よく生きる① [旅]
正月休みが明けて2010年の日常が始まった一週間前。
「こんな会社辞めてやる!」と悶々していた年末から、「うーん、冷静にうちの会社の事業範囲やら目指すところはいいよな~。やはり辞めずに異動程度の希望を出そう」と、へたれた日常。
少しずつ少しずつ、自分の足元をかみしめつつ、まぎらわせつつ、社会復帰の途についた私。
ほんの一週間という果てしのない時間を経て、また日常の歯車にからめとられる志。
何だかんだ過ぎていく刹那。
砂の上に描いた落書きのように、気にも留めていなかった風の力によってパラパラと散っていく。。
夜は暗い。
冬は朝も暗い。
そして暗いと目が覚めない。
私はぼさっとした顔で車に乗っていた。
羽田空港に伸びるトンネルで時速は80キロを差していた。
連休初日、空港は混んでいた。
出発時刻になっても飛行機は飛ばなかった。
軽く寝て、起きてもまだ羽田だった。
現実に夢オチはなかなか起きないものらしい。
私は高松行きのJALに乗っていた。
「こんな会社辞めてやる!」と悶々していた年末から、「うーん、冷静にうちの会社の事業範囲やら目指すところはいいよな~。やはり辞めずに異動程度の希望を出そう」と、へたれた日常。
少しずつ少しずつ、自分の足元をかみしめつつ、まぎらわせつつ、社会復帰の途についた私。
ほんの一週間という果てしのない時間を経て、また日常の歯車にからめとられる志。
何だかんだ過ぎていく刹那。
砂の上に描いた落書きのように、気にも留めていなかった風の力によってパラパラと散っていく。。
夜は暗い。
冬は朝も暗い。
そして暗いと目が覚めない。
私はぼさっとした顔で車に乗っていた。
羽田空港に伸びるトンネルで時速は80キロを差していた。
連休初日、空港は混んでいた。
出発時刻になっても飛行機は飛ばなかった。
軽く寝て、起きてもまだ羽田だった。
現実に夢オチはなかなか起きないものらしい。
私は高松行きのJALに乗っていた。
年賀状の整理でこんなに笑うとは・・・ [日常]
標記の通り、年賀状の整理をしています。
今年のじゃなくて、すごい古いものを。
年末から粛々と執り行われている大掃除の一環として。
中学時代~高校時代にかけて、あまりにアホな年賀状だらけなので、もう哀しいくらい笑える。
整理する前に優秀作をここに記し、永遠に残す。
~私の印象って何!?編~
(高校友:Cさんより)
アヤコと同じクラスになれて良かったと思った(おかしくて変でおもしろいから。)
(解説:どんだけ奇人変人だよ、私)
~完全に勢い編part1~
(中学友:Kさんより。あまりに面白かったので全文掲載)
“グッチ裕三!”オッス。明けましておめでとう。今年も1年仲良くしてね。 また今度ボーリングに行こうね。こんどはちゃんとマネーを持ってゆくよ。では新学期に。
(解説:冒頭の意味が完全にわからない。秀逸すぎる唐突さ。そして、ボーリングにお金を持ってこなかったのか、こいつ!素晴らしい根性。感服)
~完全に勢い編part2~
(中学友:Kさんより)
ニーハオニーハオ!あけおめっス☆
(解説:冒頭がチャイ語!ちなみにpart1のKさんとは別人です。中学友のクオリティが高すぎる)
~相当シュール編~
(小学友:Iさん)
今年はノストラダムスの大予言の年だけど元気でガンバロウ!ファイトッ!
(解説:1999年ですね。ガンバロウとか、ファイトッとか、なんかシュールだなぁ)
~アホな思い出編part1~
(中学友:Bさんより)
追伸・MST復活!ただちにユニフォームを考えよ!
