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カナダドル、31年ぶりに米ドルと等価に [経済]


 東部時間の2007年9月20日午前10時58分、カナダドルが米ドルと1976年11月25日以来31年ぶりに等価(パリティ)となった。カナダドルが対米ドルで最高値となったのは1957年8月21日(1カナダドル=1.0614 米ドル)で、その後20年かかって徐々に値下がりして1977年に等価となり、その後の20年で値下がりし続けて2002年1月21日には1カナダドル=0.6179米ドルの史上最安値を記録し、その後は上昇に向かった。
 対円レートでも1カナダドル=114.5円は16年ぶりの高値となるが、そのころの1米ドルは125円くらいであった。

 カナダドル高騰の背景には原油価格の上昇、財政黒字とそれに由来する所得税・法人税引下げ検討、バンクーバーオリンピックによる投資などが挙げられる。ハーパー首相は「製造業保護のためカナダドル高を阻止することは間違っている」とコメントし、カナダ銀行も、カナダドル高はアメリカからの輸出品を値下げしインフレ抑制効果があることから、為替市場に介入する意図はなさそうだ。
 いっぽうアメリカは、サブプライム問題、投資ファンド増税法案、追加利下げ観測と日本の利上げ観測による日米金利差縮小などの要因から、欧州・オセアニアの通貨がおしなべて高騰する中、じりじりと値下がりし続けている。

 米ドルの方が金利が高く、多くの店では米ドルが流通するし、口座を持てば米ドル建てで小切手も出せるので、カナダ人で米ドル建て預金を持っている人は非常に多い。ところが今年に入って15%もカナダドルが高騰したので、多額の米ドル建て資産を所有するカナダ人にとってはかえってうれしくない話かも知れない。


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