは、西梅田にあるカレー屋「渡邊咖喱」さ
んで、羊のドライキーマをいただきました。
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ほとんど汁気の無いカレーで、スパイスはきいてましたが、羊
さんがしっかりいて、少し癖はありますが、めちゃ美味しいカ
レーでした。

そんなこんなで、お盆休みも終わり、明日から仕事です!
よし!頑張ろう。

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夏の怖い絵 [美術館]

お盆休み5日目の今日は、そぼ降る雨の中、兵庫県立美術館に
「怖い絵展」を観に行ってきました。
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評判の展覧会だとは聞いていました。が、美術館に出向いて、
想定以上の大盛況にビックリしました!美術館の長いスロー
プの上まで、チケットを求める列ができているのを見たのは、
初めてのような気がします。
とりあえずチケットは持っていたので、長い列を横目に会場に
向かうも、エレベーターも混んでいたので階段で3階へ。

会場に入っても人混みは続き、作品の前に3重ほどになったお
客さん列が、作品をつなぐ帯のように会場内をうねって入口か
ら出口まで連なっていました(導線が良いのか?混乱はぜず牛
歩のごとくですが流れてはいましたが・・)。

それにしても流れが悪いなと思ったんですが、作品ごとにこの
展覧会の元になった中野京子さんの解説が付いていて、それを
じっくり読みながら進むので、流れが悪くなっていたような気
がします。とは言え、中野さんの解説有っての展覧会でもある
し、中野さんの付けた“さあ、お飲みなさい”、“西洋版 三途の
川”、“元祖 大岡裁き”、“お坊さんにつれられていっちゃった”
などのサブタイトルも興味をそそるような仕掛けにもなってい
たので、流れが悪いのは我慢するしかないかなって感じです。

今回のメインは、ポール・ドラローシュの“レディ・ジェーン・
グレイの処刑”で、9日だけ王に祭り上げられ処刑されるはめに
なった16歳の少女の悲劇を描いた作品です。目隠しされた少女
が断頭台を探る手が妙に生々しくって、魅入られたような感じ
で、作品の前にしばし佇んでしまいました。

これ以外にも、ジョン・ウォーターハウスの視線が色っぽいシ
ースルー魔女“オデュッセウスに杯を差し出すキルケー”、西洋
版の獏?フューズリの“夢魔”、荒涼とした風景はターナーの“ド
ルバダーン城”、世紀末の風情を感じるビアズリーの“サロメ”、
近年のクールジャパンを先取りしたようなモッサの“飽食のセ
イレーン”や“彼女”、叫んでいないけど怖いムンクの“マドンナ”、
ルドンの目玉おやじやまっくろくろすけって感じの“エドガー・
ポーに”、曰く付きのシッカートの“切り裂きジャックの寝室”、
神秘的なモローの“ソドムの天使”など興味深い作品が多数展示
してありましたよ。

全体的には、神話画や歴史画など主にロマン主義や象徴主義の
作品が並んでいて、普通に「フランスロマン主義の云々」なん
てタイトルを付けてたら、パッとしない展覧会って感じだった
のかもしれませんが、今回の賑わいを見て、展覧会はやっぱり
企画力と言うかキューレーションなんだと、しみじみと感じさ
せられました。

本でも大成功した中野京子さんの目の付け所の凄さを目の当た
りにした感じです。そんなことも含めて面白い展覧会でした。

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お盆ってことで四天王寺さんへ [落語]

ブログでお盆休みの何日目と書いていながら、そう言えばお盆ら
しいことはなにもしてないなと思い、お盆休みの4日目の今日は、
聖徳太子が建立し、宗派を問わずご供養を行なっていると言う四
天王寺さんへ、お参りに行ってきました。
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北の引導鐘の響きを耳に、六時堂と金堂にお参りさせてもらった
んですが、この時期、夜に孟蘭盆会万灯供養法要が行われていて
らしく、中心伽藍をはじめ六時堂や南北の鐘堂にも無数(万灯会
と言うくらいなので1万基ほどあるそうですが・・)の灯篭が揺
れていました。
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夜はさぞかし幻想的だろうと思いながら昼の姿を眺めさせてもら
いました。

そして、天王寺での昼ごはんは四天王寺の参道にあるカフェ「食
堂 虹の仏」さんで、スパイスカレー(出汁キーマにらっきょう
トッピング)をいただきました。
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3種のカレーから選んだ1種と豆カレーがあいがけされ、一緒の皿
に盛られた薬味や副菜も混ぜて食べるスリランカ風で、スパイス
の香り高く、辛さはマイルドな美味しいカレーでした。

四天王寺さんにお参りした後は、動物園前まで足を運んで、道楽
亭八月昼席を聴かせてもらいました。
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今日の演目は、米輝さんで“子ほめ”、ひろばさんで“七段目”。多
芸の笑丸さんは“居候講釈”を話しながら少女と老婆の踊り分けな
どを見せてくれました。中トリは塩鯛さんで“ふたなり”だったん
ですが、あんまりこの話は好きになれないんですよね。不条理な
落語の世界とは言え、何故に親切なおやじさんが死ななければい
けないのか?と、どぉ~もモヤモヤする話です。
ここで中入りだたんですが、当然、ざこばさんが舞台に登場し、
脳梗塞のリハビリをしつつ、少しづつ活動をはじめている旨の
近況報告をしてくれました。お元気そうなお姿を拝見させても
らって、本当に良かったです。
そして、後半は梅團治さんで“ちはやふる”。最後は、季節モノの
おばけの話(っぽくはないですが・・)で千橘さんの“真田山”で
した。

蒸し暑い中、四天王寺さんから動物園前まで歩く道すがら、ちょ
うど新世界の「甘党 三好」さんの前を通ったので、氷ぜんざい
を頬張って涼をとりました。
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まったりとした粒餡と柔らかな白玉に冷たい氷のシンプルな組み
合わせが美味いです。

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