(解説:中学時代にBさんと結成していたMST(ミニ・スパイ・隊)を復活させましょうよ、という旨。下校時に同級生を尾行して自宅をチェックするという、一歩間違えると犯罪行為になりかねない遊びに興じていた中学時代の甘ずっぱい思い出。アホだなぁ)
~アホな思い出編part2~
(高校友:Eさんより)
去年はアヤコとサンコンごっこができて良かったワ☆ 今年はニコラス・ケイジごっこをやりましょう♪
(解説:幸か不幸か、何が起きていたのか、全く記憶にない)
~感動編~
(高校友:Yさんより。あまりに感動したので全文掲載)
僕はアメリカの軍事行動のことが気になります。こんな戦争が起こっている限り、“明けましておめでとう”なんて言うべきじゃないかもしれない。ごめんなさい。平和な世界になるよう一緒に願っていこう。
(解説:米同時多発テロがあった翌年の正月。ビートルズの曲に触発されているのかもしれない)
振り返ると、年賀状って人が出るなぁと。
真白い四角に載せるヴィジュアルと言葉による表現ですものね。
こんな人々に囲まれて育った私。
今年のじゃなくて、すごい古いものを。
年末から粛々と執り行われている大掃除の一環として。
中学時代~高校時代にかけて、あまりにアホな年賀状だらけなので、もう哀しいくらい笑える。
整理する前に優秀作をここに記し、永遠に残す。
~私の印象って何!?編~
(高校友:Cさんより)
アヤコと同じクラスになれて良かったと思った(おかしくて変でおもしろいから。)
(解説:どんだけ奇人変人だよ、私)
~完全に勢い編part1~
(中学友:Kさんより。あまりに面白かったので全文掲載)
“グッチ裕三!”オッス。明けましておめでとう。今年も1年仲良くしてね。 また今度ボーリングに行こうね。こんどはちゃんとマネーを持ってゆくよ。では新学期に。
(解説:冒頭の意味が完全にわからない。秀逸すぎる唐突さ。そして、ボーリングにお金を持ってこなかったのか、こいつ!素晴らしい根性。感服)
~完全に勢い編part2~
(中学友:Kさんより)
ニーハオニーハオ!あけおめっス☆
(解説:冒頭がチャイ語!ちなみにpart1のKさんとは別人です。中学友のクオリティが高すぎる)
~相当シュール編~
(小学友:Iさん)
今年はノストラダムスの大予言の年だけど元気でガンバロウ!ファイトッ!
(解説:1999年ですね。ガンバロウとか、ファイトッとか、なんかシュールだなぁ)
~アホな思い出編part1~
(中学友:Bさんより)
追伸・MST復活!ただちにユニフォームを考えよ!
(解説:中学時代にBさんと結成していたMST(ミニ・スパイ・隊)を復活させましょうよ、という旨。下校時に同級生を尾行して自宅をチェックするという、一歩間違えると犯罪行為になりかねない遊びに興じていた中学時代の甘ずっぱい思い出。アホだなぁ)
~アホな思い出編part2~
(高校友:Eさんより)
去年はアヤコとサンコンごっこができて良かったワ☆ 今年はニコラス・ケイジごっこをやりましょう♪
(解説:幸か不幸か、何が起きていたのか、全く記憶にない)
~感動編~
(高校友:Yさんより。あまりに感動したので全文掲載)
僕はアメリカの軍事行動のことが気になります。こんな戦争が起こっている限り、“明けましておめでとう”なんて言うべきじゃないかもしれない。ごめんなさい。平和な世界になるよう一緒に願っていこう。
(解説:米同時多発テロがあった翌年の正月。ビートルズの曲に触発されているのかもしれない)
振り返ると、年賀状って人が出るなぁと。
真白い四角に載せるヴィジュアルと言葉による表現ですものね。
こんな人々に囲まれて育った私。
続・Y字路の衝撃!
先ほどY字路の魅力は、90度を切る角度にある!ぐらいのことを言ったけど、魅力はそれだけでなかった!!!!!!!
入口と出口が逆な気がするが、やっと横尾氏が描いたY字路モチーフの絵を見た。
(ちなみに前回書いた展覧会は写真展で、横尾さんはこれらの実地をモデルに絵を描いたらしい)
→http://www.1101.com/yokoo_tamori/y_joro.html
Y字路の魅力は2本(またはそれ以上)の道が同時に目の前に広がっている点!
まさに「岐路」の表象ですな!
道の先に続く世界に対する惑いないし希望、もしくはその反転としての現地点の不安定さないし挑戦心が心地よく私を動揺させる。
深いぜ、Y字路!
