【#1】告別式に行ってきました。~歌声~ [追悼・本田美奈子さん]
11月9日 午前10時半・朝霞台駅
駅を降りると、珍しいくらいに雲一つなく、とても青く澄んだ空が目に入りました。
池袋駅から急行で約20分、大都会という雰囲気とはほど遠く、吹く風はとても心地よく、空気も、とても澄んでいるように思われました。
今日、ここで38歳という若さで亡くなられた本田美奈子さんのお葬式があるとは思えないほどの すがしがしいまでの悲しい青空でした。
亡くなられた6日は、雨でした。別れを惜しむ悲しみの悔しさの涙雨。
そして、今日の青空、彼女が旅立つには明るい方が良いと思ったのかもしれません。
正直に言って、デビュー当時からの熱烈な大ファンだったといわけではありません。
しかし、「ミスサイゴン」のキム、「レ・ミゼ」のエポ、「フィデラー・オン・ザ・ルーフ」の次女ホ-デル、桑田佳祐。岸谷五朗作品の「クラウディア」など、ミュージカル女優としての彼女をこれからをとても楽しみにしていた一人です。
今年は、レ・ミゼで、いよいよファンテーヌを演じるということで、親友の岩崎宏美さんのあとのファンテーヌをどう演じられるのかをとても楽しみしていました。
そんな矢先の病魔。神は、なんて残酷なことをするのだろうと思いました。
しかし、その後、臍帯血移植も成功し、短い期間ですが退院も許可され、きっと来年には元気な姿で舞台に戻っていらっしゃるのだろうと信じて疑いませんでした。
そんな中で、突然の訃報。正直言って、芸能人の方の訃報で涙したのは、彼女が初めてです。
悲しいという言葉では言い表せないほどのショックでした。
どう考えても若すぎる。こんなに才能のある人を、なんで神は、むげに召されるのか。連日のTV報道でも、キャスターもゲストコメンテータも涙する場面が多く、それほどまでに多くの皆さんに愛され、慕われ、そして、回復を期待されていたのだなと、つくづく思いました。こんなにも、悲しみが共有され、その番組が重く暗くなる光景を、今だかつて見たことがありません。
亡くなった翌日から、彼女の「アメイジング・グレイス」がさかんに流されていました。
とても透明な歌声。なぜアルバムを早く買っておかなかったのだろう。
すぐに、近くのCDショップを2,3件回りましたが、既に売り切れ。入荷未定。そこで、急いで、ネットで注文したのですが、それでも、生産が追いついていないせいか、1週間後くらいの到着とのことでした。
すぐにでも彼女の歌声を手に入れたいと思いました。あれこれネットで検索をしていると、「オリコン」のダウンロードで、入手が可能だということがわかりました。早速、数曲、買い求めました。
「アベマリア」「新世界」「ジュピター」・・・・思った通り、背筋がぞくぞくしてくるような感動を覚えました。今も、これを書きながら、PCからは、彼女の歌声が流れてきています。
その歌声を聴きながら、こんなことを思いました。
短い生の時間を精一杯生き続け、とても苦しみながらも最後まで生きる希望を失うことなく戦った美奈子さん。彼女に比べて、なんて自分は無駄に時間を過ごしているのだろうか・・・・。既に一度、自らの責任から、大切なものを失い、それでもなおだらだらと生きている。はずかしいと思いました。
それぞれの人間に、残された時間がどれだけあるかは、わかりませんが、精一杯生きていかなければ、いけないと、はるかに年下の彼女に教えられた気がしました。
そう思うと、いてもたってもいられなく、たまたま今日の午前中は、特に予定もなく時間が全て空いていたので、思い切って「お別れと感謝」を述べに行こうと思いたちました。
葬儀の朝霞台までは、決して近いところではないのですが、、思いきって行こうと思いました。
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本田美奈子さんが亡くなったとニュースが流れた。 デビューしたときから、可愛いなあと思ってた。 あの、伸びる声で腰を振りながら歌っていた「1986年のマリリン」。 思い切り歌う姿が気持ちよかった。 そして、アイドルからミュージカル女優へと成長。 あの愛らしい顔つきで、か細い体にどれだ…[続く]







はじめまして。
このたびTBさせていただきました。
私も彼女の死によって自分の生きている時間の尊さを感じました。
by ちゃーむす (2005-11-10 21:52)
ミクシイの美奈子さんコミュからお邪魔しました。
彼女の舞台を一度観ようと思っていたのに一度も行けませんでした。
改めて日本の演劇界に多大な損失になったと思います。
彼女の他界で改めて命の尊さを考え直させられました。
ありがとう、そして安らかに……。
by 毛アレルギーの猫好き (2005-11-11 22:25)