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CD:APOGEE「Fantastic」 [Music]

ハイトーンの気持ちよい声と魔法のようなメロディ

Fantastic

Fantastic

四人組、APOGEEの醸し出すメロディはまるで夢の中にいるよう。心地よいハイトーンのボーカルに、洗練されたリズム。それだけでも十分なところに夢心地を演出する味付けをしているのがシンセサイザー。一瞬耳に触るかと思うのだが、聞いているとこのシンセがないとAPOGEEという感じはしてこない。

ビデオクリッップも素晴らしいです。まさしく夢、夢。気持ちがよい悪夢のような映像。体の一部分、楽器の一部分、それが絡み合い、合体し、現れては消え、頂点から沈黙へ。そんな色とりどりなビデオクリップ。是非とも一度見て欲しい。好き嫌いがかなりわかれるかもしれないです。

シングル曲の出来も良いが、アルバム曲もかなり好みのメロディ。「ゴーストソング」はまだインディーズのときにたまたま聞いて購入した「preview」というマキシにも入っていたけど、それを保ったままメジャーでシングルが出せるところが楽曲の作りが良い事の証明。他のシングル「夜間飛行」「グッドバイ」もAPOGEEらしさ全開。アルバムでときたま見せるポップさ「Reflection」もお気に入りの曲。あ、ちょっとAPOGEEでうーん?と思うのは歌詞とタイトルかなあ・・・。ちょっと歌詞が若い感じがするのは私だけかな?まあ、それを埋めるくらい曲のセンスは良いです。

APOGEE、その意味は「最高点」「頂上」「絶頂」。まさしくそんなところにある一つも捨てるところがない、料理上手なアルバムです。

【The APOGEE!なシングル曲達】

夜間飛行

夜間飛行

  • アーティスト: APOGEE, 大城嘉彦, 永野亮
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD


ゴースト・ソング

ゴースト・ソング

  • アーティスト: APOGEE, 永野亮, 大城嘉彦
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD


グッド・バイ

グッド・バイ

  • アーティスト: APOGEE, 大城嘉彦, 永野亮
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: CD


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ライブ:Camp in 朝霧ジャム 〜It's a beautiful day (10/7〜8) [Live]

大雨の翌日の超快晴!最高の青空。

今年のシメの野外フェス、朝霧ジャムに行ってきました。

三連休というのを忘れていて高速道路は渋滞・・・しかしこれから夢のような朝霧に向かうという事で気を病んでも仕方が無い!ということでテンションアゲアゲで行きました。昨日までの大雨とはうってかわって晴天。これはかなり期待が持てます!!

渋滞を抜けて開場時間をちょっと過ぎての到着。グリーンパークの奥の駐車場に止める。しかし、風は強いけど、最高の青空です!!いやあ、この青さはヤバいでしょ?そしてこの雲の浮かび具合。日本じゃない青さと白さです。久々に雲の陰が山に映る姿をみました。これだけでもう来た価値があるってもんです。

風が強くてなかなか進まないテント設営。徐々に他のメンバも集まり、なんとか設営完了。そしてまるで石原軍団の炊き出しのような鍋(言い過ぎ)でポトフを作る。おお、凄い量。食えるのか?(笑)

そしてステージの方へ。いろいろ他にも準備があったけど、一発目のクラムボンが観たいだろうとみんなのご好意で観に行く。途中の青空と富士山、ヤバいヤバい。ヤバいしかでてこない30歳近いオレ。

■クラムボン
既に始まってしまっていたが、この環境でクラムボンを聴けるなんて最高です。そりゃメンバのテンションもあがりますわな。ミト君とかもう最高最高、郁子ちゃんも最高最高。そして静かな大ちゃん(笑)。その言葉しかないよね。曲の方は時間も短いわりにはスモールサークルオブフレンズのカバーもやったり、モチロン「サラウンド」「THE NEW SONG」なども。なかなか楽しめました!

気分もいいので、生ハム買ってギネス飲んで。こりゃたまらんと。
一度テントに戻ってポトフの番をして(いるフリ・笑)みんなが持ってきた食べ物(お手製のパン、お手製のレバーのパテなど)をシャクシャク食べながら、まったり寝込んでいたら・・・観たかったSpecial Othersをすっかり忘れていました。ぎゃー。

元ちとせ
相変わらずの素晴らしい声。何年か前にフジロックで聴いたときも素晴らしかった。ただ、あの頃よりも感動が無いなあ。声に落ち着きが出たというか安心してきけるというか。ただ歌いっぷりはよかった。

■くるり
一発目から「ワンダーフォーゲル」で飛ばす飛ばす。ヒットパレードかと思いきやユルくドロっぽい曲に・・・。ちょっと立ち寝してしまった。ビールのせいもあるけど。岸田君もテンション高かった(高く見えないけど)。しかし安心して観られるバンドですね。ただ、朝霧に必然かというとそうでもないかも。でも、朝霧で聴けてよかったなあ(どっちやねん)。

■Michael Franti & Spearhead
あんまり知らないけど、格好いい。一緒にいったメンバはほとんどが魅了されていました。あー、なんか食ったりいろいろしながら聴いてしまった。ちゃんと聴けば良かった。とにかく格好よかったとう記憶のみが残っており、音そのものは忘れてます・・・。CD買おう!

