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国歌変更に対する国民の意見

 国歌変更に先立ち、多くのカナダ国民がトルドー首相に手紙を送った。そのいくつかは公開され、国歌変更に関する多様な意見を示した。
 首相が「建国150周年の式典では国歌を2か国語バージョンで歌いたい」と述べたのに対し、オンタリオの住民(氏名非公表)はこう訴えた。
「国歌を2か国語バージョンで歌うのは、フランス語を話す国民が一定数いるときだけでいい。そうでなければえこひいきだ。」
 別のオンタリオの住民は、“in all thy sons command”を“in all thy peoples command”に変えるよう提案した。
 数人の人は、“in all thy sons command”を“with all our hearts command”に変えるよう提案した。その理由は、第一に性的に中立であること、第二に次の“With glowing hearts”にうまくつながるからである。
 外国生まれでオンタリオに移住したある人は、従来の歌詞は女性だけでなく移民も除外していると指摘した。
「国歌は“O Canada! our home and native land!”というフレーズで始まる。だが私は外国で生まれ育ったので、私の“native land”は出生国だ。移民たちは同じ問題を抱えていて、現在の歌詞を歌うことは対立を生むことになる。これは、歌詞を“Our home and cherished land”に変えれば解決する。」
 また何人かの人たちは、ロバート・スタンレー・ウィアの原詞の1番ではなく2番を国歌にすれば、あらゆる問題を回避できると提案した。

O Canada! Where pines and maples grow.(おおカナダ、松とカエデが育ち)
Great prairies spread and lordly rivers flow.(平原が広がり気高い川の流れるところ)
How dear to us thy broad domain,(汝が広き領土は何と愛しきことか)
From East to Western Sea,(東から西の海まで)
Thou land of hope for all who toil!(労苦する全ての者の希望の地)
Thou True North, strong and free!(強く自由な真実の北国)
O Canada! O Canada!(おおカナダ、おおカナダ)
O Canada! We stand on guard for thee.(おおカナダ、我らは汝を護るため立つ)
O Canada! We stand on guard for thee.(おおカナダ、我らは汝を護るため立つ)

 2つの世界大戦で祖父やおじたち6人を亡くしたある人は、こう訴えた。
「国家が遺産を踏みつけるのは間違いだ。“in all thy sons command”は軍隊を表しており、それを除去することは、我々のために戦死した人々への敬意がない。」
 マニトバ在住の女性は、国歌はあまりにも長い間女性を除外してきたので“in all of us command”への変更を支持すると述べた。
「カナダ人女性の何人かは、戦争と平和で多大な貢献をした。だから彼女たちは、無視されるべきではない。」
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