筝-koto- - 森川浩恵
筝-koto-森川浩恵
CD
1disc
発売日:2002-03-21
曲目リスト
| Disc:1 | |
| 1. | 甦る五つの歌 第一章 |
| 2. | 甦る五つの歌 第ニ章 |
| 3. | 甦る五つの歌 第三章 |
| 4. | 甦る五つの歌 第四章 |
| 5. | 甦る五つの歌 第五章 |
| 6. | 風の歌 |
| 7. | 翔き |
| 8. | 鳥のように(オーケストラバージョン) |
聴き所満載
故沢井忠夫の妻、沢井一恵の弟子で、弱冠16歳にして天才的な箏奏者のデビュー作。若々しくエネルギッシュな演奏が耳
心地よく、晦渋さとは無縁の、爽やかな箏を楽しめる。
「甦る五つの歌」は、箏にブルーノートの音列を持ち込んだ
意欲作(沢井忠夫はジャズ経験がある)だが、この曲の新鮮
さ、鮮烈さが奏者によって、また新たに再生された気がする。
まさしく、「甦る歌」になったと言えるだろう。
特筆すべきは、大島ミチルがアレンジした「鳥のように」の
スコアで、過去に沢山行われた、箏とオーケストラの融合の
試みの中でも、最高の成功例の一つと言えるだろう。
はっきり言って、箏とオーケストラとは相性が悪い。それは、
箏という楽器の真骨頂である、「残響の美しさ」を、ストリ
ングスの持続音が打ち消してしまうからなのだが、大島ミチ
ルはその事を実によく知悉しているようで、見事に両者を活
かすアレンジを施している。
最後に演奏について、その若さ青さは敢えて指摘しない。
今の年齢では当然であるし、この年齢でしか出せない良さも
ある。今後長く邦楽界を支えていくであろう彼女の、16歳の
記録として、これはこれで意味があるものだ。
琴を...
琴を『特殊』『めでたい』ではなくピアノが弾けるように、あたりまえの「楽器」として耳にのこす...。その才能がこのCDから匂いたってきます。森川浩恵というひとが基礎にきっと学んだ『古典』の作品を期待しています。宮城道雄先生のものなどを復活させること。
そして今を生きる音楽にしてくれることを待っています。
きっと『森川浩恵』という名前は歴史に残りますよ。
要チェック!!
日本の伝統音楽の生き残る道
「たけしの誰でもピカソ」やCMで、彼女の音楽を聴き琴の持つ「迫力」に気がつきました。日本の伝統音楽を、いつまでも後世に伝えるためには、現代風にアレンジすることも必要なのだと思います。彼女や三味線の吉田兄弟など、伝統的な楽器が一般的に受け入れられ、広まっていくことは喜ばしいです。
今後の彼女の活躍に期待しています。
2006-08-02 03:48
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