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ケニー前国防相、アルバータ政界に転進か [保守党]

 カナダ保守党次期党首の有力候補であるジェイソン・ケニー前国防大臣が、アルバータ州政治に転進するため夏に連邦政界から身を引くと、CBCテレビが報じた。
 彼はハーパー政権において、多文化主義大臣、市民権・移民・多文化主義大臣、雇用及び社会開発大臣、国防大臣などの要職を歴任。従来自由党を支持するとされてきた移民の間に保守党支持を浸透させ、保守党3選に大きく貢献した。特に、自由党の地盤だったトロント周辺を保守党の地盤に変えることに成功したのは、彼の尽力によるものとされる。彼の資金力は他を圧倒しており、彼のカルガリー・ミッドナポーア選挙区支部は44人の保守党候補に18万3000ドルの資金を分配したという。

 彼はアルバータ進歩保守党の党員で、まずそこの党首となり、そののちワイルドローズ党と合併して新民主党政権を打倒することを志向しているらしい。だが彼の社会保守主義的思想は、中道右派の進歩保守党には拒絶反応をひき起こさせる可能性がある。そのうえここ2度の選挙で彼が右翼のワイルドローズ党を支援したことが、進歩保守党党内で議論を呼んでいる。彼と同様に、連邦政界から天下ってアルバータ進歩保守党党首となり、保守統一を成し遂げようとしたジム・プレンティスが、その手段として策謀を用いたため破滅したことはいまだ記憶に新しいところである。さらにワイルドローズ党も現在内紛を抱えており、保守合同の実現は容易ではない。
 だが何人かの人々は、ハーパー率いるカナダ同盟が(連邦)進歩保守党を吸収合併した2003年の状況に酷似しており、当事者だったケニーはその経験を利用できるという。こうして結成されたカナダ保守党が政権を奪回したのは、その3年後のことだった。
 なおハーパー前首相も、秋に引退すると報じられているが、真偽は定かではない。
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