そして夜になる。そうすると昨日まで確か十五夜で、満月近いお月様がのっそり富士山の横の方から出てくる。明るい!そして丸い!あー、素敵な夜だぁ。ビール進むってもんです。めちゃ寒いけど。

■THE POGUES
噂では聴いていたけど、酔いどれおじいちゃんでしたね。声、渋い。酒焼けといったらいいのでしょうか?同行者の話だと2曲連続で歌うのが限界。一回袖に引っ込んで酒持って再登場する、という話を聞いていたんだけど、結構何曲もやった。感心してたなあ。「よくやった。頑張った」ってどんなバンドだよ(笑)。しかし、あの朝霧の寒い中、半袖のアイリッシュカラーのシャツで登場とは。元気じゃないですか!POGUES、素敵!

そして今日は終了。うまく煮えたポトフを寒い中食べる。うまい。野菜のスープと鳥のスープ。最高にウマいです。あとはメンバの持ってきた線香花火で過ぎ去った夏を思いつつ、夜中3時過ぎにウダウダ寝ました。Zzz・・・。

2日目、なんかもうあまり観る気がありませんでした。だってもう環境だけで最高なんだもん。最高に晴れた中、最高の富士山ですよ。日本一の山ですから。でも、ちょっとDachamboは観たいのでステージへ。

■Dachanmbo
まるでStroboみたいなアゲアゲジャム?バンドでした。盛り上がりはしたけど、途中飽きちゃった。一曲目と最後は上がったけどなあ。まあ、でもこれから楽しみなバンドではあるな。

運転手なので酒が飲めないのが辛いところだけど、とりあえず食う方で頑張ってみました。フェスではあまりフェス飯を食べないんだけど、今回は念願のグルグルソーセージも、高原のクリームシチューも食べました。やっぱこの外で食うのはウマいよ、ホント。というか、メンバで作ったポトフ。2日目のポトフは激ヤバのウマさですよ。カレーでもなんでも2日目はウマい!それが全て!

で、夕方になると赤富士がぁぁぁ。いやあん、素敵過ぎますよ。初めて生で観たよ。ヤァ!赤いぞ!(吉田戦車風)

■V∞REDOMS
最後、観ておきましょう。ボア。なんかギター7本合体したよくわからない、そして色合いが・・・センスが無い(紫と緑)楽器が登場し興奮!なんだ、明和電気か?で、実際どう使うかっていうと、叩くだけ(笑)。ギャァーンと鳴り響く。EYEちゃんの雄叫びも響きます。というか、この人たちをトリに持ってくるってところが朝霧だなあ。

とにかく、凄い!素晴らしい!素敵!としか口から出てこなかった2006年の朝霧ジャムでした。楽し過ぎました。こんなに楽しくっていいのでしょうか?あー、来年も絶対絶対行きたい!
それに尽きます。


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マンガ:西島大介「アトモスフィア」 [Book]

”自分自身”を赦(ゆる)せますか?

アトモスフィア (2)

アトモスフィア (2)

【公式サイト】
http://www.simasima.jp/

西島大介氏のマンガとの出会いは、「凹村戦争」という一冊の本から。この人の画もかわいい感じなのだが、中身はSF。かなり画の空間には空虚な部分を持ってくることが多く、一瞬の浮遊感を感じさせる画風である。
最近、「世界の終わりの魔法使い」の第二巻も出た事で、また他の作品を読み直すともあり、今後時を見て西島大介氏のマンガを紹介して行こうと思う。

「アトモスフィア」は書き下ろしで2巻構成。話としては、この現代で自分のドッペルゲンガーが何人も何人も現れ始め、その本人の存在を赦(ゆる)せなくなり、殺しにくるという話で冒頭は始まる。

【あらすじ】
主人公の女の子は、彼氏や他の人間、世の中までどうしようもないバカだと心の中で見下している。そして自分の中でそれらを赦している。どうしようもないバカだと思いつつもつきあっていた彼氏とは別れてしばらくしたある日、彼氏が自分の部屋で女とエッチをしているではないか。本当、どうしようもないバカだ、その女もそうだ、と思ってその女の顔を見ると・・・なんと自分自身なのだ。
わけがわからずとも、どうでもよくなった女の子は自分から出て行く。そして行き場に困ったところに携帯電話に”自分自身”から電話がかかってくる。「携帯電話、返してくれない?」と。
そのもう一人の”自分自身”と人気の無いところで待ち合わせ携帯電話を渡そうとするが、その女の子は拒否する。その瞬間、もう一人の”自分自身”は形相を変え襲いかかってくる。殺される・・・その瞬間、陰から数人の人間が現れ、もう一人の”自分自身”を集団で殴りつけ殺害する。もう一人の”自分自身”は意味不明な言葉を発しながら息絶える。
危ないところを助けられた女の子だが、その女の子を助けた集団はその女の子と同じようにもう一人の”自分自身”のお陰で行き場を失った”本人”たち。彼らはドッペルゲンガーを「分身」と呼び、その行き場を失った”本人”達で構成される組織を作り、日々「分身」たちと戦い続けている。
女の子はその組織に案内され、そこのリーダーの男に組織に入るように薦められる。女の子は行き場も無いので、その「分身」の葬り活動に参加する事になる。
そして、世界は加速し、”本人”の「分身」の「分身」が現れるようになり、またその「分身」が・・・という風に話は進んで行く。
<あらすじここまで>

