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ジャン総督退任か [総督]

 3月3日、連邦議会の新しいセッションが召集され、ミカエル・ジャン総督によるスローン・スピーチ(所信表明演説)が朗読された。これは彼女の5度目のスローン・スピーチにあたり、今回が最後になるのではないかとの憶測が流れている。
 2005年9月に就任したジャン総督は、5年の任期が今年切れるが、1度だけ再任することができる。しかしハーパー首相との関係が良好でないため、建国記念日の7月1日までに交代するという見方が強まっている。後任にはイヌイット兄弟団のメアリ・サイモン代表、ジョン・ド・チャストレイン将軍、リック・ハンセン氏らの名前が挙げられている。

 総督の娘たちと首相の息子たちは、ハリントン・レイクの首相別邸でよく遊んだ。総督とロリーン・ハーパー夫人も、ハイキングに行く仲である。しかし総督とハーパー首相との関係は、アンビバレンツなものだと言われている。
 黒人の総督は、オバマ大統領に強い親近感を抱いているが、大統領に招待されたという総督の言葉を、政府は「公式の招待はない」と否定した。2008年の政治危機のとき、ハーパー首相が議会の停会を要請したのを、総督は2時間にも及ぶ会談の後了承した。このとき、首相が総督に圧力をかけたと言われる。これが2009年の議会停会になると、首相が総督官邸を訪問することなく、電話1本で同意を得ている。2009年秋には、「総督は国家元首ではない」という論争が起こり、ハーパー首相もこれに加担した。バンクーバー・オリンピック開会式では、ジャン総督が名前を呼ばれ入場し、2か国語で開会宣言を行ったのに対し、ハーパー首相は名前すら呼ばれず、何の発言もなかった。
 それでも総督の出生国ハイチで大地震が発生したとき、ハーパー首相がいち早く対応しハイチを訪問したことには、総督は深く感謝したという。

 スローン・スピーチが終わったあと、総督はウォルター・ナティンチェック将軍、ウィリアム・スウィーニーRCMP副総監、マージョリー・ルブレトン上院院内総務と握手した後、最後に隣にいたハーパー首相と握手を交わした。
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