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グローブ&メイル紙社説「誰がカナダの価値を決めるのか」 [保守党]

 保守党議員で党首選候補のケリー・リーチは先週、連邦政府が移民申請者に「反カナダの価値」審査をすべきかについて尋ねたアンケートを含む電子メールを支持者に送り、物議をかもした。
 リーチ氏は当然に非難されたが、引き下がらなかった。彼女は「移民申請者に反カナダの価値を審査することには、他宗教・他文化・性的嗜好への不寛容や、女性蔑視、カナダの伝統である個人のあるいは経済的自由への理解の不足が含まれている」と金曜日に語った。
 リーチ氏がアイデンティティ政治をやって、すっかり満足していることは今や明白だ。これは、昨年連邦議会選挙時の女性の地位担当大臣として、人々のため「野蛮な文化」論争の前線を構築したと報告した人と同一人物である。彼女は後に、自分は誤解されたと主張した。だがそうではなかった。彼女に、ムスリム文化と信仰に関する不正確なステロタイプに基づく、ムスリム移民への恐怖を増進する政策を引き起こす意図があったことは明らかだ。
 政治家には、2種類がいる。一つは、権力を獲得するため、移民とテロリズムによって引き起こされる緊張を利用する人たち。それからもう一つは、緊張を認識しその解決を探す人たち。ドナルド・トランプは、前者のグループにいる。リーチ氏は明らかに、彼のグループに加わろうとしている。我が国のため、保守党はこれを拒否しなければならない。
 政府の定義する「カナダの価値」があるという提言には、ぞっとする。この国では新しい市民は、「忠実にカナダの法を遵守し、カナダ市民として任務を果たす」ことを誓う。規定された宗教的または文化的な信条はなく、ただ憲法と法律を尊重し、そしてそうできなかった結果を受け容れる誓いがあるだけである。
 リーチ氏がもて遊んでいるもの-何を信じるべきか、そしてどのように考えるべきかを人々に説く政府-それ自体が反カナダ的である。そう、カナダ人には価値がある。我が国は、カナダの価値が何であるかを説くようにはならない。

(※グローブ&メイル紙は、保守党ひいきの新聞である。)
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