よくある「もう一人の自分」との戦いの話とはちょっと違う。個人的には藤子・F・不二雄氏の「ひとりぼっちの宇宙戦争」をちょっと思い出してしまったのだが、この話だと世界中全ての人間に自分自身の「分身」が存在し、その「分身」の「分身」も、「分身」の「分身」の「分身」もいるというかなり救いの無い世界である。
そのうち、「分身」を見分ける機械が出てきたり、「分身」に仕立て上げて邪魔になった”本人”をぶっ殺したりと、人間がいかにもやりそうな「対策」と、「悪知恵」をちゃんと盛り込んでいる。そして、止まらなくなった世界で増え続ける「分身」に、”本人”も、そして他の「分身」も、ある意味諦めのような状態となり、ひたすら殺し壊そうとする人、共存しようとする人、それぞれの思想が生まれ始める。

しかし、止まらなくなった世界は誰にも止められず、崩壊に向かって世界は進んでいく。

最後の最後、このマンガには大オチが待っています。
モチロン、ここではネタばれになるので言いませんが、その最後のオチに
納得するか・・・
意外と思いつつも感心するか・・・
時間を返せと本を投げてしまうか・・・は、読んだ”自分自身”で判断してもらいたい作品です。

僕は・・・嫌いじゃなかった、けど、ひっちゃかめっちゃかになったストーリーは、結構強引に落とさないと、終われないものだなあと、マンガや小説、映画のようなストーリーを作る人たちは大変だなと冷静に思ってしまいました。
しかし、そのオチの元ネタをリアルタイムで分かっているのは、僕くらいの歳がギリギリかも?今もあるのかなあ(ちょっと含ませてみました。フフフ)

【かわいい画の少し残酷なSFマンガは、意外な切れ味があります】
SF以外でも西島氏の本は面白い。常に可愛さと残酷さを持ち合わせています。

凹村戦争(おうそんせんそう)

凹村戦争(おうそんせんそう)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/03/24
  • メディア: 単行本


アトモスフィア〈1〉

アトモスフィア〈1〉

  • 作者: 西島 大介
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本


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マンガ:山川直人「コーヒーもう一杯」 [Book]

カフェが増える中、落ち着いて過ごせる喫茶店はありますか?

コーヒーもう一杯(1)

コーヒーもう一杯(1)


Amazonでマンガ本を買ったときにレコメンドされたマンガがこの「コーヒーもう一杯」。
なんか、紹介を見てみると、ちょっといい話がいろいろオムニバス形式で描かれているとのことで、ちょっと興味があり買ってみました。

画の方を全然見ずに買ったのだけど、結構かわいい画でちょっと想像と違っていたけど、本秀康とかアノ辺のかわいい系の画は嫌いではないので好感が持てました。

画風は妙に画面全体が「濃い」感じで、印象的には線が多いなあと。人の描画はかわいいけど周囲の風景がそういう感じが多い。基本的にこのマンガにでてくるのは、カフェとかそういうおしゃれなところではなく、いわゆる喫茶店という感じ。しかも、そんなに新しそうなお店は出てこないで、ほとんどが昔からやっているという古めかしくて少し暗い感じのお店の描画が多い。この辺が、線の多さ、周囲の風景の濃さがうまく生きているのではないだろうか。

お話自体は、コーヒーがメインの話だったり、話の伏線としてコーヒーが出てきたり。もしくは全然話には関係なくてもコーヒーが出てきて、そのそれぞれのお話の主人公の意識の中にコーヒーの香りを印象付けるようなエッセンスとなっている。そしてそれは現実の中だったり、SFだったりとかなり幅広い。個人的にはSFよりは現実味があって、ほんのりコーヒーの苦さが残る結末というのが結構好きな話が多い。

路上ミュージシャンの演奏を聞きに来てはミュージシャンに1万円を渡すお嬢様と執事、猫の恩返し、占いを信じる彼女、高級なコーヒーを頼むと殺されてしまうのではないかと妄想する男、隣に住む別居中の子持ちの女性に惚れる男、幻の喫茶店で幻の男の妻と娘の画を描く絵描き、突然の雨に喫茶店に駆け込んで上着を忘れた男に恋をする店員の女の子。
それぞれにコーヒーが関わり、コーヒー色のような少し昔の日本を感じてしまうレトロ感が面白い。

【一巻目が一番いいのは世の常。だけど二巻目も僕は好き】

コーヒーもう一杯 II (2)

コーヒーもう一杯 II (2)

  • 作者: 山川 直人
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/04/24
  • メディア: コミック


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イベント:シブヤ大学開校式@明治神宮会館大ホール [Diary]

卒業しないのが、優等生。

渋谷区全体をキャンパスとしてワークショップや講義を行う地域密着型の新しい教育のカタチを押し進めるプロジェクトの開校式に出てきました。目的としてはSalyuが観られる、そこがポイントでした。ただ、僕にとって(そして間違いなく後の二人にも)、それだけでは終わらなかった素晴らしいイベントでした。

当日1500人ほどの参加があり、しかも初めてな感じだったので不慣れのための不手際があるかと思いきやかなりスムーズに、しかも進行や映像機器などもちゃんとしててちゃんと練られている感があった。

