ドラゴンタトゥーの女
今日は、気になっていた映画、デヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン
タトゥーの女」を観に行ってみました。
同名ベストセラー小説を映像化したスウェーデン映画“ミレニアム ドラ
ゴン・タトゥーの女”をハリウッドでリメイク(?)した作品だそうです。が、
原作も読んでないし、元の映画も観たことがないので、先入観無しで
観ました。いやぁ~!結構面白い作品でしたよ。
主演はジェームズ・ボンドで有名なダニエル・クレイグ氏とソーシャル・
ネットワークにも出ていたルーニー・マーラさん、2時間半以上の上映
の前半部分は世界観やミカエルとリスベットの人物像を描いているん
でしょうが、個人的にはいるの?って感じ。。。半ばを過ぎてからのテ
ンポの良い展開と映像全体のトーンは大好きでした。
長時間の映画の後、ちょっと疲れたので紅茶を飲んで、ひと休み!
晩ご飯は、中之島にあるイタリア料理の店「GARB Weeks」さんで釜
焼きのピッツァ(ロマーナ)をいただきました。
釜焼きの香ばしさとモチモチの生地!めちゃ美味しかったですよ。
途中、オルガネット(バンドネオンとアコーディオンの中間の様な楽器)
って楽器の生演奏が始まったりと、陽気な雰囲気でイイ感じでしたよ。
二月花形歌舞伎 [歌舞伎]
大阪松竹座で歌舞伎やってるんだ!と思い出したので、その足で
と言うか、ちょっくら観に行っていました。
ほぼ満席で3等席の一番後ろと言う当日券が2枚だけ残っていた
ので、なんとか滑り込んで観劇と相成りました!無計画過ぎ!!
TVに出ていた愛之助さんをはじめ、染五郎さん、獅童さんと言う中
堅どころが主演の花形歌舞伎。
昼の部の演目は、由比正雪の慶安の変を題材にした“慶安の狼
丸橋忠弥”と喜劇“鳰の浮巣 大當り伏見の富くじ”でした。
慶安の狼は、槍の名手で実直ながら酒癖の悪い浪人丸橋忠弥に
獅童さん、忠弥の親友野中小弥太に愛之助さん、慶安の変の首謀
者由比正雪に染五郎さんと言う配役。
諸藩を潰しまくる徳川幕府に不満のある忠弥は、由比正雪の計略
に加担するが、酒癖が悪く計画がばれたら一大事と命を狙われる
始末。いっぽう友人の小弥太は忠弥を自藩になんとか仕官させよ
うとしているが、由比とのかかわりを懸念し、探りを入れ、計略に気
付き、親友も大切だが謀反を見逃せないと家老に進言するが、自
藩への飛び火を恐れた家老は、忠弥ともども小弥太も捕らえるよ
うに命令。最後は、舞台全面を使い壮絶な大立ち回りと言う話。
うって変わって大當り伏見の富くじの方は、最初から最後まで笑い
っぱなし!(途中ほろりとくる場面もありますが)
幕が開くと染五郎さんの紙屑屋幸次郎がスポットライトを浴びて舞
台中央に座り、なんだか際々な感じの口上を述べるところから始ま
り。伏見稲荷で神様との笑点のようなやり取りなどいきなりぶっ飛
んだ演出にビックリ!
幸次郎は実家の質屋が潰れ、妹と2人、兄は紙屑屋、妹は神社の
茶店で働きながら、潰れた質屋を再建しようと細々と暮らしている。
そんなある日、幸次郎が紙屑を拾いに島原を通りかかった折、鳰
照太夫の花魁道中と出くわし、鳰照太夫(翫雀さんのふっくらとした
鳰照太夫がなんとも可愛い!)に一目惚れ!
一目花魁に会いたいと貯めた金、拾った大金をつぎ込んで島原へ。
そこで買った富くじが当たって大騒ぎ!一目惚れした花魁が実は
許婚だったって伏線もありつつ、大いに笑ってちょっぴり涙もありつ
つの本当に楽しい舞台でした。
ぽちゃぽちゃの鳰照太夫も良かったですが、獅童さん演じる変態ヅ
ラ侍黒住平馬が最高!カブト虫って!面白過ぎですよ獅童さん♪
まったく雰囲気の違う2作品のコントラストが鮮やかで滅茶苦茶楽し
ませてもらいました。
成田山不動尊 [神社仏閣]
こともあって、祈祷所の前には車が整列している!なんだか凄い風
景でした。
本日から厄除け祈願大祭が始まったと言うことで、境内は堂内とも
大勢の参拝客で賑わっていました。
お不動様にお参りした後は、久々に枚方にある蕎麦屋「そば切り天
笑」さんで、そばがきと粗挽き蕎麦のセットをいただきました。
モチモチのそばがきに、風味豊かでシャッキとした細めの粗挽蕎麦、
めちゃ美味しかったです。
柳亭市馬 柳家喬太郎 二人会 [落語]
千日前のトリイホールさんに「柳亭市馬 柳家喬太郎 二人会」を聴
きに行ってきました。
お二人とも東京のかたなんですが、人気の落語家さん(TVにはほ
とんど出演なさいませんが)ってことで、入場整理番号を配る2時
間前から良い席を取ろうと行列!開場すると勿論満員御礼状態。
(札をもらって、開場までの間に近所のうどん屋“天政”さんの肉う
どんとかやくご飯で腹ごしら)
整理番号札の時点で出遅れたんですが、運良く右端ですが一番
前の席を確保!