思わず「!」を乱用してしまった!!!
入口と出口が逆な気がするが、やっと横尾氏が描いたY字路モチーフの絵を見た。
(ちなみに前回書いた展覧会は写真展で、横尾さんはこれらの実地をモデルに絵を描いたらしい)
→http://www.1101.com/yokoo_tamori/y_joro.html
Y字路の魅力は2本(またはそれ以上)の道が同時に目の前に広がっている点!
まさに「岐路」の表象ですな!
道の先に続く世界に対する惑いないし希望、もしくはその反転としての現地点の不安定さないし挑戦心が心地よく私を動揺させる。
深いぜ、Y字路!
思わず「!」を乱用してしまった!!!
2009年美術館探訪
2010年ももう5日経ってしまいました。
うかうかしていると光陰矢のごとしですな。
今後の方向性を考える上で、まずは現在の立ち位置を把握することが肝要かと。
さすれば現在までの足跡すなわち過去を振り返らんと欲す。
しかるに2009年回顧。
テーマは・・・美術館巡り。
ナント友に触発されてからにわかアート好きになった私だけれど、2009年は結構いろんな展示やらお庭やらを見に行った気がする。
ので、振り返る。
私は何が好きで、何で好きなのかな。
0112:箱根ラリック美術館
0322:電車とバスの博物館
0426:十和田市現代美術館
0502:水戸芸術館「チェ・スーメイ」
0814:兼六園・成巽閣
0814:金沢21世紀美術館「愛についての100の物語」
0902:MOA美術館
1107:西村画廊「横尾忠則 東京のY字路」
1113:有馬温泉 太閤の湯殿館
1114:北野異人館(うろこの館、風見鶏の館)
1114:神戸ビエンナーレ2009
1115:姫路城・好古園
xxxx:東京都庭園美術館「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」
1219:川村美術館「静寂と色彩:月光のアンフラマンス」
1220:フランス大使館「NO MAN'S LAND」
洗いだせたのは15。
こうやって見てみると、展示目的というよりも、“美術館”という空間に行きたいという動機が強かったみたいね。
純粋に展示を目的としていたのは、「横尾忠則 東京のY字路」だけかもしれない。
横尾さんが10数年撮りためてきた東京のY字路が雑居ビルのワンフロアの壁にバーっと並んでいるだけの展覧会。
何がどうってわけでもないんだけど、すごい面白かった。
Y字路がどういう経緯で生まれたのかなんざ知らんけれども、とにかく、直感的にしんどそうな具合にY字路が存在していて。
だってYだよ、Y。
地図上で見たり、はたまた地上だとしても横から見たりしたらば別に何の感慨もなくやり過ごすのかもしれないけど、実際絵としてまじまじと見ると、いやー、しんどそう。
90度を切る不安さっていうのかな。
そういう不安さというか、無理してる感がY字路にはある。
一度Y字路を正面から見てみ。
意外としんどいから。
ちなみにY字路の正面とは、「Y」の字を下から上に見た感じとします(私定義)。
さて、Y字路。
すごい不自然な空間を生み出しているんだけど、うまい具合に住宅に角度をつけて納めたり、自動販売機を置いてみたり、植栽をあしらってみたり、なぜだかどうしてなじんでる。活用してる風。
そういう自然な人為が健気で、美しくて、愛おしくて。
一か所だけだとフーンて見過ごしてしまいそうな空間。
それが四方の壁にバーっと並んでいるの。
圧巻ですね。
次第にどのY字路がタイプか選別してみたりして。
友達の家に泊まりに行ったときに、卒アルを見ながらどの子が一番かっこいいか(orかわいいか)でキャアキャア言う感覚を、まさかY字路に抱くとはつゆ思わず。
卒アルの写真も、だいたいみんな丸い顔して、だいたいみんな二つの眼でこちらを見つめ、だいたいみんな鼻が一つと口を一つ有している点においてまったく同じなのに、好みが分かれる。
みんなほとんど一緒なのに、でも誰ひとりとして同じでない。
それが面白いし、そこに価値があるんですよ、Y字路も。
何気ない街並みのひとコマひとコマが唯一性を持っていて、代替不可能な価値がある、と。
そういうのって見ようとしないと見えないんだよね。