最初は学長の左京泰明さんの挨拶。なんと27歳、年下です。緊張しまくってて結構しどろもどろなところもあったけど、結構しっかりしたことは行ってた。なんか自分の立ち位置がわかっている感じ。好青年です。(笑)

いよいよ始まるとチャイムが鳴る!ちゃんと大学というコンセプトを守っている。それぞれの講義の始まりは起立!礼!で始まる。お約束といえどもちゃんとやっている。それも来ている全員が。おお、一体感があるなあ。

第一時限目は、教育について。「子供の教育、大人の共育」という題材。先生は、「五体不満足」の乙武洋匡さんと、史上最年少で中学の校長となった本城愼之介さん、そして学長。本城さんはあの楽天の元・副社長。それをやめて教育の現場に出て行った方です。

この講義は濃かった。寝そうな題材かと思いきやもうギンギンで聴いてました。面白い!とにかく話がうまいし飽きさせない。そして感動できる。乙武さんは今は非常勤教師として様々な学校をまわっている。今、そういう活動をしているとは思わなかった。しかし彼のイキイキした姿は本当に楽しいのだろうなあと感じた。体がどうこうとか、そういうのはなんか意味が無くて、自分がどういたいか、どうしたいか、しっかりベクトルが向いていればいいんだと。とにかく押し付けがましく無く、サラリと言葉を選んで心に伝えてくれるので、聴いていて引き込まれました。

本城さんはいろんな例えを出して分かりやすくどういう教育をしていきたいかを語ってくれた。なんか、校長になる上で学校をどうしたいかなんていうのは全然無く、務めている教員に何がしたいかを聴いてまわったりしたそう。あと、子供達の前では嫌な大人は見せない。子供は大人に「あーしろ、こーしろ」言われるけどなんでそうしないといけないのか?疑問を持つ。そのとき大人が適当に大人になるにはそうしないとダメだなんて言う。でも、そんな事を言っているのは大人であり、会社の愚痴や人の悪口を言っているのを普段から大人のそういうのを観ていると、子供はつまんないことをやらされた上にそれがつまんない大人になるためにやらされいるとなると、やるわけがない。なので、大人は普段から楽しく生きていることを見せてないといけない。

この話はかなり感動しました。たまに愚痴っている僕ですが、まだ子供とか居ないですけど、もし親になってコレやってたらなんかかわいそうな大人だよなあ、そして子供もかわいそうだよな、そう思いました。本当、大人は気をつけないといけないですよ。
あと、本城さんから今校長をやっている学校のコンセプトを聴き、これも目から鱗でした。

『正解 よりも 回答』
「何が正しい」と教えるのではなく先ずは答えを出させる事、出せるようにすることが大事。
『思考 よりも 試行』
考える事は大事だが、先ずはやってみる事が大事。こうなんだろうな?と思っているよりそれをやってみる方が納得できる結果を出せる。
『成功 よりも 成長』
成功の秘訣とかよく言われるが何が成功なのか?収入?地位?必要なのは、常に育ち続けること。つまり失敗しても成長していくことが大事。成功と失敗の関係は「成功or失敗」。しかし成長と失敗の関係は「失敗and成長」。

・0.9、1.0、1.1
0.9は2乗すると、0.81。これを繰り返して70乗すると、0.001・・・。ほぼゼロになる。
1.1は2乗すると、1.21。これを繰り返して70乗すると、790。
70乗すると、1乗だとたった0.2しか違わないけど、70乗すると79万倍になる。つまり、毎日毎日自分はダメだーっと思いながら0.9で生きているといずれゼロになる。
かといっていつも1.1を頑張ってだせるわけじゃないけど、0.9になった次の日は少し頑張ってみて1.1にする。それを繰り返してできるだけ1.1以上を増やして行けば成長できる。でも、ダメなときもあるので、その分は次の日取り返せばいいじゃない?そういうメッセージがあった。

あと、講義のタイトルである「大人の共育」の意味は大人も子供と一緒に共に育んでいかないといけない、というメッセージがありました。実はこの言葉、次の野中さんの言葉だったのです。

第二時限目は、三洋電機株式会社の会長、野中ともよさん。この方も話は面白いし、内容が興味深い。講義タイトルが「経済活動が、未来にできること」といいつつも、結構内容が自分の経歴と三洋電機の凄さの紹介(笑)。それを差し引いても彼女の話は興味深く聴いておいて本当に良かった。先ず、カンパニー制でバラバラでやっていた三洋電機を、会長になったときに「地球のこと考えよう!そしてその事だけを三洋はやろう」というコンセプトの元、「ThinkGAIA」というプロジェクトを立ち上げ、組織を大改編。元々技術力のある三洋が人間の命のため、そして健やかなる生活のためだけにその高度技術を活用していくというもの。個人の幸せは、先ずは地球の幸せあってのもの、その思想から会社を動かすという発想力と実現力は頭を下げる思いです。学生時代に聴いていたら三洋も就職活動の候補になったかも(笑)。

