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穴の開いたコンドームで性交した男性、性的暴行で有罪 [犯罪・事件]

 穴の開いたコンドームを用いてガールフレンドと性交し、妊娠させることによって自分に繋ぎとめようとした男性に、連邦最高裁は3月7日、性的暴行を認定したノバスコシア最高裁判決を支持し、有罪を認定した。
 ノバスコシアに住むクレイグ・ジャレット・ハッチンソン被告は2006年、当時交際していた女性を妊娠させるため、同意なしにピンで穴を開けたコンドームを用いて性交し、妊娠させた。彼女は男性と別れ堕胎手術を受けたが、子宮の感染症に罹った。

 ハッチンソン被告は2009年、ノバスコシア最高裁で性的暴行について無罪の判決を受けた。だがノバスコシア控訴裁は一審判決を覆し、裁判のやり直しを命じた。そしてハッチンソン被告は2回目の裁判で、禁固18ヶ月の有罪判決を受けた。判決文は「検察は、被害者の妊娠は損傷したコンドームが原因だという合理的疑いを超えた証明には至っていないが、不十分なコンドームによって増加される妊娠の危険に、ハッチンソン被告は被害者をさらした」と認定した。
 ハッチンソン被告は、性交それ自体は合意のものであり、性的暴行の認定は不当に重いとして控訴したが、ノバスコシア最高裁は2013年1月、被告の訴えを退けた。
 連邦最高裁は、7人の裁判官全員が性的暴行に同意した。
「被害者の性交への同意について、避妊の措置と、性交それ自体が分離することのできない要素であったことは明白である。」
「被告の詐欺は、被害者の同意を無効にするほどの危険性を伴うものであった。」
「偽装された避妊具による望まない妊娠のリスクは、キャリアであることを告知できないパートナーからのHIV感染のリスクと同様に、重大である。」

 アルバータ大学で刑法を教えるピーター・サンコフ教授は、精神的被害を認定するなら、将来は女性が穴を開けたコンドームによって望まない妊娠をした男性が性的暴行を訴えることになるだろうと述べ、自分は望まなかった妊娠を経験した男性を数多く知っていると語った。
 オタワ大学で法律を教えるエリザベス・シーヒー教授は、望まない妊娠を経験する男性は、望まない妊娠を経験する女性と同程度の被害を示す必要に迫られるだろうが、それは容易なことではないとコメントした。
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