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風俗事情 (バリ島で見る事情) [インドネシア納得情報]

インドネシア・マーケット情報
by.Arbee

売春はインドネシア国の法律によって禁じられますが、実際には存在しています。政界と財界そして官僚にも深く結びついています。今回は、デンパーサルのIさん(デリバリ風俗の経営者・女性)と接近してお話を聞くことが出来ました。


A:Iさんは、いつからこの事業をやって来ましたか?
I:あれこれ10年間位やって来ました。以前、自分もお客様にサービスをする側でした。
A:ところで、インドネシアでは、知っての通り、法律によって売春が禁じられて、自治体によって、性産業を厳しく取り締まりますが、この事業をやっていて大丈夫ですか?
I:警察官にお金を渡しています。私の場合は、州警察と県警察の方にお金を出しています。そうすれば、当局の手入れがある時は、事前に情報をもらえます。
A:警察は、州警察本部POLDA県警察本部POLRESがありますが、どの部署が風俗などを取り締まるのですか?
I:Unit Judi dan Susila(賭博風俗課)です。なので、賭博風俗課の方にお金を渡せば、内部情報がもらえます。

(注:日本では、このunit Judi dan Susilaは、保安課(風俗・不法就労・賭博担当)に相当する部署です)
A:なるほど。ですから、このような協力体制があるから、バリ島の性産業が維持出来る訳ですね。ところで、バリ島では、性産業の形態はどれ位ありますか?
I:色々です。私がやっているpanggilan(デリバリ)もあれば、サーヌルにあるようなlokalisasi(赤線地帯における店舗型風俗)もあります。これらは、本番(ML:Making Love)を主に扱っています。又、高級スパを装って、裏で、手のサービス(kocok:手コキ)もあります。

(注:本番とは性交渉を意味しています。手コキとは手で行う性行為)
A:いずれにしても事業主は、警察官に賄賂を出さねばならないんですね。
I:そうですね。風俗業界では一般常識です。
A:さて、差し支えなければ、料金体系のことを教えてもらえませんか?
I:私がやっているデリバリサービスは、一回30万ルピア(3000円)です。大体1時間位です。但し、ホテル代はお客さんが負担することになります。こちらが紹介するホテルも出来ます。
A:ちょっと待って下さい。ジャワでは、私が知っている限り、兄弟でも夫婦じゃなければ、時々、同じ部屋に泊まることが出来ないのですが、一体、どんなホテルですか?
I:ショートタイムで使えるホテルがあります。エアコン付きですと6万ルピア位(600円)です。
A:では、3000円の内訳を教えてもらえませんか?
I:私の場合は、女の子に、2000円を絶対に払います。つまり、大体3:7ですね。そして、女の子は、運営費として毎回100円を支払います。私も私の取り分から100円を出します。今、私のところで働いている女の子は、2人いて、一日最低でも4回サービスをしますので、1600円の運営費が集まります。専属のtukang ojek(バイクの運転士)に500円を払って、残りは、1100円ですが、一ヶ月25日営業という計算なので、27500円の運営費が集まりますが、警察官への賄賂は、15000円です。渡す時は、Mc Donaldなどでやりますので、無論私が食事代も負担しますので、トータルは18000円位ですね。
A:ところで、余った9500円は、どうしますか?
I:女の子の部屋代に当てます。
A:なるほど。しかし、腑に落ちないことがあります。売春は違法ですよね。そうすると、売春と麻薬がOKなオランダと違って、広告が出せないんですよね。どうやってお客さんを集めるんですか?
I:それは色々ですね。男はこの世に存在する限り、必ず、私たちの情報を探しています。まずは、タクシーの運転士や、旅行ガイドさんや、ホテルマンに情報を流します。又、一人お客さんを連れてくれる場合、報酬を出します。
A:それは大体いくらですか?
I:500円から1000円位ですね。しかし、私の場合は、旅行ガイドに懲りてます。外国人観光客は、値段が異なります。ローカルの方の倍になりますが、時々、旅行ガイドは、外国人からお金を取りますし、女の子が部屋を出てからも、3000円位お金を要求します。結局は、折角ホテルまで行くのに、ローカルのお客さんと同じことになります。
A:ということは、バリ島のタクシー運転手やホテルボーイは、皆、間接的な風俗の営業
マンでもあるんですね。
I:そうなりますね。
A:さて、新聞では、よく政府の役人が捕まるというニュースがありますが、Iさんのところに、依頼の電話がありましたか?
I:勿論です。バリ島の州・県政府の方々だけではなく、バリ島を訪れる他州の役人さんもあります。
A:値段は同じですか?
I:異なりますね。彼等は、外国人と同じ扱いになります。
A:ところで、ここで働いている女性は、どこから来ていますか?
I:中部ジャワのS市が殆どです。彼女たちは、バリ島に1週間か2週間しか来ていません。その後、S市に戻ります。
A:工場でたとえると、材料の供給が不安定だと収益も不安定になりますが、なぜそのような形になりますか?
I:中部ジャワのS市では、殆ど、店舗型です。従って、経営者と契約で結ばれています。自分のシフトは、店舗の経営者が決めるのです。昼間のシフトに当たってしまう場合、お客さんがゼロに近いので、女の子にとって不都合です。なので、昼間のシフトに当たってしまうと、バリ島に行きます。バリ島では、昼間でも何とかお客さんもいますからね

A:なるほど。
I:もう一つバリ島の特徴があります。私のお客さんは、60%が常連さんで、40%が新規です。常連が多いので、収入の大半を占めています。ジャワ島では、長く風俗をやればやるほど、人気が出て、沢山稼ぐことが出来ますが、バリ島のお客さんは、常に新しい女の子を要求しています。なので、一ヶ月バリ島に連続して滞在すると間違いなく稼げなくなります。 不連続が 売り上げを伸ばしていますね。

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アルビーのコメント:
 
警察学校で教えてた時に、【風俗】を作文のテーマとして出したことがあります。刑事の仕事とマーケットリサーチの仕事とスパイの仕事は似ているところがあります。情報を正確に探すことです。情報を相手から取り出す時は、まず相手の立場に立つことが必要です。【安心】させることが重要です。Maslowの欲求階層説によれば、生理的欲求の次に重要な欲求は、安全です。取調べは、最終的に、反社会的なことを罰すると同時に矯正することが目的なので、情報保有者の友達になる必要があります。そこから、実態に近い情報がもらえます。簡単そうに言えますが、実行するのは難しいです。

ビジネスもそうですね。インドネシアでビジネスがしたければ、まずは、現地の方の視点に立つことです。皆さんは、経営判断をする際に、情報が必要です。情報の信憑性だけではなく、実態に近い情報を得ることが重要です。

バリ島に関する情報は、基本的に
1)バリ島に滞在する日本人
2)バリ島を頻繁に訪れる日本人
3)片言の日本語を話すガイド
などです。

こうして今、インドネシア語の情報を日本語にしていますが、皆さんが何となく知っているけれど、詳細に欠けてるところもあるはずです。インドネシアで何とかしたいのであれば、是非ともインドネシア語(bahasa Indonesia)もトライしてください。必ずや今まで見えて来なかったことが見えてくるでしょう。








 

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by.アルビー(Albertus Prasetyo Heru Nugroho)
インドネシア語講師・通訳翻訳・コンサルタント
HP        http://www.geocities.jp/lakilaki_indonesia/
Email     lakilaki_indonesia@yahoo.co.jp
Mobile   090-9342-2726

 

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