第三時限目は、apbankとして小林武史さん、GAKU-MCさん、大橋マキさんによる環境についての話。彼らの活動はかじり程度でしか知らなかったけど、今回小林さんからいろいろ活動内容を聴いて、一時的な、下手すると売名行為と言われそうなところなのだが、そんな批判も打ち壊すくらいなかなか頑張っているのだなと知りました。まあ、聞いた内容からの僕に与える衝撃は前の二つの講義が濃過ぎてここの三人は箸休め的に気軽に聴けてよかったです。ただ、ちょっと大橋さん、喋り過ぎかも。でも、すごく頑張っていました。小林さんは・・・ちょっとボヤーッとしてましたが、寝起き?(笑)

最後は小林武史×Salyuで、2曲ほどライブ。Salyu、声が素晴らしいです。にしても、来ているお客さんはapbankがらみで来たって人が多かったなあ。まあ、今回の集客の柱は彼らなんだろうけど、僕的には圧倒的に乙武さん、本城さん、野中さんの話が聴けた事に価値がありました。

【関連サイト】
シブヤ大学:
http://www.shibuya-univ.net/

三洋電機:
http://www.sanyo.co.jp/

【Salyuがなんでこのイベントで歌ったの?という疑問は置いといて・・・】
明治神宮会館大ホール、なかなかいい響きをしてました。

to U

to U

  • アーティスト: Bank Band, Salyu, 桜井和寿, 小田和正
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2006/07/19
  • メディア: CD


五体不満足

五体不満足

  • 作者: 乙武 洋匡
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本

沿志奏逢

沿志奏逢

  • アーティスト: Bank Band
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2004/10/20
  • メディア: CD


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CD:フリッパーズギター「three cheers for our side」&「CAMERA TALK」(リマスター) [Music]

旧盤持っているのに、買っちゃった!!


CAMERA TALK(紙ジャケット仕様)

CAMERA TALK(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ピーエスシー
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: CD


いやー、買ってしまいましたよ、フリッパーズギターのリマスター版の「three cheers for our side 〜海に行くつもりじゃなかった」と「カメラトーク」を。というか、もう既に持ってはいるんだけど、思わず「リマスター版」という言葉だけに惹かれてしまった。

で、リマスターでどうなったかっていうを聴いた感じでは、
・シャカシャカ感が若干増えた(特にタンバリンとか)
・今まで気にもしてなかった音がわかった。
ギターのリフがはっきり聞こえる。
ドラムも結構前に出てきている。

ということで、なんかほんのちょっとの変化しか僕の耳ではわかりませんでしたが、なんかリマスター版の方が”今風”というアレンジかな。聞き慣れているというか、聴きやすいというか。聞き慣れているという意味では旧盤の方は死ぬほど聴いているんだけど、ここでの意味は最近の他のアーティストの楽曲のアレンジと比較して聞き慣れているという意味。

僕の中で旧盤では「海に〜」と今回リマスターされなかった「ヘッド博士の世界塔」が好きで「カメラトーク」は全然聴いてなかった。なんでかっていうと、あんまり「恋とマシンガン」とギターポップ版じゃないピコピコしている「カメラ!カメラ!カメラ!」が好きじゃなかった。(超代表曲なんだけど)
あと、「ワイルドワイルドサマー」という曲がいきなりカウントダウンで叫ぶのでいつも聴いててビックリするので(笑)。
でも、今回久々にリマスターで聴いたらめっちゃ好きになって。なんだよ、結構いいやん!!と思ったのですよ。うーん、なんでもっと聴かなかったんだか。

フリッパーズはよく90年代渋谷系でピチカートファイブとよく並ぶわけですが、「カメラトーク」はかなりその傾向にありますねえ。オシャレ度が高く、曲もピチカートっぽい。実は「海に〜」も「ヘッド博士〜」も聴きやすいアルバムではあまりないんだよな。でも、僕はその2つが凄く好きなんだよね。(今はカメラトークも好きだけど)。

というか、「ヘッド博士〜」をリマスターしておくれ!ホント。

ということで、僕も世間もフリッパーズ熱が再熱中です!

【リマスターして欲しいと熱望しているのは、コレ!】
本当、3枚の中では一番名作だと、僕は思う。

ヘッド博士の世界塔

ヘッド博士の世界塔

  • アーティスト: Flipper's Guitar
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: CD


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ライブ:WORLD BEAT 2006@日比谷野外音楽堂 [Live]

日比谷野外音楽堂で行われたWORLD BEAT 2006に行ってきました。登場するのはKONONO No.1、ROVO、渋さ知らズオーケストラ。

入場したらまだ開演ではないので、渋さがサウンドチェック中。でも、本番さながらの音に思わず立ちっぱなしで体揺らして聴いてしまう。そう、このときには既に体にはアルコールが入ってました。すごい気持ちいい。暑過ぎない曇り空。カラッとはしてないけどこれくらいが丁度良い。

まずはじめは、渋さ知らズオーケストラ。久々に聴く。いつものように白塗りと灰色塗りの踊り子が会場の客席のところで踊る踊る。それとともに徐々にメンバーがステージに集まり、ダンサーのさやかさん、ペロちゃんも登場。一気にテンションが上がりまくり!!やっぱ、いつ聴いても楽しいなあ渋さ知らズは。でも今日は比較的おとなしい目だったような・・・。でも凄い楽しめた。 というか、ふんどし男の渡部さんが、「サウンドチェックと、本番が変わらねーんだよ、オレらは。最高のサウンドチェック、聴かせてやるぜ!」に爆笑。