待つことしばし、開口一番で桂鯛蔵さんが登場、上演中の注意事項
を述べた後に「代脈」。
大先生の代わりに往診に行くことになった弟子、師匠から相手先で
の振る舞いを教わったが、ちょっと抜けてる弟子は相手先で失礼を
連発って噺。
そして、柳亭市馬さんの登場。東京の寄席の紹介をしながら、池袋
演芸場での談志さん話(出番に遅れるは当たり前、たまに来ない事
もあったけど、舞台をすっぽかした場に居合わせたと言うことで客が
喜んでいたそうです)の枕の後、噺は「普段の袴」。
侍と店主のやり取りの中に、先ほどの「代脈」の羊羹ネタを軽く交え
るなど、茶目っ気たっぷりに粋で可笑しな江戸話を聞かせてもらい
ました。
次は、柳家喬太郎さんの「任侠流山動物園」。
閑古鳥の鳴く流山動物園の豚と牛とチャボが、なんとか動物園を盛
り上げようと、豚が古巣上野動物園を訪ね親分のパンダ親分と兄貴
分の虎にお願いするが、ケツを噛まれて追い出される。他を頼らず
自分らでなんとかしようと、人の言葉を覚え、動物園を盛り上げるこ
とに成功するが、そのお陰で客の来なくなった上野動物園のパンダ
親分と虎が逆恨みで流山動物園を襲撃すると言う、なんともシュール
な噺。兎に角、笑いっぱなしで腹がよじれました!
仲入後も柳家喬太郎さんで噺は「寿限無」。流山動物園の次が寿限
無って組み合わせがなんとも言えず面白い!
寿限無の話の説明をすることはいらないと思いますが、さすが喬太
郎さん、寿限無が結婚し、その子供が・・・と言う、その後話付き!
トリは柳亭市馬さんの「うどんや」。関西では“かぜうどん”と言う演目。
市中を担ぎ売りする鍋焼きうどん屋、酔っ払いにからまれたり、小声
で呼ばれて、こっそりと奉公人達が皆でこっそりうどんを食べようとし
てると思い込み、小声で応えてうどんを差し出すが・・・って噺。
寒波の今日この頃、市馬さんが演じる熱々のうどんを美味しそうに啜
る姿に、こちらまで温まった気がします。上手い!
柳 宗悦展 -暮らしへの眼差し- [美術館]
寒風に身を縮めながら、本日は、大阪歴史博物館に「没後50年・
日本民藝館開館75周年 柳 宗悦展 -暮らしへの眼差し-」観に
行ってきました。
民藝運動の創始者として有名な柳宗悦氏だが、20歳そこそこの
若かりし頃は、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎らと文芸誌
“白樺”の創刊にかかわり、セザンヌなど欧州印象派の美術評論
をやっていたとのこと!そんな関係で、原稿や岸田劉生が装丁し
た白樺も展示してありました。
その後、25歳の時に手に入れ、民藝に目覚めるきっかけになった、
18世紀前半朝鮮半島で作られた“染付秋草文面取壺”も飾ってあ
りましたが、シンプルで小振りの壺は、そうと言わなければ見過ご
すくらいぽつねんと、ガラスケースの中で静かに鎮座していました。
柳氏が使っていた品々や収集した朝鮮や日本の古い日用雑器を
中心に、木喰の仏像や、民藝運動で活躍した、河井寬次郎氏 濱
田庄司氏、バーナード・リーチ氏、芹沢銈介氏(余談ですが、建築
家白井晟一氏の設計した静岡にある美術館が素晴らしい)、棟方
志功氏などの作品も展示してあり見応えありました。
芸術のための芸術品では無く、卓越した技術で創り上げられた日
用工芸品の中に芸術性を見出した、柳氏の審美眼の凄さに改め
て驚かされました。
展示の最後に、昨年末亡くなった柳宗悦氏の長男柳宗理氏がデ
ザインしたバタフライスツールや食器などの品々も展示してあって
楽しませてもらいました。(出口のショップで、柳宗理氏のスプーン
やフォークが売ってあります。)
展覧会の後は、寒空の中、大阪城を眺めて帰路につきました。
それにしても寒かった!




