敵チームの選手たち、球場でのゴミ捨て…そして思う「私は日本人」(その2) [日記]
予定通り、本日は『その2』です。
こんな私の話ですが、一連の流れを把握するために初めから読んでみると
おっしゃってくださる方は、
『その1』からお願いいたします。
スポーツ観戦や応援をする人であれば、
たとえ、嫌いなチームの選手に対しても、最低限の礼儀はもってほしい、
と私は思います。
私が小学生~高校生の頃、『プロ野球チップス』が流行っていて、
好きな選手のカードを引き当てるために、次から次へと買いまくったもの
でした。
それで、嫌いな選手、もしくは興味のない選手のカードが出たら、
「あ、いらない…」と捨ててしまうか、その選手のファンである友達がいたら
あげるか、そのどちらかだったと覚えています。
世間知らずの子供ではあったけれど、
さすがに、そのカードにいたずらはしなかった。そういう発想は、私の中には
なかった。べつに、「いたずらはしてはいけない」という意識があったわけでは
ないのだけれど。
もしかしたら、自分自身もスポーツをやっていたからなのかもしれない。
今の時代、当時のプロ野球チップスに似たものがあるのかどうか、
そのあたりはよく知らないけれど…
例えば、大きなものでは、街中のポスターとか、
小さなところでは、新聞など、手に取って見られる写真とか。
有名野球選手にもなれば、不特定多数の人々に自分の姿を見られるけど、
必ずしも、その人(選手)自身が望んでいることではないかもしれない。
もちろん、中には、「有名になりたい!」という理由が一番で
プロ野球選手になった人もいるでしょう。
でも、中には、「ただ野球が好き」「うまくなりたい」「ずっと続けていきたい」
という邪心のない気持ちの積み重ねで、いつのまにかプロ選手になった人も
いるに違いない。
…そして、そんな彼らの周りには、必ず、
それを心から応援する家族や友達がいるのです。
そんな彼らのポスターや写真に「いたずら」するような人たち。
もしも、あなたが彼らの家族や友達だったとしたら、
「いたずら」されて、気分はいいですか。
私個人の意見をここで一言はっきり言うなら、
相手の心の痛みに気付かない、気付こうともしない人間に
スポーツを応援する資格はないと思う。
日本のプロ野球に限った話ではありません。
世界中、どんなスポーツにも通ずる話です。
まだ記憶に新しいところですが、
サッカーのワールドカップ決勝で、ジダン選手が不本意な退場、という事件も
ありました。(個人的には「ジダン選手を擁護する派」ですが、この事件は
簡単に白黒つけられるものではない、と考えています。)
スポーツは、「礼に始まり礼に終わる」ということを、世界中の人々が考える
いい機会になったのは間違いないでしょう。
だから、もう一度。
スポーツ観戦で、敵チームの選手に心無い野次を飛ばしたり、
「いたずら」をしている人たち。
楽しんでいるご本人たちは満足でしょうが、
その一方で、罪のない人たちに対し礼を失した言動をしていることになる、
というのは、免れようのない事実だと思います。
…そんなのは、本当の「楽しみ」ではないはず。
ぜひ、もう一度、真剣に考えていただきたいのです。
自分がされたくないことは、人にはしてはいけないこと。
相手を思いやる気持ちを持てば、もっともっと大きな「本当の楽しさ」が
見えてくる、味わえるはずです。
~『その3』につづく~