次は、ROVO。渋さのときにはいつもいる勝井さんは渋さは出ずにROVOに専念したよう。まあ、前日がメタモルフォーゼですからねえ・・・。ROVOはゴールデンウィークに野音で聴いて飛ばされたので、これもまた楽しみ。そして今回もかなり飛ばしてきましたよ!!ゆっくりと長い時間で盛り上げて、後半一気にたたき込むツインドラムと勝井さんのバイオリン、そして山本精一さんのギター。グイグイ観客をROVOワールドに引き込んで行きます!指定席のイベントなんだけど、せまい席には居てられず踊りまくりでした。

そしてトリはKONONO No.1。アフリカ・コンゴの親指ピアノグループ。打楽器と親指ピアノのリズムが心地よい。とにかくトランス状態に持って行かれるような同じリズムとビートが繰り返され、その音に任せてユラユラノリノリしていると、もう別世界ですよ。曇り空の東京に太陽を感じた熱さ。民族音楽ヤバい!

そして最後はアンコールでKONONO+渋さ+ROVOの出演でセッション!!これが、また凄いんですわ。もう、体が黙ってられません。興奮のためほとんど何をしていたのかわからないくらい踊ってクラップハンドして揺れて揺れて。野音のベンチに何度も足をぶつけてもそれでも踊り狂ってました!渋さの白塗りダンサーが普通にコノノのメンバーと踊っていたり、ギター持たずに登場する山本精一さんがいたり。収拾つかない中何かいいながら指示?している渋さの不破さん。このシーン、凄いですよ。音楽と踊りって世界共通。人種や言葉なんて関係ないって思えるステージでした。

気づいたときにはもう汗だく・・・。買ったばかりのROVO-Tシャツに着替えて満足のまま終了。 夏のシメライブとしては最高だった〜。

【最高な、サウンドをチェックするなら・・・】
ROVO野音は本当、生で行って欲しいです。

Congotronics

Congotronics

  • アーティスト: Konono No.1
  • 出版社/メーカー: Crammed Discs
  • 発売日: 2005/09/27
  • メディア: CD

LIVE at 日比谷野音 2003.05.05~MAN DRIVE TRANCE SPECIAL~

LIVE at 日比谷野音 2003.05.05~MAN DRIVE TRANCE SPECIAL~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インポート・ミュージック・サービス
  • 発売日: 2003/10/10
  • メディア: CD

渋全

渋全

  • アーティスト: 渋さ知らズ, 上杉清文
  • 出版社/メーカー: エイベックス イオ
  • 発売日: 2006/01/11
  • メディア: CD


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本:恋するたなだ君/藤谷治 [Book]

恋するたなだ君

恋するたなだ君


【あらすじ】
たなだ君は29歳の地図を作る会社で経理をしている独身男性。身長186cm。地図の会社に働いているにも関わらず方向音痴。とても平凡で友達があまりいない。もちろん彼女もいない。
ある日たなだ君は、相棒のカブトムシには死なれ、会社の上司には説教され、好意を持っていた女性にも振られる。気分を変えるべく、古くて小さいけど大好きなサンルーフ付きの愛車でドライブをはじめる。持ち前の方向音痴のため、見知らぬ街に来てしまったたなだ君。元の道を戻ろうとしたとき、光り輝くものが見えた。それは女性の後ろ姿。一気にその姿に惹かれてしまったたなだ君は、一目顔を見ようと暴走を始める。なんとか追いつき、クラクションで女性を振り向かせる。そしてサンルーフからノッポな体を出し女性に手を振る。戸惑った女性は走り出し、ある建物に入って行く。それを見送ったたなだ君。もっと彼女のことが知りたい!そう思ったとき、車は制御を失い、動き出す。そして先ほどの建物とその隣の建物との細い路地に車は突っ込んで行く・・・。
<あらすじここまで>

タイトルだけに惹かれて思わず買ってしまった作品。主人公のたなだ君が、後ろ姿だけで恋をした女性のことが知りたくて追っかけて行き、その追っかけた先で興奮のあまり問題を起こしてしまう。その結果、様々なクセのある人間と出会い、その女性の事を知り、そしてその女性といかに恋をするか?という感じなんだけど、かなりはじけてます、たなだ君。真面目でおとなしい人格なんだけど、もう恋に一直線。そのまっすぐさから思わぬ行動をしてしまうあたりがこの話の読みどころである。

クセのある人間というのが、常に違う名前を言って混乱させる女性が入って行ったビルの2人組の守衛や、常に桃を食べているビルのオーナーの秘書的存在の人物、ゲストルームと呼ばれるどうみても牢屋である部屋に監禁されている愚痴ばかりの男、そしてそのゲストルームを見張るおじいさん、そしてその女性と何らか訳ありな事情のあるビルのオーナー。たなだ君が恋する女性もかなりクセがあり、読んでいるとそのクセに虜になります。

話はドタバタが続く感じなんだけど、最後にたなだ君が敵視していたビルのオーナーと、その女性との関係が、嗚呼、そういうことなんだー。という感じ。まあ、ありがちと言っちゃありがち。
果たしてたなだ君の恋は実るのか実らないのか?その辺は読んで欲しいなあ。

ただちょっと残念なのはこういう収拾の付かなさそうなドタバタ劇を収める方法がちょっと非現実的、SFチックであまりオチとしては好きではなかったなあ。そこまで結構あり得なさそうだけどリアルで続いてきただけに、そこ、そうするかーって感じで解決させてしまったので・・・。まあ、その場面はそうでもしないと乗り切れないんだけど。

