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新民主党、謎の候補について釈明 [2011年下院選]

 新民主党の支持率急上昇に対し、マスコミ各社はいっせいに懐疑的報道を始めた。新民主党は、ケベック新民主党が連邦新民主党との提携を解消し、その後消滅した経緯から、ケベックに支持基盤がない。2008年総選挙において、ケベックで17年ぶり2度目の議席を獲得したことがニュースになったほどである。同党は、ケベックの選挙区で捨て石のような候補を立てたが、最近ケベックで支持率が急上昇したことにより、それらの泡沫候補にも当選の可能性が出てきた。
 ケベックの新民主党候補のうち、十数人が学生である。彼らの多くはフランス語を話さず、地元で全く知られていない。住民の98%がフランス語を話しているベルティエ-マスキノンジュ選挙区のルース・エレン・ブロソー候補は、400キロ離れたオタワにあるカールトン大学構内のパブに勤めている。彼女のマネージャーは、彼女が立候補していることを知らなかった。新聞各社は、彼女にインタビューしようともしなかった。党は彼女が選挙区に入ったかどうか確認もしなかったし、投票日まで半月もない時期に彼女はラスベガスで休暇を過ごしていた。
 選挙区での世論調査の結果は、現職のギ・アンドレ候補(ケベック連合)36%、ルース・エレン・ブロソー候補(新民主党)29%、フランシーヌ・ゴデ候補(自由党)17%、マリ=クロード・ゴデュ候補(保守党)15%と、ブロソー候補にも当選の可能性は十分ありえる状態である。
 ケベックのラジオ局 103.1FM は、ブロソー候補がフランス語のインタビューに出演を依頼されたとき、とても驚いていたようだったと語った。しかし彼女は収録で“Oh oui, yes, yes, je comprends”としか言わなかったため、結局放送はできなかった。局はその後、ブロソー候補と連絡をとることができなくなったという。
 ケベック連合のアンドレ候補は「有権者と対話もできない、選挙区も知らない候補がいるとは、なんと嘆かわしい」と語った。
 新民主党広報のマルク=アンドレ・ビョー氏は、彼女についてこう説明した。
「彼女は興奮して、神経質になっています。彼女のフランス語は、まだ記者会見できる状態にありません。しかしもし彼女が当選することがあれば、フランス語を完璧にする努力は続けていきます。」
 いっぽうレイトン党首は、この件について「私は、我々のチームを誇りに思っている。彼らはあらゆる階層から選りすぐられた、勤勉な人々である」とだけ語った。
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