てゆうか、「見える・見えない」というより、「(そう)見る・見ない」と言った方が正しいですな。
Y字路展の振り返りから、我ながら意外な方向に話が展開していったけど、何より、街を観察する、街を収集するという超自己満足的娯楽の素晴らしさを味わえたのがよかったです。
路上観察万歳。
ひとしきり疲れたわん。
うかうかしていると光陰矢のごとしですな。
今後の方向性を考える上で、まずは現在の立ち位置を把握することが肝要かと。
さすれば現在までの足跡すなわち過去を振り返らんと欲す。
しかるに2009年回顧。
テーマは・・・美術館巡り。
ナント友に触発されてからにわかアート好きになった私だけれど、2009年は結構いろんな展示やらお庭やらを見に行った気がする。
ので、振り返る。
私は何が好きで、何で好きなのかな。
0112:箱根ラリック美術館
0322:電車とバスの博物館
0426:十和田市現代美術館
0502:水戸芸術館「チェ・スーメイ」
0814:兼六園・成巽閣
0814:金沢21世紀美術館「愛についての100の物語」
0902:MOA美術館
1107:西村画廊「横尾忠則 東京のY字路」
1113:有馬温泉 太閤の湯殿館
1114:北野異人館(うろこの館、風見鶏の館)
1114:神戸ビエンナーレ2009
1115:姫路城・好古園
xxxx:東京都庭園美術館「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」
1219:川村美術館「静寂と色彩:月光のアンフラマンス」
1220:フランス大使館「NO MAN'S LAND」
洗いだせたのは15。
こうやって見てみると、展示目的というよりも、“美術館”という空間に行きたいという動機が強かったみたいね。
純粋に展示を目的としていたのは、「横尾忠則 東京のY字路」だけかもしれない。
横尾さんが10数年撮りためてきた東京のY字路が雑居ビルのワンフロアの壁にバーっと並んでいるだけの展覧会。
何がどうってわけでもないんだけど、すごい面白かった。
Y字路がどういう経緯で生まれたのかなんざ知らんけれども、とにかく、直感的にしんどそうな具合にY字路が存在していて。
だってYだよ、Y。
地図上で見たり、はたまた地上だとしても横から見たりしたらば別に何の感慨もなくやり過ごすのかもしれないけど、実際絵としてまじまじと見ると、いやー、しんどそう。
90度を切る不安さっていうのかな。
そういう不安さというか、無理してる感がY字路にはある。
一度Y字路を正面から見てみ。
意外としんどいから。
ちなみにY字路の正面とは、「Y」の字を下から上に見た感じとします(私定義)。
さて、Y字路。
すごい不自然な空間を生み出しているんだけど、うまい具合に住宅に角度をつけて納めたり、自動販売機を置いてみたり、植栽をあしらってみたり、なぜだかどうしてなじんでる。活用してる風。
そういう自然な人為が健気で、美しくて、愛おしくて。
一か所だけだとフーンて見過ごしてしまいそうな空間。
それが四方の壁にバーっと並んでいるの。
圧巻ですね。
次第にどのY字路がタイプか選別してみたりして。
友達の家に泊まりに行ったときに、卒アルを見ながらどの子が一番かっこいいか(orかわいいか)でキャアキャア言う感覚を、まさかY字路に抱くとはつゆ思わず。
卒アルの写真も、だいたいみんな丸い顔して、だいたいみんな二つの眼でこちらを見つめ、だいたいみんな鼻が一つと口を一つ有している点においてまったく同じなのに、好みが分かれる。
みんなほとんど一緒なのに、でも誰ひとりとして同じでない。
それが面白いし、そこに価値があるんですよ、Y字路も。
何気ない街並みのひとコマひとコマが唯一性を持っていて、代替不可能な価値がある、と。
そういうのって見ようとしないと見えないんだよね。
てゆうか、「見える・見えない」というより、「(そう)見る・見ない」と言った方が正しいですな。
Y字路展の振り返りから、我ながら意外な方向に話が展開していったけど、何より、街を観察する、街を収集するという超自己満足的娯楽の素晴らしさを味わえたのがよかったです。
路上観察万歳。
ひとしきり疲れたわん。