たなだ君の一生懸命さがなかなか面白いのでオススメです。


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アート:「若冲と江戸絵画」展@東京国立博物館 [Art/Design]

【関連サイト】
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/

8/19土曜日、混む事覚悟で行って参りました、「若冲と江戸絵画」展。
こんなに江戸絵画に興味がある人がたくさんいるなんて。予想外なところはありました。僕自身、美術素人なんでめちゃくちゃ興味があるわけでもなかったんですが、オススメということで。

さて、早速ですが印象に残った作品を簡単に紹介します。
公式に写真ははてなのFotolifeで紹介されているようです。

【関連サイト】※リンクは外部リンクです。いつかは消えているかも・・・。
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/

■「紅白梅図屏風」作者不明
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060622103036
描かれている梅の数に圧倒されます。飲み込まれそうになります。

■「懸崖飛泉図屏風」円山応挙
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060630113053
この空間の使い方には感心させられました。山の高地の静寂感が感じられます。 この大胆な配置は日本の美術にしか観られないのでは?と勝手に思ってます。

■「白象黒牛図屏風」長沢芦雪
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060628095933
これ、すごい好き。空間に収まりきれない白い象と黒い牛。白い象の上に乗っかる黒いカラス、黒い牛のかたわらに居る白い犬。このコントラストが楽しめます。
特に黒い牛のとこにいる白い犬の表情がめちゃくちゃ可愛い!!携帯の待ち受けにしたいくらい(笑)。 ・・・と思っていたら本当に待ち受け画像があった。(http://jakuchu.jp/)を探すとあります。

■「牡丹孔雀図屏風」長沢芦雪
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060503114952
美しいとしか言いようがありません。牡丹の花の描きこまれた繊細さ、質感が感じられるような羽の描かれ方、美しい青色。

■「雪中松に兎・梅に鴉図屏風」葛蛇玉
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060627095340
墨を全面に塗って、塗っていない白紙の部分で雪を表現しているもの。実物、美しいです。墨の濃淡って(いい意味で)微妙で日本人好きかも。 冬の寒々しさもよく出ています。

■「紫陽花双鶏図」伊藤若冲
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511172337
今にも飛びかかってきそうな力強さが画の中から感じられる素晴らしい作品。羽の一本一本が綿密に書き込まれており作品の造り込みのクオリティの高さを感じられます。 茶系の色合いに鮮やかに表現される鶏の赤さ、花の赤さが力強さを際立たせてます。

■「鳥獣花木図屏風」伊藤若冲
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511101214
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511101158
大物です。そして圧巻です。そしてこれを見ると若冲って凄い!って思わずうなります。ポップなんですよ、配置といい、色使いといい。「紫陽花双鶏図」とがらりと作風が変わるんですが色/配置のセンスの良さは同じですね。今までこの作品を知らなかった自分が勿体無いなあって思いました。

今回じっくり観てみて日本の美感覚についての考え方が変わりました。日本人の美の感覚は素晴らしいです。掠れ、ぼやけ、遠近感、繊細さとシンプルさの同居、空間の使い方、多彩な色使いとモノトーンでの的確な使い分け。

空間の使い方については迫力を出すために逆にキツキツのレイアウトにしたり、山の静寂感を表現するためか大きく余白のある作品もあり、観る側に作者の意図が感じられる作品が多かったです。

あとは色使いは凄いです。葉っぱと花の彩色はその質感に合わせた塗り方でした。
空間の使い方は、作品の中でいくつかの季節を同時に描いている点。空間はつながっているのだが季節が違う。そのコントラストを楽しめます。

美術素人なので感じたままを書かせていただきました。いろいろ蘊蓄言うのもいいんですが、この江戸絵画は魂で感じて欲しい、そんなセンシティブな感じがします。

【開催は8/27まで。ブルータスの特集で知った人も多いのでは?】

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]


伊藤若冲大全

伊藤若冲大全

  • 作者: 伊藤 若冲, 狩野 博幸
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 大型本


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ライブ:FUJI ROCK FESTIVAL06:3日目(7/30) [Live]

【公式サイト】
http://www.fujirockfestival.com/

フジロック3日目。毎年思うんだけど、本当に時間が経つのが早い。しかもかなり良い天気になった。この暑さ、やっぱ夏よねぇ。

■倉橋ヨエコ @ Avalon
http://www.kurahashiyoeko.com/
ヨエコさんの顔はちゃんと見た事がなかったけど、細くて、ちょっと目つきがキツめかもしれないけど美人な人だった。歌声は凄くってノビノビしててよくあんなに高い声だせるなあっと。ピアノの弾きっぷりも格好よく、バンド構成のおかげでかなりポップになってて聴きやすかった。しかし、歌詞はなんかダメな負け犬女節炸裂なんだけど、あれだけさわやかに歌いきられると気にならない。しかし歌詞の内容はカラッと晴れたフジロックには似合わないが(笑)。

