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フィッシュストーリー [本]

伊坂幸太郎さんの短編集を読んだ。チルドレン以来二回目だ。

フィッシュストーリー

フィッシュストーリー

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/01/30
  • メディア: 単行本



この短編集には四つの作品が書かれている。
伊坂作品を彩る名脇役たちが巻き込まれる、新たな事件の数々…。(本の帯より)と書いてあるだけあって伊坂作品の過去の登場人物がでてくる。しかもその人達の違う作品でのその後だけじゃなくて過去の話だったりするものもあるから文の所処にこの後○○はこんな人生を送る。なんて感じにつながりを示してあって面白い。
ただこの前の作品を読んでいないことに悔やまれる。あ~、どれとつながっているんだろう。

「動物園のエンジン
深夜の動物園で、毎晩のようにうつ伏せに寝ている謎の男。彼は、動物園に活気をもたらす、「エンジン」のような存在だと言うのだが。(本の帯より)

夜の動物園ってちょっと怖い感じがする。
永沢さんの真意が謎だけどそれを取り巻く人の推理は正解がでている感じがして面白く読めた。永沢さん視点バージョンでこのお話読んでみたいな。

「サクリファイス」
副業の探偵職で訪れた山間の村。行方不明の男を捜すうち、黒澤は古くから続く奇妙な風習に行き当たる。(本の帯より)

重力ピエロに出てくる黒澤さんのアナザーストーリー。大人の友情を感じる作品だった。責任背負っていきるって大変だよな・・・。
最後のおちが笑えたし、心がほっとした。よかったね、花江さん。と多くの人が思った瞬間だろう。

フィッシュストーリー
『僕の小説が魚だとしたら、その風呂敷と尾鰭の大きさに、海の魚も陸に上がって未来を語るに違いない』
「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いているのかよ?」
売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が、時空を超えて奇蹟を起こす。(本の帯より)

かなり時空が越えて前後したので読み終えた後つながりを確認してしまった。凄いつながりかたに驚いた。曲が人に与える影響力ってすごいなぁと思った(笑)自分の言葉も未来に続くのだろうか?

「ポテチ」
ニュートンに遅れること300年。万有引力の法則に気付いた空き巣の青年は、またしても新たな法則と事実を発見する。(本の帯より)

読んだ後、ラストに単純に感動してしまった。今村って純粋でいいやつ。職業は別として…。お母さんは今村が息子でよかったんじゃないかなって思う。またまた黒澤さんがでてきた。今度は本職の方で。重力ピエロを読んでるとより楽しんで読めると思う。
私的にはこの物語が一番気に入りました。すごくスカッとして終わった。
しかしこの物語にでてくる球団の監督許せんな!!

この作品も映画化されているようなのであとでビデオチェックしてみよう。

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