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トルドー首相「エルボーゲート事件」について謝罪 [自由党]

 トルドー首相は5月19日、保守党院内幹事の腕に掴みかかり、新民主党女性議員を肘で突いた「エルボーゲート事件」について謝罪した。
 連邦議会下院では18日、安楽死幇助を合法化するC-14号法案について採決しようとしてした。連邦最高裁は2015年2月6日、医師の幇助による安楽死を容認し、これを1年以内に法制化するよう要請する判決を出したが、1月にその期限を6月6日に延長した。トルドー首相は、期限が迫っているにもかかわらず、野党保守党と新民主党が意図的に投票を遅延する妨害を行ったので、保守党のゴード・ブラウン院内幹事を催促するためその腕に掴みかかり、その際背後にいた新民主党のルース・エレン・ブロソー議員の胸を肘で突いた。
 新民主党のニキ・アシュトン議員は「議会で今行われていることは、暴力だ」、また新民主党のピーター・ジュリアン議員は「議会での暴力は、決して許されない」と抗議した。緑の党のエリザベス・メイ党首は、議員たちは「エルボーゲート事件」から離れ本来の職務に戻るべきだと呼びかけた。
 トルドー首相は19日、下院で謝罪した。
「私は本当に、誰かを傷つけたり衝撃を与えたりするつもりはなかった。私の行動で誰かが衝撃を受けたなら、私は謝罪する。それは、誰かを傷つける意図ではなかった。」
 議会で野次が飛び交うなか、ジェフ・リーガン議長が「他の議員を手荒に扱うのは、適切ではない」と発言すると、拍手が沸いた。議長はさらに「私は総理が謝罪したと思う」と述べた。
 ようやく沈静化した議会では、C-14号法案の採決が行われ、172対137で可決された。

 トルドー首相はそれから議場を出て、ブリティッシュコロンビア州のクリスティ・クラーク首相とともに記者会見し、駒形丸事件について謝罪した。1914年5月23日、インド人376人(シーク教徒340人、イスラム教徒24人、ヒンズー教徒12人)を乗せた駒形丸がバンクーバー港に入港した。「大英帝国臣民は帝国内を自由に移動できなければならない」と定められていたにもかかわらず、カナダはアジア系移民を締め出すため「移住は直行便で到着する者に限られる」と定めており、2か月後にわずか24人だけに上陸を許可した。残った全員は帰国を強いられたが、カルカッタに到着したとき、大英帝国の官憲が乗客のグルジット・シンを逮捕しようとして発砲し、20人の死者が出た。
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