■Double Famous @ Orange
http://www.doublefamous.com/
ダブルフェイマスもフェスのたびに聴くなあ。しかも今回はいろんなところで大量登場だったらしいが、時間の都合で最終日のオレンジだけ見に行った。相変わらずいいなあ。ユルく、だけど時にはリズミカルに早めの曲でノる。フジロックのヘブンとかオレンジとかの奥地の環境はダブルフェイマスにピッタリだ。 相変わらず青柳さんのアコーディオンは心地良い。

■Likkle Mai @ Heaven
http://likklemai.jugem.jp/
リクルマイちゃんは、Dry & Heavyのボーカルでダビーな曲で力強く、でもかわいく歌える人。今回はソロで、簡単に言えばDry & Heavyの中の曲の比較的マイちゃんがクローズアップされる綺麗な曲が全般的に行われている感じ。ヘブンで東京エールビールをタラタラ飲みながらゆるゆる見る。ハッピーなんだなあ、マイちゃん。楽しそうに歌ってた。僕も楽しいよ。

■Fishmans @ Heaven
http://www.ribb-on.com/fishmans/

すごい人だった。そう、フィッシュマンズ。これは見ないわけにはいかないでしょう。ボーカルの佐藤君が亡くなってからもう7年。ボーカル無きフィッシュマンズは、たった一人になったメンバの欣ちゃんがドラム、元メンバで今はPolarisの柏原君にサポートメンバがついたカタチでゲストボーカルを迎えて行う。
とにかく欣ちゃんの「佐藤君の曲をフジロックで鳴らしたかった。佐藤君も喜んでくれると思う」という言葉は泣ける。ああ!泣ける〜。
最初は「Go Go Round This World!」で始まり欣ちゃんがドラムたたきながらボーカル。ちょっと佐藤君の歌い方に似てるのか似せているのか、ヘタウマな感じ。そして、初めのボーカルはクラムボンの原田郁子ちゃんで「Weather Report」。ちょっとね、このとき来ちゃったよ。僕、涙が止まりませんでした。もう周りにばれたら恥ずかしいので必死に我慢したけどさ。曲はほぼ原曲のままで郁子ちゃんがボーカルなんてさ、凄いよ。大好きな曲だし。ヤバいです。郁子フィッシュマンズ。そしてまだまだ続く。これまた好きな「感謝(驚)」をbonobosの蔡君が。声、そっくりだし。次はキセルで「In the Flight」。キセルもダブっぽい曲をやるのでこれもうまくはまってた。さかなのpocopenの「SEASON」も独特でよかったし、なんと言っても最後2人がUAで「Walking In The Rhythm」、永積タカシで「ナイトクルージング」。もうね、これは素敵だった。2人は完全に自分のものにしていた。それがよかったんだなあ。 最後に全員で並んでご挨拶。こんなメンツで見られるなんて。フジロック最高です。

■Buffalo Daughter @ White
http://www.buffalodaughter.com/
バッファロー娘、久々にフジロックで見る。しかし、ムーグ山本の叫びも良いけど、もう虜になるのは大野さんの爆裂ベースだなあ。結構前の方で聴いてて、もう体に突き刺さるようなベース音がもうテンションをあげまくってくれた。モチロン、シュガーさんのギターも格好いい。ただ、やっぱりフィッシュマンズで盛り上がりすぎたためか、大盛り上がりではなかった自分が・・・。好きなのに。タワーレコードのインストアで間近に観たときの方がうれしかったかも。

■MOGWAI @ White
http://www.mogwai.co.uk/
グリーンのストロークスの終了時間が早まったためか、すごい人のモグワイ。実は・・・全く聴いた事がありませんでした!すみません・・・。ただ、なんか良さそうだなあという事前情報で行ってしまった感じ。
でも、でも、行って良かった!!なんか、吸い込まれました。ノイジーな中にたまに組み込まれる緩やかな時間。これがモグワイの手法なのかもしれないが。下手すれば立って寝てしまいそうな曲なんだけど、興奮で寝るなんて事はなくただ、ただ感動でした。いやあ、人の多さで見るのを止めようと思ったけど見ておいてよかったなあ。去年のシガーロスの後悔もあったので、見れて良かった。

最後の夜は、みんなでオアシスでご飯食べたり、ビール飲んだり。
一旦みんなはテントに戻って、サロンテントに朝以外でみんなが集合するのははじめて(だったと思う)。
その日は同じ誕生日の2人を誕生祝いで祝ったり、テントの中でタイマー使って低い位置から集合写真を撮ったり。笑顔の絶えない夜で、ああ、音楽だけじゃない素晴らしい友達と笑い続けて過ごせる、そんなフジロック。もう終わってしまうのか・・・。

翌日、寂しさを感じながら、みんなで撤収作業。もうトンボが飛ぶ苗場は秋の様相なんだなあ。これから戻る東京はやっと梅雨も明けて夏本番だっていうのに。都会とは違って暑くてもさらっとしている苗場の夏。


フジロックが夏の全て。

【あと10年たったらなんでもできそうな気がするって?】
でもやっぱりそんなのウソでも、変わらない名盤なのは確か。

空中キャンプ

空中キャンプ

  • アーティスト: フィッシュマンズ, 佐藤伸治
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1996/02/01
  • メディア: CD


東京ピアノ

東京ピアノ

  • アーティスト: 倉橋ヨエコ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: CD


Euphorica

Euphorica

  • アーティスト: Buffalo Daughter, シュガー吉永
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/04/02
  • メディア: CD


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